Hi Wind！雪が舞う

さぁさぁ、膝イタタ完治したから四ツ岳へ行こう！ 睡眠欲よりも山欲が勝った気持ちが逸ったせいで殆ど寝ずに集合予定時刻一時間前に平湯キャンプ場に到着すると既に全国区な車両ナンバーのクルマ十数台。大勢のツワモノ山スキーヤー達が四ツ岳と大崩山に入山しているようだ。 闇のスタートを経て、のっけの尾根取付に難儀しプチ滑落（痛）有難いシッカリしたトレースに導かれ、うっかり大崩山ルートに乗ってしまった。軌道修正し渡渉ポイントでストックをうっかり落としてもうたっ。命名〝うっかり八兵衛〟(爆) そんな序盤のミスティクは忘れ山域の自然観察と絶景を愉しみながらピークを目指した。森林限界に差し当たった処から爆風状態。そして、恋じゃなく故意の遭遇land-raider氏と暫し談笑。腹抱えて笑うネタで盛り上がった。スキーを脱がずにB地区を制した彼に勇気を頂き、肖って爆風に負けず我等も行こかっ！ ピーク直下のハーフパイプ状ルンゼで再びプチ滑落(痛)　バキッ！とココロが折れて此処で止めて帰ろうかと思うも、意地のアイゼンツボアシでピークハント成功(膝イタタッ…未完治) どうやら我等が本日ラストのようだ。急がず急かさず山域全体を舐め廻すように楽しんで滑走。のんびりし過ぎたぜ…。荒れた滑走痕の雪が硬くなり最後の尾根はデラ掛け無事下山。 ※とても悲しい心残り…爆風下で滑走準備していたところで中学時代から愛用していたスクレイパーが木の葉のように舞って山に奉納してしまった。なんともいえない喪失感。〝終わり良ければ総て良し〟だろうが、翌日になっても気持ちが晴れない。その憂さ晴らしを次回の山行で果たそうぢゃないかっ(;'∀')v 【お天気】快晴・強風・下界の高山市はれ曇・気温12℃/-1℃・日の出6:52/日没17:18 【アクセス】平湯キャンプ場P・除雪済・約20台可 【コース状況】ピーク直下のルンゼだけアイスバーン。 ※気象コンディション次第で目まぐるしく変化する冬季。行程計画、装備万全に。