【番外編】登山の原体験を振り返る(YAMAP登録まで)

2019.08.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 30
休憩時間
1 時間 2
距離
4.7 km
のぼり / くだり
455 / 500 m

活動詳細

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今回は番外編です。 いつもYAMAPで親しくしていただいている(と思い込み、)皆様と少しでも僕のアウトドアの原体験?みたいなものを共有できたら嬉しいと思い、過去の見返さないような写真たちをかき集めてみました📸 下に、人生を振り返りながら、不治の病との戦いの記録を綴ってみました。 他人の人生に付き合いきれる人だけLet's go! ----------------------------------------------- 【生い立ち】 1989年三重県桑名市で生まれました。 東海道五十三次、その手はくわなの焼き蛤で有名な場所です。 これでもどこだかわからん人には、長島スパーランドといえば、やっとあぁなるほどとなる🎢♨️ それでもわからない人には、名古屋らへんといえば解決する場所。 近くには多度山⛰があり、麓の多度大社は絶壁を馬が駆け上る神事で有名。⛩ 育ちは隣町の東員町で、毎日鈴鹿山脈を眺めて登校していました。 特に、鈴鹿セブンの1つである藤原岳⛰は個人的にも信仰対象的な山で、セメント業で削られた△の山肌が冬には真っ白な衣を包み、とても印象的だったのを覚えています。 山容が変わるほど掘削することの良し悪しは別として、記憶に残る山であったことは間違いないです。 いつか必ず登る山です。 地元の祭囃子には、「北は養老の滝の里〜 西に鈴鹿の峰かおる〜」ともあります。 【山の原体験】 家の裏には開発前の森が広がっており、毎日秘密基地やら作りながら、森を駆け回ったり、木に登ったりしていました。🍃 これが原体験でしょうか。 【生物との交信】 中学生の頃はパッとしない生物部に所属していました。 このときに名和昆虫博物館で買った網と三角缶を持っていろんな山へアサギマダラやミドリシジミ、カラスアゲハたちを追いかけに行ったのを覚えています。(山の名前は覚えていない) 特にアサギマダラは僕が一番好きな蝶で、日本列島を縦断、海を渡り台湾にまで飛んでいくほどのパワーを持ったすごい渡り蝶です。🦋 姿も美しく、雨にぬれても飛べるように羽はプラスチックのように半透明な青色(アサギ色)で、屈強にできています。 このため、アサギマダラの羽の裏にマジックでマーキングをして、どこまで飛んだのか調査をすることができます。 愛知県で捕まえたアサギマダラの羽に、「蔵王山」と書かれているのを確認すると、遠くの知らない人と文通をしているみたいで、なんだかジーンと胸が熱くなります。 【お気に入りの山との出会い】 大学時代では京都へ。 ここから写真あります。 銀閣寺を麓に構える大文字山⛰がアパートの近くにあり、気が向けばきのこを探しに登っていました。🍄 ここからの景色が得も言われぬ美しさで、大文字山の火床から眺める京都の街並みには何度も鳥肌が立ったのを覚えています。🌃🌇 あまりにも好きすぎて歌作りました。↓歌 https://youtu.be/zDk7ZWNhHaM 時には、友人に騙されて大文字山に登るつもりが勢い余って如意ヶ嶽⛰を超え、琵琶湖まで歩いたのは辛い良い思い出です。身1つにペットボトル500mlしかなかった、、、 原チャリをGETしてからはサルがおもちゃを得たの如く、市内外を駆け巡り、北は宝ヶ池~鞍馬山⛰(貴船神社で有名)、西は嵐山⛰へ行っていました。 【焚き火心への着火】 このあたりで焚火に目覚め(危険人物)、時には長岡京の西山キャンプ場⛺でテン泊のキャンプファイヤーをしたりしていましたが、もっと近場で火をおこしたい(危険人物)と思い、大文字山から担いで持ってきた薪木を大学の構内で有効活用したりしました。 焚き火で沸かすコーヒーがうまいんだなこれが。と、粋がっていました。☕ 次の日に、同じ場所へ行くと「 許 可 な く 火 気 の 使 用 を 禁 ず 」と立っていた看板は、僕が大学に唯一残した遺産です。(監視対象人物) 【釣りにハマる】 学部を6年かけて卒業したあと(問題人物)、就職し東京へ上京。 当初はスズキを求めて釣り🐟やカメラにハマっていましたが、徐々に都会の釣り環境に嫌気がさし、お台場からも足が遠のき、 ひたすら猫相手にカメラのシャッターを押すだけの日々。📷(ΦωΦ) 【病への感染】 真面目に「登山」をしたのは妻の知り合いに誘われて2017年に百名山の茶臼岳(那須岳)🌋に登った時でした。 ここで見た素晴らしく美しい紅葉は、今でも匂いが思い出せるほど衝撃的で、忘れもしません。 雲の上を歩いているような感覚と、硫黄の香り、茶色の山肌、澄んだ空気に美しい月、、、 この時にはすでに感染していたのだろうと医者が言っていました。 【病の潜伏期間】 2018年の夏に河口湖~美ヶ原⛰へ旅行に行き、1年後の夏には2個目の百名山、筑波山⛰へ。 (両方とも、沢山のアサギマダラに出会う事ができた!) 【難病の発症】 ここらで徐々に登山への気持ちは高ぶっていたのですが、誰かの誘いを受けないと登らない程度の気持ちでした。 決定的だったのは、年末でした。都心からはどこへ旅行にいくにも混雑&予約がいっぱいで、どうしようかと悩んでいた矢先、 青梅の御岳山⛰の宿が空いていたのです。ロープウェイで行った先の「南山荘」は館内が綺麗で、女将がとても丁寧な対応をしてくれ、部屋からは日の出が望めるとても良い宿でした。 次の日に折角だからと、山頂周辺を散策しました。 結局、台風19号の影響で一部の登山道がふさがっていたこともあって、思った以上に歩きまくった&道に迷った結果、朝から何も食べられずものすごい疲労感の中で帰宅することに。 同時に、得も言われぬ達成感に包まれ、このとき遂に「 好 山 病 」を発症してしまいました。 好山病は比較的多くの人に現れる難病で、不治の病(=富士の病)です。 【始まったリハビリ生活】 そして今日に至ります。 2020年が始まってからというもの、毎週1回のリハビリが欠かせない生活となってしまいました。😷 今は、東京都最高峰である雲取山⛰を直近の目標に、都心近郊の山々でリハビリを進めています。 山頂でのコーヒーは間違いなく美味いと今でも粋がっています。☕ --------------------終わり--------------------- 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました! こうして改めて振り返ってみると、自然と山にベクトルが向いていたんだなと実感します。🗻 皆さんの山の思い出と好山病発症のきっかけも聞いてみたいです!

ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) Google MAPにあった!雪をかぶった藤原岳。右の方。この景色よ
Google MAPにあった!雪をかぶった藤原岳。右の方。この景色よ
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 記録に残っている一番古い山の写真。2013年。京都の北の山奥にただひたすら行けるところまで行ったときの写真・・・どこだったか。
記録に残っている一番古い山の写真。2013年。京都の北の山奥にただひたすら行けるところまで行ったときの写真・・・どこだったか。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 鞍馬の鴨川源流
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ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) ここから大文字山特集。火床から眺める夜景は、別格。
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ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) まじで興奮する。
まじで興奮する。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 絶景のところへ、鳶が目の前を通過した奇跡の1枚。
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ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 琵琶湖へ向かう峠。奥が滋賀県。。。ん?山科かな。
琵琶湖へ向かう峠。奥が滋賀県。。。ん?山科かな。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) きのこのこ
きのこのこ
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) きのこ🍄この頃はマントカラカサタケを探してやっきになっていた。
きのこ🍄この頃はマントカラカサタケを探してやっきになっていた。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 長岡京の西山キャンプ場にて。僕以外大企業に行きました・・・。
長岡京の西山キャンプ場にて。僕以外大企業に行きました・・・。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 同じく西山キャンプ場にて完璧な焚き火。こんなことばっかりしていたから、卒業に6年もかかってしまった。
同じく西山キャンプ場にて完璧な焚き火。こんなことばっかりしていたから、卒業に6年もかかってしまった。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 琵琶湖の湖畔でビバークごっこ。
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ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 山では無いけど好きな宝ヶ池の地衣類!!見てこの地衣類!モッサモサ。
山では無いけど好きな宝ヶ池の地衣類!!見てこの地衣類!モッサモサ。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 宝ヶ池その2
宝ヶ池その2
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 小休憩。たしか髪の毛神社の猫たち。
小休憩。たしか髪の毛神社の猫たち。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 嵐山
嵐山
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 釣りにハマった時期の一番の大物。ギリギリブリにならなかったハマチ。
釣りにハマった時期の一番の大物。ギリギリブリにならなかったハマチ。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 京都府北のお気に入りの釣り場。犬熊海水浴場。
京都府北のお気に入りの釣り場。犬熊海水浴場。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 大学を卒業して上京してからは、都内で釣れる場所を探してお台場を徘徊。釣り自体がグレーなんだよね・・・。モヤモヤしながら竿を垂らしていました。
大学を卒業して上京してからは、都内で釣れる場所を探してお台場を徘徊。釣り自体がグレーなんだよね・・・。モヤモヤしながら竿を垂らしていました。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 仕方がないので多摩川へ。ここではニゴイとボラしか釣れなかった。もう都会の釣りはいいや。
仕方がないので多摩川へ。ここではニゴイとボラしか釣れなかった。もう都会の釣りはいいや。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 飛行機からの/^o^\フッジッサーン
飛行機からの/^o^\フッジッサーン
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 小休憩。釣りから離れ、しばらくカメラにハマって、都内を徘徊していました。夜のスカイツリー。
小休憩。釣りから離れ、しばらくカメラにハマって、都内を徘徊していました。夜のスカイツリー。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) ブランク期間・・・。初登場、うちの黒猫プスプス(=^・・^=)
ブランク期間・・・。初登場、うちの黒猫プスプス(=^・・^=)
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 好山病ウイルス漂う茶臼岳。やばくね?これ、やばくね?彩度あげてるけど、目で見た感じはまじでこのレベルだった。
好山病ウイルス漂う茶臼岳。やばくね?これ、やばくね?彩度あげてるけど、目で見た感じはまじでこのレベルだった。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 雲の上を歩いているような気分になれた茶臼岳
雲の上を歩いているような気分になれた茶臼岳
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 茶臼岳の池。なんだっけ。
茶臼岳の池。なんだっけ。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) もういっちょ
もういっちょ
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) もういっちょ、火山です。怖い。
もういっちょ、火山です。怖い。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 茶色の山肌がめちゃくちゃかっこよい。
茶色の山肌がめちゃくちゃかっこよい。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 緑と赤のコントラストが絵画のようでした。
緑と赤のコントラストが絵画のようでした。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 雲の上!プロフ写真に使っています。
雲の上!プロフ写真に使っています。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 小休憩。スキーに行ったときにもんげー人工雪?発射していたのでパシャリ。
小休憩。スキーに行ったときにもんげー人工雪?発射していたのでパシャリ。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 結婚式前の旅行に河口湖~美ヶ原を目指す。カメラの世紀末モード(と勝手に呼んでいる)で撮影した/^o^\フッジッサーン
結婚式前の旅行に河口湖~美ヶ原を目指す。カメラの世紀末モード(と勝手に呼んでいる)で撮影した/^o^\フッジッサーン
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 世紀末モードその2/^o^\フッジッサーン
世紀末モードその2/^o^\フッジッサーン
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) ウェルカムボードに使った写真。
ウェルカムボードに使った写真。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 美ヶ原の狸一家。宿のそばまで来るなんて!
美ヶ原の狸一家。宿のそばまで来るなんて!
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) こんなにだらけきった家畜が他にいるだろうか。どんだけのびのび生きてんだ!美ヶ原の馬たち。
こんなにだらけきった家畜が他にいるだろうか。どんだけのびのび生きてんだ!美ヶ原の馬たち。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 美ヶ原から富士山を覗く。かなり望遠で撮ったやつ。これもプロフィールに使っています。
美ヶ原から富士山を覗く。かなり望遠で撮ったやつ。これもプロフィールに使っています。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 世紀末モード@美ヶ原
世紀末モード@美ヶ原
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂のてっぺんから。ここに至るまでに、登山顔負けのめちゃくちゃな階段が・・・。やはり、高い場所が好きです。
ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂のてっぺんから。ここに至るまでに、登山顔負けのめちゃくちゃな階段が・・・。やはり、高い場所が好きです。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) こちらは尾道。瀬戸内海の山々は美しいグラデーションを生み出します。
こちらは尾道。瀬戸内海の山々は美しいグラデーションを生み出します。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) おまけ。山と猫@尾道
おまけ。山と猫@尾道
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) バーン!だいさん。磐梯山。
桜の季節に。この後、レンタカーを電柱にぶつけて壊しました。
それはともかく、あの山には必ず、登る。
バーン!だいさん。磐梯山。 桜の季節に。この後、レンタカーを電柱にぶつけて壊しました。 それはともかく、あの山には必ず、登る。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) 最後の写真。大好きなアサギマダラ@筑波山。
ここで今年から使える豆知識。白いタオルをブンブン回すと、向こうから積極的に飛んできてくれます。
最後の写真。大好きなアサギマダラ@筑波山。 ここで今年から使える豆知識。白いタオルをブンブン回すと、向こうから積極的に飛んできてくれます。
ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) も一つ、アサギマダラとヤマユリ
も一つ、アサギマダラとヤマユリ

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