活動データ
タイム
10:17
距離
15.5km
のぼり
1020m
くだり
1013m
活動詳細
すべて見るこの時期の尾瀬には前から行きたかったが、自分にはまず無理だろうと諦めていた。 めがねふきさんと横山さんのレコを見たらどうしても行きたくなり、検討した結果、戸倉スキー場からアヤメ平のピストンなら何とかなりそうと、天気をチェックしていた! 3月6日の金曜に行こうと準備していたが、風が強く天気は今ひとつ、しかし、土曜なら天気図を見ても良さそうだ!と言うことで、アヤメ平への山行に出かけた。 林道には前日までの新雪が15cm程あり、くるぶしまで沈むがツボ足で富士見下手前の橋まで歩き、積雪も徐々に増してきたのでスノーシューを装着した。 富士見下からの十二曲り・田代原湿原と続く林道歩きは、私には本当に厳しかった。20~30cm程の新雪なのだが、スノーシュウの下には団子がくっ付き、上には重い雪が載り、一歩一歩足を出すのがやっとだった。 ノートレースの雪の上を行くのは大好きだが、この日だけは誰か追いついてくれとずっと願っていたが、何度振り返っても姿は見えなかった。尾根の取りつきの所まで行くのに、当初の予定より1時間は遅く、疲労度は予想以上だった。もしかしたら今回も足が攣り、途中での撤退も有りかと覚悟しつつ尾根の急登を登り始めた。 林道からアヤメ平(1960m)まで高低差は約300m弱、何とかタイムリミットにしている12時までには着きたいと頑張ったが、到着できず振り返ると武尊山が見えた。しかし、この樹林帯を抜ければアヤメ平の南端が見えるはずだがと、重い足を持ち上げて進めると樹林帯を抜け、白樺林の先に白い雪庇の張り出しが。 アヤメ平には当初予定の1時間半をオーバーする6時間を要して到着したため、時間を惜しんでそのままアヤメ平を散策し、昼食休憩を摂るときには1時を過ぎてしまった。 しかし、期待どおりの尾瀬の山々の絶景を独り占めにして、十分堪能することができた。苦労して登ったのでもう少しゆっくりしたかったが、後ろ髪を引かれながら午後1時40分には下山を開始した。 今回の山行は、登りに6時間を要したが下りは3時間だった。
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