西毛無山996P

2020.02.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 46
休憩時間
1 時間 19
距離
2.7 km
のぼり / くだり
322 / 324 m
3 46

活動詳細

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 昨日の雨で毛無山方面に雪が積もったことを期待したのですが、結果的に残雪の薮漕ぎとなりました。今日は西毛無山からの下山ルートに良く通過目標とされるピークより南にある996ピークへ行ってきました。雪が少なくて薮がきびしいため、西毛無山へ縦走するのは諦め次回に西毛無山へ行った時に備えたルート調査としました。  昼になると浅い雪が緩んで、急な斜面では雪の全層が雪の重みで下向きに揃った薮の上を滑って滑落の危険がありました。残雪の低山で滑落する事故のニュースを聞いても、どのような原因なのか推察できませんでしたが、これで体験できました。この現象は残雪期の高山でもアプローチに薮を行く場合や山スキーで体験してきた訳ですが、低山では特に雪の緩みがひどく、且つピッケルを持っていないケースが多いため、止まれずスピードが付くと骨折などの重症につながるのです。ストックでは滑落に無力です。  曲がり笹の上の雪がブロック滑りを起こす傾斜は40度程度であることが判明しました。等高線間隔を見て、そういう地帯のあるルートは避けるべきです。  尚「ゆりかごの小径」という森林セラピーの区域が駐車場の近くにあり、許可なく入らないよう看板がありました。そのため沢を隔てた隣の尾根斜面を登り、施設より十分上と思われる地点で沢を渡って996Pを目指しました。そのためルートファインディング・危険生物対策・スノーシュー脱着および沢斜面の急登に体力と神経を使ってしまいました。前回は毛無山冬道を登って快適でしたので、今後はもっと北側を通るようにしようと思います。

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