活動データ
タイム
15:00
距離
50.2km
上り
3992m
下り
3994m
チェックポイント
活動詳細
もっと見るJ(#゚Д゚)し いつもの… (#゚Д゚) いつもの探索でマンネリ気味ですが、恐ろしく危険な廃林道ですので、覚悟と装備の無い方は来てはいけません。 タヒにたい方はユアウェルカム♪止めませーん( ˘ω˘ ) J(#゚Д゚)し いつでも… (#゚Д゚) ◆序序章◆ 先週はとうとう疲れが溜まって、泊まりどころか2日連続引き篭もりgdgdモード… 流石に今週は山に復帰しなければ…! というわけで、毎度おなじみ逆河内よりお送りしております、忘れられた登山道と遺棄された林道を巡るレポ…(゚∀゚) 今回はヒコーキ尾根取り付き手前の崩壊地(宿から3km)から先、正月に撤退を余儀なくされた崩壊地(同6.5km)を「安全に」越える工作を行い、更に先を目指します。(*゚∀゚)=3 …とは言え、生憎天気が良いのは土曜のみで、日曜は雨の予報…こうなると、土曜の内に行けるところまで探索した後、常宿まで戻っておかなければなりません…落石、崩壊多発のこの廃林道で雨中行軍するほど私は勇者ではありませんので…。少なくとも、勝手知ったる第1別館まで戻らないと我が身の安全を保障できません(´・ω・`) てなわけで、土曜の活動時間を多くするため午前4時に寸又峡温泉に到着しました… …が、駄目! …またしても…駄目! やはりお年の所為か、200kmにも満たない距離でも目が疲れて眠くな~る…( ˘ω˘ ) 結局5時半まで仮眠した後、出発…夜が明けるのも早くなって、あっという間に明るくなる… 右岸林道をチャリチャリ漕いでいたら後ろから釣り人がチャリンコで登ってきてビックリΣ( ゚Д゚)ゲェッ!! 聞けば、逆河内を日帰りで釣り上がるための下見に来たそうで… 私が釣り人だと思って、魚に警戒されないように追いついたそうですw先行者がいると、魚はその後警戒して後続者はからっきしになるそうです。 無想吊橋辺りまで釣り上がったそうですが、過去のブログ等で書かれていた「通らず」が台風等で埋まったため、普通に無想吊橋まで遡行できるそうです♪これは貴重なエスケープ情報です♪ そうなると、いったいどこまで通常遡行で行けるのか?ゴルジュはどうなっているのか?俄然興味が湧いてきました… 釣り人に無想吊橋からの道と、宿の情報を教えて千頭ダムでお別れします。 ◆序-1章:~ヒコーキ尾根手前大崩壊地◆ 「いつもの如く」日向林道を歩いて、9時半近くに第1別館に到着、ロープとアンカー、携行食を持って先に進みます。ヒコーキ尾根手前の大崩壊地で先々週に張っておいたロープに下降用のロープを結んで、崩壊地へと空身で試験下降…ロープの位置も狙い通り、思った通りの地点に下降できましたが、やはり崩壊面の傾斜が壁に近いので、それなりに腕力が必要です…まぁ、ここ以外に崩壊地に下りる場所は無さそう?なので贅沢は言えません… 崩壊地の向こう側に渡れたのを確認して再度ザックを回収して渡る…崩壊地を高巻して下ることも十分可能…というか、確実なんですが、結構なアルバイトを強いられるので、崩壊地の形状が安定している内はロープでの昇降が良さそう… ◆◆警告!!◆◆ このトラロープは私が自分の為に私的に設けたものです! 月日が経つごとにロープの摩耗や劣化が進みますので、このロープが切れて不測の事態に陥っても、私は一切関知いたしませんので、悪しからず。This is 自己責任!! ◆◆渓谷!!◆◆ ◆序-2章:~第2崩壊地◆ とまぁ、今年来年位はこの崩壊地を越えるのが安易になったところで、先に進みます。 ヒコーキ尾根取り付き点への逆河内渡渉ポイント直上のザレを見送って、1月に撤退した第2崩壊地を目指します。途中の小崩壊地は工作無しで突破可能なので、割愛… 11時半に件の崩壊地に相まみえます。宿からまだ6.5km程度ですが、ここまでの落石、押し出しは一々数える気にもなりません。平坦地が1割程度で殆どが落石ゴロゴロや押し出しトラバース…アケ河内までは10km以上あります…嫌になってきたw 取り敢えず、古いロープが掛かっている立木に新しくロープを掛けてドキドキ崩壊地下降…地面をこするロープが頭上に小石の雨を降らせてくれます…ヽ(;´Д`)ノヤメテー 先ほどの崩壊地よりは容易に下りられます♪ 先々月は向こう側の取り付きが無いように思われましたが、堰堤直下の露岩が意外に凹凸が豊富で、高さも人の背程度なので、楽々登り上げて突破成功!やはりロープ一つあるだけで突破能力は格段にあがりますねぇ♪ 因みに、ここは立木が無くなっても崩壊地を下降すれば擂鉢地獄から這い上がれます♪₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ ◆本章:~逆尾根取り付き◆ 漸く未知の道の始まりです。1月半ばに試みた、1548pからの下降ですが、尾根の途中で切り通しになっており、ロープ無しに林道に下りるのは無理な上に、結構な岩棚があるので1548pへの登りも戦略上、意味がなさそうです… 第2崩壊地から約1.5km、第1別館から8kmの支尾根の末端にこの林道最後の宿舎が現れました。 地図にはその記号が表記されていませんが、「見たか、聞いたか、言ったか?」で紹介されたプレハブ宿舎に間違いなさそうです(以後、第4別館と呼びます) 第2,3別館同様、荒れ果てていますが、一番奥の部屋のみ床は多少抜けているものの釣り人の道具やシェラフが掛けられており、雑誌の日付も2014年なので、シーズン中は釣り人は奥地まで入っているのでしょう… というか、釣り人恐るべし!恐らく逆河内から手前の逆尾根を上がって来たのでしょう… なんにせよ、ここを第2の前線基地としましょう!(`・ω・´) …でも今日はここには泊まれないんだなこれが…(´・ω・`) 小屋を出て直ぐに巨石混じりの押し出しで道が塞がれてますが、上を巻けば問題なし… 小屋から300m程進むと滝が出てきます。水量豊富でマイナスイオンを浴びまくり♪ここから先は少なくとも水場が確認できなかったので、アケ河内まで水場が無いと思いましょう。尤も、アケ河内まであと3kmあるかないかですがねw 遠くに?逆尾根の林道末端が見えますが、土砂の押し出しと落石が至る所で邪魔をしてなかなか距離が伸びません… まともな道、というものが存在しないほど荒れ果てているのはこの一帯の峻険さの証拠でしょうか? 滝を過ぎて300m程歩くと、元々は小さな沢だったのでしょうか?林道の擁壁が消滅し、土砂ですり鉢状になっている小崩壊地が現れます。 ここは下を巻いても上を巻いても林道に復帰できますが、かなりのザレザレなので登る際は一苦労しますね… ここから逆尾根取り付きまで延々押し出しが続きますが、ザレが柔らかいので通過は容易いので割愛しますね~♪ 逆尾根取り付き部は道が広くとられており、落石後も無いので法面が安定しており、幕営にも良いかもしれません。尾根を見れば、申し訳程度にトラロープがぶら下がっています。 もう少し延長しても良かったのですが、別に延長しなくても取り付けるので敢えてそのままにしておきます(゚∀゚) 逆河内への下りはしっかり残っており、林業時代は作業道として、今は釣り師と獣の道として機能しているようです。生憎、時間と体力の都合上、本日は逆河内まで下りての探索が出来ないのが残念ですが、この辺りのレポはヤマレコを漁れば見つかりますのでそちらをご参照くださいm(__)m 逆尾根を過ぎて直ぐに押し出しが道を塞ぎますが、ここも烏賊同文w それよりも400m程進んだところで林道が消失しており、およそ10m程?押し出しすら無いヤバイ崩壊地があります。幸い、獣が歩く程度のバンドがわずかに残っているので手前の立木から崩壊地中間の立木にお助けロープを張っておっかなびっくり通過します。崩壊地の後半は「普通の」?押し出しなので「普通に」通過します。 そこを越えて、逆尾根のもう一つの取り付き?の尾根に辿り着きます。ここは切り通しになっており、まともに尾根通しに林道に下りられませんが、林道手前50m?でアケ河内側にザレが林道まで下りているのでそこから林道に復帰できます。 ここの時点で時刻は13時半…第1別館から4時間、工作のロスを除けば3時間半程度なので、帰りの時間は3時間、凡そ16時半に第1別館に戻る算段…残念ですが、ここで本日の探索は終了します。 あと3時間あれば(何事も無ければ)アケ河内まで到達できますが、明日の雨の中、ここまでの悪場を越えるのは危険極まりないので、撤退は止む無し…₍₍(ง´;ω;`)ว⁾⁾チクショウ もう肉眼で二俣尾根が見えるんですが、それより手前、地図で見ると深い谷地形?の辺りでしょうか?ごっそりと山体が林道ごと抉れたように消滅しているのが見えます…(;´Д`)アババババ どうやらあそこがアケ河内への最後の鬼門になりそうな悪寒がががが… アケ河内まであと2km程?あと1度の探索で辿り着くと思いますが、距離的に私の体力では限界な気もします。 …距離だけ見れば、実際の歩きは片道22km程度で余裕じゃね?と思われますが、道の8割9割が落石と押し出しの悪路ですので足への負担は半端ないです…(*´Д`)アフゥ… 薬で痛みを和らげるのも限度がありますのでね…こんなもんですのよ(´・ω・`) ◆終章:宿への帰還と雨中行軍◆ さて…取り敢えず日が暮れる前に第1別館へ帰らなければならないわけですしお寿司、次回の探索に使うであろうロープの残りとアンカーは林道脇にデポして、疲れた体に鞭打って(*´Д`アアンモットォ…)林道を逆行します… 今回限りの林道突破ならロープやら何やらも必要ない場所もあったのですが、今後二俣尾根から寸又に戻る山行をやるかも知れないので、どっちから進んでも突破できるような工作が必要とされたわけですのよ… この疲れた体で宿まで帰ることが出来れば、工作は性交…もとい大成功なので、気を抜かず慎重に、悪場を抜けていきます!(;`・ω・´)=3フンスッ!! 結論として一番苦労したのはやはり最初の大崩壊地(ヒコーキ尾根手前)でしたね… ロープを頼りに登る場所がキツイ!このロープ、9mmトラロープですが、ここはもう1本予備に垂らしておく必要がありそうです… 予定?予想通り3時間掛かって16時半に宿に戻って来ました~も~ヘロヘロ…(;´Д`)ヒーヒーフー 布団を敷いて、食事の用意をしつつゴロゴロしますが、やっぱりハムが攣った~!! ポカリ程度では塩分が足りなかったようで…必死こいてマッサージしながら塩分補給… 歩行距離は兎も角、悪場のアップダウンで足に負担を掛け過ぎました…ちんばを引く一歩手前の怪我持ち貧脚ゆえに2,30km程度で足が生まれたての小鹿状態になりました…こりゃ不味い!(゚A゚;) この状態は翌日休みでなければならないはずですが、明日は雨の中、寸又峡温泉まで帰らなければなりません… 痛み止め増し増しで、足首マッサージを念入りにして夕飯食べて、さっさと寝ます( ˘ω˘ )… 寝…( ˘ω°)… 寝れません…( °ω°; ) 疲れすぎて、眠れない…持参した火を噴く○○画像で時間を潰しつつ、まんじりともせず夜が更けてゆく… 夜中に雉撃ちに起きると予報通り雨が…こういう時は当たらなくてもいいのに…(´・ω・`) 外が明るく?なって窓を開けると雨はシトシトとふりしきる…夕飯の残りを腹に詰め込んで、帰り支度を始めます。 足はガクガクですが、なんとか自立歩行は可能w 登山靴の紐を締めればなんとか行けそうな感じです♪ 8時ちょい過ぎに出発します…靄で霞む中をひょこひょことおぼつかない足取りで歩きます…落石が来たら避ける自信はありませんぞ… 雨混じりでなにやら霙が降って参りましたw山を見ると結構下まで白くなってますね…まぁすぐ融けるとは思いますが、2000m台は積もったかもしれませんね(´ω`)トホホ… 傘を差しつつ歩きますが、如何せん横幅の広い私なので、JOJOに袖が濡れていきます…ザックもびっちょ… スピードは上がらず、3時間掛かって千頭ダムまで帰って来ました…ここからはチャリで早いのですが、雨脚は強くなっているので、傘を差しながらのチャリ…良い子は真似したらいけませんよ~。 寸又峡温泉に着く頃には上から下まで濡れ鼠…「さとう」でおでんと山菜蕎麦を食して一息入れます♪ 既に、「いつものお兄さん」で呼ばれてました…私もう60過ぎよ?嬉しいやら悲しいやらもにょりまする… まだ昼なので、翠紅苑で日帰り温泉に入りましたが…ヌルヌルで湯上り卵肌になったのは良いのですが、ちょっとぬるめなのが残念…江戸っ子は熱い風呂が好みなのでもう少し熱い湯が良かったです。 まぁ、私は江戸っ子じゃぁないんですがね… 温泉にも入ってリラックスしすぎたのか…予想通りなんですが、猛烈に眠くなって…新静岡のSAに入る前に路肩で仮眠したらいつの間にか陽が沈んで真っ暗でしたw …3時間以上眠っていたようです( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 予想通りでした…やはり帰りに温泉は駄目ですね… 来週はアケ河内まで辿り着きたいものですねぇ… 最後まで…読ん…でく…た方…に、圧倒…的…感…を… ………………… ……………… ………… …… ご苦労だった・・・と 言いたいところだが、 君等には消えてもらう。 貴様等は知らんだろうが 我が1000年の闘争は ここで勝利と言う終焉を迎える。 これから貴様等は なんの手助けも受けず、 ただひたすら、タヒぬだけだ。 どこまで もがき苦しむか 見せてもらおう。 タヒ ぬ が よ い 。 終 制作・著作 ━━━━━ ⓃⒽⓀ
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