活動データ
タイム
05:31
距離
6.6km
のぼり
497m
くだり
654m
活動詳細
すべて見る西脇市黒田庄町と丹波市山南町との境界線上の大樅峠から杉原山(598mpk)を経てコブ岩に至る稜線(西脇市黒田庄町門柳)を歩いた。 大樅峠(おおもみとうげ)は西脇市黒田庄町門柳(もんりゅう)の山並みの最奥にあたる峠坂。丹波への近道としてよく利用された。峠を越えた丹波市山南町には「首切地蔵尊」がある。 門柳集落に入ると大樅峠は真正面にいかにも播丹国境の窓といった格好で左側の天徳山(620mpk)、右側からの無名峰(616mpk)からのそれぞれの尾根を結ぶ美しい緑の曲線を描いている。 この峠も今は歩く人はほとんどなく、西脇市側からは林道整備により直下まで行けるが、山南町側からの峠道は薮化し、廃道となっている。 途中のコブ岩登山口近くに1台をデポ。大樅峠直下から少し下った場所に駐車して登り始める。林道は大樅峠直下までコンクリート舗装されているが、勾配が急。四駆でない軽トラでは若干不安なので途中に駐車。 峠は荒れている。踏み跡もほとんどない。 無名峰(616mpk)までは鹿柵に沿って尾根を歩くが荒れていて急登。 サルトリイバラの薮、すごい棘。剪定はさみがなければ到底歩けない。そのため、標準時間の倍以上の時間がかかった。 先日歩いた高山への分岐点からは稜線歩き。 https://yamap.com/activities/5661620 ここからは初めて歩くが想定以上に薮は少なく、快適に歩けた。ただ、案内表示は皆無、マーキングテープもほぼ皆無。径は獣道と心得ておけばいいと思う。稜線上の境界区域標に沿って歩けば道迷いはない。といっても、時々支尾根で判断に迷う箇所もあり、1カ所、間違った。地図、コンパス、yamapは必携。要所要所で確認の必要あり。 稜線上の眺望は皆無。樹間越しにもほとんど眺望はなく、開けた場所はコブ岩手前の切り開きのみ。こんなに眺望のない稜線は初めてだ。 小生は稜線歩きが好きだからいいが、眺望がなければ退屈する人には決してお勧めできないコースだ。小生は、この山を歩き終え、ほとんど人が通らない山を独り占めできた満足感で充実した一日を終えることができた。
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