活動データ
タイム
22:00
距離
27.9km
のぼり
2651m
くだり
2653m
活動詳細
すべて見る南アの光岳にソロ遠征してきました✨ 当初は易老渡から入り光岳へ行った後、聖岳まで縦走し便ヶ島に下りる2泊3日(予備日1日あり、最大3泊可能)の山行予定で、基本は冬季開放小屋泊予定。小屋までたどり着けないリスクに備えて幕営装備も担いで行く事にしたので、3日分の食料も合わせ20数kgのザック重量😅オモッ ソロ山行はどうしてもオーバースペックになりがちで、久しぶりのフル装備山行に重荷が肩に食い込みます😫 この時期の光岳~聖岳は記録なし、しばらく誰も入山していない様子。天候は高気圧圏内にタイミングよく入るのでこの3日間は好天が期待できます🎵 雪の状況は微妙ですが、今年は暖冬に加え小雪なので、稜線に出れば快適な雪上歩行になるだろうと期待していましたが、2、3日前から寒気が入りしっかり新雪をプレゼントしてくれていました🎁(甘かった🍦) 登山道は易老渡までの林道は2箇所崩落による迂回路があります、林道を歩いていると数回小さい落石がありました、林道歩きも気を抜けません❗ 易老渡から登山道が始まりますが、いきなりルートミスして廃道に入ってしまい、スタートからやらかしてしまいました、通行止めの虎ロープが外れていて、それに気付かず壊れた階段の斜面まで進んでしまい、行き止まりになっていました、引き返して虎ロープを応急処置しておきました、不吉なスタート、、、。😣 標高1600の面平までは雪はありませんが、その先は溶けた雪の再凍結による滑り台のような斜面になります、チェーンスパイクを使用しましたが、しっかり踏み込まないとチェーンスパイクでも滑ります、標高2000から雪も増えてきて、当然ノートレースなので、12爪アイゼンに変えます、特に標高2250ぐらいにある狭い痩せ尾根の急斜面の登下降は雪もしっかり着いているので前爪でしっかり蹴り込まないと滑落する危険があります💦 その先はしばらくツボ足で進みましたが、膝まで踏み抜くようになりワカンを使用、それでも膝下まで踏み抜く箇所も多々あります、楽しくラッセルしながら急登を登りつめ易老岳到着🎵(この時点ではまだ余裕あり👍) ここから光岳まで快適な雪上歩きかと思いきや稜線上もモフモフの雪に覆われラッセルが続きます(ちょっとヤバいかな😓) 特にイザルガ岳までの登山道は凹型地形の急登で左手の斜面が樹林もまばらで、残雪期の様な気候続きで雪崩リスクが高いです、右手の樹林斜面にルートを採った方がいいです💦 また、倒木による迂回やワカンしてても腰まで埋まる踏み抜き等、果てしないラッセル消耗戦に徐々に体力を削られ、時間もかなり厳しくなってきました、イザルガ岳手前で日没を迎え、アーベントロートを眺めながら、焦りながら小屋まで行くか幕営するか迷って、牛歩の如く進んでいると、時々、遠くの木々に光が反射してか明かりが灯っているように見えます(あっ、ヤバイやつや、、、。) 今回はザックの都合上(60Lザックの止水ジッパーが壊れて使用不能😣)、#1ではなく#3相当の寝袋にダウンジャケット、ダウンパンツ、ダウン象足にしたのでやっぱり小屋まで行きたい❗ 気温が徐々に下がる中、汗だくになり光小屋到着(ホントにオアシスや~😂、当然小屋内は生命反応なし) 19時30分到着というあり得ない行程になり(反省点😨)、稜線上の雪の状況と疲労を考慮して明日からの聖岳縦走は即中止の決定(登山計画書も変更の連絡、電波入って良かった)❗ そうと決まれば小屋内はすでに-7℃、全てが凍りつき静寂に包まれるなか、急いで着替え、水を作り、2食分の食料と2日分のウイスキーをやけ食いして、汗で凍りついた装備を寝袋に入れて就寝、、、。 0時頃、尿意をもよおして目が覚めると小屋内はすでに-9℃(あって良かった~光小屋)🏡 ダウンフル装備でギリギリでした。ちなみに外はキレイな星空☆ミ😆 2日目の朝日に浮かぶ富士山はまさに絶景❗ 光岳へは空身で上がり、美しい景色を楽しんできました🎵(ホント来て良かった😁) 光小屋のザックを回収し、そのまま再び易老岳に登り返し下山ルートへ、1泊2日の山行になり、気持ちは軽く、荷物は重くで、不要になった着替えや食料等を担ぎ降ろす切ない帰路、、、👣 林道途中の弁天岩の神社に安全登山を対岸から感謝して無事に下山しました🙏 山中で出会った生命体なし。足跡のみ。雷鳥会いたかったなぁ、、、。 帰りに気付きましたが、芝沢ゲートにつながる道路は3/20まで8時~17時は法面工事のため通行止めになります、12時~13時に一度通行止めは解除されます、行かれる方はお気をつけ下さい、また、近くの遠野郷にある温泉かぐらの湯は現在休業していたので、帰り道にある天竜温泉お清めの湯で疲労を癒して帰りました♨
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