活動データ
タイム
02:53
距離
1.8km
のぼり
309m
くだり
309m
活動詳細
すべて見る(これは今まで以上に日記調独白です、あまり山行レポでないので、あしからず・・・<(_ _)>) 『銚子ヶ口』という鈴鹿10座に数えられる山があるらしい。前からフォロワーさんのレポで、その素晴らしい眺望やシンプルなピストン登山道もいい感じで、今日行こうと決めていた。 いつもの友人を誘って少し早く家をでて車で出発、登山道、天候や気温、若干の雪対策はHPでシュミレーションしていたのだが、八日市インターを超えて下道に入り、永源寺ダムを超えたあたりから、目線をあげると、ちらほら残雪。ここまでは想定どおり。だが、日陰の山間部を走りだしていくと、急に友人が、「凍結してる!」と車のブレーキトラブルを叫び、まさかの事態!ブレーキ制御を信じて祈りつつ、後続車や対向車もなく、何とか停車・・・。それも、偶然退避できたのは、左斜めに道が現れ、砂利が敷き詰められていた大滝神社の鳥居前の参道・・・。 神様の砂利のおかげか?!運よく止まれたようなものだ。危なかった・・・。「これ以上、辞めよう」、と、即断に私も承諾、180度方向転換して、来た道を戻った。 なんてこと・・・。まだ、興奮が消えない。申し訳ないのと、地理気候的に無知な自分の、浅はかな誘いとで、危険に身をさらさせてしまい、落ち込む。凍結情報まで、おもってもなかった。登山雪対策ばかり考えていた私、甘い。運よく無事に事故にならなかったことだけ安堵。 しばし、落ち着いてから、どうするか相談。湖南アルプスも近いが、そういう心づもりで来ていない。あ、まえから気になっていた富士山みたいな山、あそこはどうだろう?友達がソロで登ったり、ホームのようにされてる人が多い、愛されてる山とも聞く。ということで、三上山、別名、近江富士に登ることが決まった。 御上神社を車で通り過ぎ、登山口すぐのところに、駐車場があり、何台も止めれた。表登山口から登る。円錐形の山なので、穏やかな斜面はすぐに終わり、険しい木の根と岩の絡み合う登山道に。低山ながら、登りごたえのある山だ。 登ること、40分、山頂に着く。展望が開ける!眼下に広がる穏やかな冬の晴れ間の景色。琵琶湖が綺麗にみえる・・・。 思えば、想像もしてないことが起きて、ここにいるものだ。呼ばれる山?呼ばれない山というのがあるのだろうか?とにかく、この山は迎え入れてくれて、美味しいお昼ご飯も堪能できた。 用意してきたのは、『鶏醤油たまねぎラーメン』、いつものラーメンにお酢をいれたことで、焼いた鶏ももの脂ジューシー感が締まり、スープにアクセントとなって、旨かった。食事だけは、平和に、体を満たしてくれる。食べれる健康体にも、感謝だ。下りも急坂。丸太階段の、差が大きい。慎重に、木の根ですべらないように、気をつける。無事に降りれて、いつもどおり、15時半には自宅。無事に帰宅、という事実のありがたみを、今日は実感した。 帰宅したら、ついに掴んだ大阪府代表3名、という、息子の夢が叶って個人出場するはずだった、3月末の空手のジュニアオリンピック全国中学生選抜大会の中止決定の知らせ・・・。愕然。時勢が時勢、仕方ないとはいえ、夢を現実にした舞台が奪われるなんて・・・ほんと酷だ。長年、サポートしてくれた周りまでも、この思いを察してくれた。 まさかの、いろいろなことがある、このご時世。コロナで、どこまでいくかわからない不気味な深みもある。 でも、変わらないのは家族の絆と、それぞれが、好きなこと。 「また、がんばるわ、それしかないやろ」といって、立ち上がる息子の後ろ姿に、私が泣けてくる。 目が輝く時間、それは、どんなことが起きても消えない。それをお互いに、ずっと尊重して、応援しあいたいものだ。
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