登山ガイド試験ドキュメンタリー第3弾【安全管理技術】

今回の試験は御殿場にて一泊二日。安全管理技術はステージI、ステージII共通の検定。 Iが11名、IIが5名の合計16名だったと記憶している。平均年齢40歳〜43歳？男女比率14:2 思ったより若い人が多かった。 今回も参加者は3つに分けられワタクシは3班所属。3班には前回一緒だった真理子、あだち充が描いてそうなお目目パッチリ女子、蒜山ガイドのお祭り男にシュワルツェネッガー似のイカつい男性と個性豊かな人らが揃っていた。 試験内容は初日・二日目とも主にロープワーク。自然ガイドやステージIの人らにとって最難関検定とか言ってたけど、ワタクシにとっては自然解説やら草木花鳥の説明やらの方がよっぽど脅威である。 検定開始直後からあれ結べこれ結べといろいろやらされるが「顧客をロープ使ってトラバースさせろ。中間支点を1箇所作成するんだぞ」と「緊急事態発生、10分以内にツェルトを設置セヨ」」がロープの解釈の意味合いが広く、ギア制限数あったのでやや頭を使った。 インターネッツにはトラッカーズヒッチだとかが紹介されてたけどそんな高度な結びはワタクシは出来ないので次のように仕上げた。⚠️横方向固定もツェルトも仕掛けは同じ。 ・立木にクローブヒッチで直巻き→ボーラインで固定→末端処理ダブルオーバーハンドノット ・終点はガースヒッチ&カラビナ→クレムハイスト設置後折り返してロープをカチカチビンビンに張る→ミュールノットで固定、オーバーハンドノットで締め上げる 朝倉南もシュワちゃんもみんなイオナズン・ベギラゴン使ってんのにワタクシだけメラ・ヒャドで戦ってるようなもんだ(T . T)ギア制限無ければもっと速く張ってあげられるのに。 けど早く確実にできればそれで良いと言ってくれたのでまぁヨシとしときましょ。 検定終わって次の準備。ビーコンの練習しなきゃだ。最新鋭ビーコンを貸して貰うために国際マウテン・ナース様に連絡。 「これこれこうなのでビーコン貸してつか。今静岡出たとこやから明日取りに行くわー。てか明日キミは何してんの？」 「紅ノ峰に行きたいねんけど。ビレイヤーいないのよね・・」 なんとまぁ⤴️見事な交渉術じゃないか。やり手ビジネスマンのようだ。今度から島耕作子と呼んであげよう 「やります。いや、やらせて頂きます」 紅ノ峰へ向かい、アクセルを踏み込んだ