「御巣鷹の尾根」慰霊登山2016~大蛇倉山

2016.11.13

活動詳細

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今年、ずっと行けていなかった毎年恒例「御巣鷹の尾根」慰霊登山をやっと実行出来ました。明日限りで冬期閉山になるので、まさにギリギリのタイミングだった訳です。あ、去年は最終日に行ったんだっけ…。 この日はとても天気が良く、また麓では紅葉がきれいでした。ですが「御巣鷹の尾根」駐車場付近では既に紅葉は終わっていて、山は冬の佇まいを見せていました。 「昇魂之碑」前で尾根の管理人の黒沢さんと色々話をして、今は事故機が墜落直前に地面に接触した「U字溝」までリボンのマーキングがされているとのことです。来年は三十三回忌を機に、このルートの登山にトライしてみようかと考えています。

「御巣鷹の尾根」登山口は、ちょうど紅葉が終わったところ。でもまだ葉っぱが色づいた木が少しだけ残っていました。
毎度おなじみの慰霊登山者のカウンターです。私は「761」人目でしたが、いつからの人数なんだろう?
登山道の各所にこんな鐘が設置されています。
そしてスゲノ沢のささやきを聞きながら、いつものように標高を上げていきます。
これは10年位前まで使われていた旧登山道。こちらには「やすらぎの滝」「みかえり峠」と言った名所がありましたが、「やすらぎの滝」は完全に立ち寄れなくなってしまいました。
まず「すげの沢のささやき」の石碑に、軽く一礼します。
そして「すげの沢のささやき」の石碑を超えると、河辺のような急登が続きます。
こんなオーバーハングした岩が出てくると、墜落現場一帯は間もなくです。
そして工事現場で見られるような仮組みの階段を上ると…
このような看板が現れて、いよいよ墜落現場一帯です。
今年もこの「昇魂之碑」に手を合わせました。こんな悲惨なことが二度と起きないように…
そして今年もこの墜落現場を示す碑に一礼します。
谷間を挟んだ向こうに、墜落直前に事故機が接触して形成された「U字溝」が見えます。
「U字溝」をアップで見ます。30年以上経ってもこんな爪痕が残っています。最近になって、あの「U字溝」まで行くルートに、目印のリボンが設置されたとのことです。
そして今回は、事故現場一帯を通過してさらに上を目指します。
事故現場から県境稜線までは、見上げるような急登が続きます。ここが一番キツかったー。
やっとの思いで県境稜線まで上がりました。風が西から吹いているので、稜線に上がるまでは無風でしたが、稜線は冷たい風が吹いていました。
県境稜線を少し登ると、「日航ノ頭」というピークに出ます。これはそこからの景色。
「日航ノ頭」を過ぎると少し暗い森に入ります。ここは倒木が多く、それを何度も乗り越えたりくぐったりでまるで罰ゲームのよう。
再び森の様相が変わって明るくなると、最後の登りになります。
大蛇倉山に到着。
山頂から少し右側に降りた岩場がビューポイント。上野村の方向を見るとどこまでも続き山・山・山…ダム以外は人工物は見えません。
その上野ダムをアップで見ます。この写真の右手前にある木の枝に少し隠れているピークが「御巣鷹山」です。
そして長野県方面に目をやると、こんな雄大な景色が拡がります。
南相木ダムから続く山々、そして八ヶ岳へと続く大パノラマにしばし感動。
南へ視線を移すと、どっしりとした甲斐駒ヶ岳がそびえている。
北へ視線を移すと、私が大好きな浅間山がそびえている。今日は噴煙を上げてない。
南相木村方向も山が続くばかりで、人里はなかなか見えない。こんな寂しいところであんな事故が起きたと思うと、犠牲になった方々は寂しかったんだろうなと感じる。
この大パノラマから離れがたいけど、帰る時間を考えるとそろそろ移動しなきゃ。
往路と同じルートで事故現場の「御巣鷹の尾根」まで下山しました。これはコックピットクルーの石碑、この日はクルーの方のご遺族も登っていらしていたとのことです。
「×岩」のところには群馬県警がこんな石碑を新たに建立していました。
ここは「御巣鷹の尾根」から見る景色で、私が最も好きな景色だ。この山深さは来てみないと分からないでしょう。
こうして今年の「御巣鷹の尾根」登山シーズンは終わりになります。来年は開山早々の季節に来てみたいです。
ちなみにここが「U字溝」への分岐になります。ここから設置されたリボンが3本見えます。このリボンを辿ると「U字溝」を経由して県境稜線まで行けるそうです。
下山後、上野ダムから大蛇倉山を見上げました。その手前に見えるピークが「御巣鷹山」です。
大蛇倉山と御巣鷹山をアップで見てみます。あそこまで登ったんだなーと、したから見ると感慨ひとしお。

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