活動データ
タイム
05:06
距離
5.8km
のぼり
238m
くだり
720m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る岐阜県の高鷲スノーパーク山頂駅から、登山を開始して、大日ヶ岳に登ってきました。そして、下山は山頂駅までおりてきて、そこから持参したスキーで約4キロを一気に滑降。登山と今年初スキーをダブルで楽しんできました。 前夜に一年ぶりとなるスキーをひっぱりだしワックスを掛け、出発は大荷物を持って、早朝新大阪駅から電車で。JR新快速で米原~大垣~岐阜駅。馬力だけがプチ自慢の私は、スキー板、ブーツ、登山ザック、そして中にはラーメン山飯道具一式(笑)いれて、それをぜーんぶ持って電車ではるばる岐阜駅へ。そこで山友さんにピックアップしてもらい、高鷲スノーパークへ。 以前スキーレンタルのため並ぶこと1時間以上の悲惨な目にあったことから、スキー一式はゲレンデに行くときは常に持参、なので今回も遠方だけどレンタルは考えず、がんばって持ち込みました。それが功を奏して、チケット販売もゴンドラ待ちもすんなり。すべて予定どおり!しかし・・そんなウキウキ気分でゴンドラに乗車した瞬間、何気に、横の山友さんの両手がふさがった荷物をみて「あっ!ブーツわすれた!センターハウス(>_<)!!」と、まさかの大ボケ・・・!しばし思案したあげく、ゴンドラをひとりでそのまま乗って降り、置き忘れブーツを取ってきて再び乗車´д` ;)。なんて時間のロス・・・!でも理解ある温情をいただいて、そのまま乗せていただいたスノーパークにはほんとに感謝!! こんなアクシデントで時間をとったものの、天気は超・快晴。チェーンスパイクを着けてゴンドラ山頂駅からようやく登山開始。昨晩に降ったらしいふかふかの雪を踏みしめて、美しい冬の晴れ間のなか、大日が岳へ。ピークを越えると、つぎのピーク、そして歩くこと1時間ちょっと、やっと到着の大日が岳山頂!そこは360度の大展望!! 真っ白に雪をかぶった白山連峰、荒島岳、遠くに、木曽の御岳、乗鞍岳も・・・。息を飲む景色が開けてました。 717年(養老元年)に、泰澄上人が大日如来を山頂に祀り開山したと伝えられているこの山は、山頂に如来像が。日本二百名山にも選定されていて、外国の方がドローンを飛ばしていたり、登山者も何人もすれちがう人気の山。思いがけず、こんなところ来れた感激にしばし酔いしれて、白い世界に長いこと見とれてました。 山頂ご飯は、『鶏ゆず塩ラーメン』♪自宅で、焼いて酒蒸しした鶏モモ肉をラーメンに乗せ、ネギとゆず、メンマをトッピング。雪上の熱々ラーメンは絶品♪食後は、山友さん持参のぜんざいにお餅を入れて。これまた旨い!塩辛いものと甘いもの最強コースで、時間をわすれ、気付けば、そろそろ下山準備しなきゃ、という時間。 西日が稜線を照らし、美しく影をつくり、太陽光はどの時間も、自然の最大の魅力を引き出してくれる魔法みたい。生まれる影が、山の表情を豊かに、さっき撮ったはずの同じ場所の写真も、まったく違う景色に変えて見せる。これまた、シャッターが止まらない。雪原の色も、西日に照らされて優しい色合いに・・・。空は群青色から夕暮れに近づき、ふかふか足を落としていく足場も、しっかりグレーの影ができていく。 こんな景色の変化で、時間の訪れの早さを実感させられる。 下山は、ワカン初体験!山友さんから貸してもらい、それで下山したのだが、足の倍以上の面積を浅く踏めることから、まるでスタンプを押していくように雪を圧雪して降りれて、妙な快感♪厚かましく、たくさんの雪を押して歩く。こんな感覚なんだな、と、机上の想像を超えてて、なんでも体験が必要だな、とこれまた実感。 雪を踏み降りることも楽しみつつ、雪山登山に別れを告げて、ゴンドラ山頂駅にようやく到着。ゆっくりしすぎて遅くなってしまったことから、スキー場のスタッフさんと一緒に降りることに。初スキー板と、お騒がせなブーツを装着、ザックの重さを背に感じながらも、風切るスピード感、あぁ、ひさしぶり~~!!たのし~い(≧∇≦)!! 大好きなスキーをつかの間だけど、目いっぱい楽しみ、エッジを使う時の大腿筋の張りに久しぶりな新鮮さを感じながら、一気に滑降。時間が遅かったのでゲレンデはほぼ貸し切り(^^;) センターハウスに到着するとゲレンデ整備の重機が動き始めました。遅くなってスミマセン・・・。 私は独身時代、本場の雪とゲレンデでスキーがしたくてウィスラーに行ってしまった程のスキー愛好家。大好きなスキーと愛しい登山を組み合わせることができるなんて思ってもいなかったので、今日はとびきりの至福の時間。山友さん、ありがとう! 遠出もした甲斐があって、またひとつ、自分の山行の可能性の扉が開いた一日でした。
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