妖怪 雪山チキンBBA:3度目にしてやっとオキノ耳(谷川岳)

2020.02.15(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 3
休憩時間
1 時間 56
距離
6.7 km
のぼり / くだり
877 / 873 m

活動詳細

すべて見る

💭前置き… 先週末は「嫁のビビリスイッチ」が入り天狗岳敗退。今回は、初めて雪山登った黒斑山からやり直す予定でしたが、意外にも谷川岳の方が天気良いじゃん!! って事で、嫁も冬期に一度行ったことのある谷川岳へ(怖い…って連発してましたがww) 🗺コースは… ロープウェイ〜天神平〜天神尾根〜トマノ耳 (ピストン) 自分は前回・前々回、嫁は前回オキノ耳まで行けなかったので、今回こそは行きたい! ⚠️注意点など… ・慎重に行けば危険箇所はありません。 (雪山なので、注意すべき箇所は沢山有り) ・一箇所だけ避難小屋近くにロープ場があります(ロープが雪に埋まっている時もありますが…) ・最終ロープウェイの時間には要注意。 (ダメだと思ったら引き返す勇気を) ⭕️まとめ 前回嫁が登った時との大きな違いは、ストックでは無くピッケルを終始使っていたって事ですかねー。 嫁の場合、ストックだと両手が塞がり邪魔になりパニックになります💧 あとは、下山時に気温が若干高めになりシャバ雪に足を取られて嫁は何度も尻付いてました… やっぱり「慣れるより慣れろ!」の精神で慣れるしか無いんですかね〜 ⚠️教訓… ・ピッケルはストックと同じ様に扱うな (嫁はストックに便りすぎ) ・滑って転んでもお尻はつかない事 (滑って止まらなくなります) ・厳冬期の発汗し過ぎは命取りに (冷えたら最後です) ・ザックへのギア固定はしっかりと (引っ掛けて転びます) 🕛以下詳細(毎回珍道中なので長文です) 🏠出発は… ロープウェイが8時30分始発なので、トレース泥棒の確信犯狙いで、8時過ぎ着予定で4時45分に出発を予定していました。(もちろん出たのは嫁のモタモタで5時過ぎ) 🚘… 高速は前回同様、鶴ヶ島付近で冬の関越道名物スキー客の渋滞にハマりましたが、8時30分前にはなんとか到着✨ 🅿️駐車場は… ロープウェイのベースプラザに余裕で止められました。早朝着いた場合は1階のみ空いていて料金後払いになりますが、今回はオープン後に到着したので前払いで2階より上に止めました。(奇数階に駐車場内トイレあり) 1️⃣ロープウェイ チケットカウンターはベースプラザの6階。車の場合はエレベーターで、バスの場合は到着口がそのまま6階です。ロープウェイは8時30分スタートで、チケットは少し前から販売されます。(モンベルの会員証使って100円割引) チケットカウンター手前で登山届けを提出。(届けの半券は切り取って下山後に提出)乗り場は最上階になります。 いつも通りロープウェイ乗って山頂駅へ行き最後のトイレ(山頂駅に最後のトイレあります) 気温5度位だったかな?。予報もそうでしたが、着いてすぐ思った事は今日寒く無い!! 2️⃣天神平駅〜熊穴沢避難小屋 ゲレンデ脇の最初の急登で茹だりそうだったのでハードシェルはザックへ(ベース+フリース) 嫁は練習兼ねてピッケル、自分はストックで最初の難所である急登を登り、熊穴沢避難小屋まで… 前回は初っ端の登りで、息切れ&滝の様な汗で自分がヘロヘロになりましたが、今回はそこそこ行けました✨(幸先良い感じ) 小屋の埋もれ具合を確認して、水分と糖分摂取して先に進みます〜 この時点で発汗がやばかったですけど、気温と風が穏やかだったので、乾かしながら登ります〜。 3️⃣熊穴沢避難小屋〜天狗の止まり場 この辺はお馴染みの登りっぱなしコース。稜線に出て風も若干吹いてきて心地よい長いをただただ登り続けます。 天狗の止まり場に到着した頃から、少し風が強くなってきたので念のためハードシェル着込みました。(ベース+フリース+ハードシェル) 4️⃣天狗の止まり場〜天使のザンゲ岩 ここら辺からは若干風が強くなり、冷えそうだったので、まともに休憩もしなかったので自分がペースダウン。 嫁が退屈そうだったので 自分「先に歩いて良いよ…」 嫁「わかったぁ〜先に歩いてるねー」 と言い残し一瞬にして置いて行かれました😭 ビビリスイッチさえ入らなければヤツの脚は最強です(笑)今迄のビビリスイッチでの敗退を全てチャラにする位の勢いで、久々に超健脚を見せつけられました😭😭(倍返しされましたw) 嫁を待たせて冷えちゃうのも悪いので、自分的にはかなり頑張りましたが、まあいつも通りノロノロ(笑)自分が天使のザンゲ岩に到着した時には、風を凌げる場所で嫁は休憩してました😭 4️⃣天使のザンゲ岩〜肩の小屋 ここから先がラストスパート。 ザンゲ岩から、肩の小屋と道標は見えないんで、いつも不安になるんですよねー(笑) (あの急登がいつまで続くんだぁ〜って) 一歩づつ登り、道標が見えたらあと少し!気合で登り続け、肩の小屋まで。 5️⃣肩の小屋〜トマノ耳 小屋からは叔父の形見のピッケルに持ち替えてトマノ耳まで。自分が会う前に他界しているので会った事は無いんですけど、長身だった叔父。もちろんピッケルも長い…(わかっちゃいたけど、長いし重いし使いづらい😭) 長過ぎて谷川位しか使える場所無いだろうって事で、最後は叔父のピッケルと一緒に登りました。 ここは一昨年嫁と登っているので、若干風が吹いてましたが、大丈夫だろうと判断。雪はカチカチでガリガリ君状態でしたが、何なりと登頂。 サラッと写真撮って次へ。 自分「今日はオキノ耳行くよ」 嫁「えっ…?」 嫁「行けるかわからないよ!」 自分「コースも見えてるし大丈夫でしょ?」 嫁「……(何故か中指を立てられる🖕)」 (トマからの下りが怖いらしい) 自分「んじゃ行くよ〜」 グタグタ聞いてもビビるだけなので、とりあえず歩き始めました(ダメなら引き返せる距離なので…) トマノ耳から降りてすぐの所で、前から来た女性とすれ違いざまに。 (自分と嫁:あれっ?) 女性も振り返り (女性:あれっ?) そうなんです前週の日曜日に天狗岳の駐車場で隣にいたご夫婦。(黒百合ヒュッテで食事した時に横に座ってた方でしたww) その時に、少しお話しさせて頂いたのを覚えてくれていた様です(笑) まさかの偶然(笑) その後、旦那さんも来て少しだけお話しさせて頂きました(本当に凄い偶然) あまり長い時間足止めしても、申し訳無いので「またどこかの山で会った時はお願いします〜」と言い残し、オキノ耳へ。 (お名前位は聞いておけば良かったとすごく後悔) 6️⃣トマノ耳〜オキノ耳 ここから先(短時間)ですが、自分も初ですが、コース自体はトマノ耳から見渡せるので特に問題も無く、短い尾根歩いてトマノ耳へ。 チキンはビビリ入ってノロノロ気味(笑) 山頂の標識はYAMAPや他SNSでの投稿通りで、かなり雪に埋まってました。 3回目にしてやっと来たオキノ耳。 (1回目)初の雪山でヘロヘロになり無理。 (2回目)一緒に行ったメンツがヘロヘロで無理 トマノ耳からたいした距離もないですが、自分は叔父の形見のピッケルと登って感無量!敗退続きの嫁は登頂できて感無量(笑)ここで感動しても仕方ないので、下山まで感動を取っておいて、そのまま肩の小屋まで。 7️⃣肩の小屋(昼食) 小屋の入り口側は風が遮られていたので、ここで昼食。インスタント&乾物系のご飯食べて嫁恐怖の下山へ。 8️⃣肩の小屋〜天使の…〜天狗の…熊穴沢避難小屋 帰る頃には気温も高くなり雪はシャバシャバ。お尻が重いのか嫁は何度も尻もちつきながら、とりあえず天使のザンゲ岩まで。 毎回そうなんですけど、嫁はストックやらピッケルをザックに固定するのが下手なので、途中でザックから擦り落ちてきちゃうんです。しかも今回はアウターグローブのリーシュもブラブラで、今にも歩いている足のアイゼンに引っかかりそうな感じ。 途中で止まる様に促して直すも、毎回山登る度に注意されてるので嫁もご機嫌斜め。痛い思いしないとわからないんでしょうけど、山での痛い思い=事故につながる→仕方なく注意する→不機嫌になる。 初めからちゃんと付けていれば、注意されることも無いんですけど、あのガサツは治らないかと。その後も、後ろからそこそこ距離とってついて行きましたが、注意されて気分害したのか嫁からイチャモンが… 嫁「怖いから後ろから来ないで、先歩いてよ」 自分「はいよー」 (かなり距離取って歩いてるのに後ろ見ろよ) 自分は雪の降りが得意なので、先行して箇所箇所で止まって嫁の様子を見ていると… 嫁「何で先にいくのよ!早すぎる!」 自分「はいはい…」 (支離滅裂の困ったお子ちゃま状態かよ) シャバ雪で滑って怖いのもあるんでしょうけど、理不尽に八つ当たりされても困ります(笑) ※登りは完全に置いて行かれましたけど、そんな事言った時には不機嫌マックスになるので、適当にあしらいました(笑) 7️⃣熊穴沢避難小屋〜天神平駅 やはり、この日は暑くて下山でも汗だく。 避難小屋で水筒の水+嫁の残り水を飲み干しました(まだ予備はあり) 気を付けてましたが毎回、谷川岳登と汗だくになるイメージ(笑)色んな意味でトレーニングがまだまだなんですよね😭 最後の下り(ゲレンデ脇)で「脚つったり」のハプニングはありましたが、怪我1つ無く無事に下山。 ♨️今回の温泉は 谷川温泉「湯テルメ谷川」を利用しました。 スキーシーズン真っ只中なので温泉は激混み http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm 🚘帰路… 毎度お馴染みの「恐怖宴会騒ぎ」の始まりぃ〜 どこの山登ってもそうなんですけど、嫁は帰りの車の助手席で1人宴会を始めます。温泉で呑めば良いのになぜかコンビニで毎回酒買うんですよ。 コンビニ寄ると酒コーナー前でソワソワしながら挙動不審。面倒なんで、毎回飲めば?と自分が言うんですけどね。本当は自分が呑んで運転させたいのもあるけど、恐怖ドライブになって落ち着かないので結局自分が運転。 今回は、敗退続きの後で、オキノ耳まで登れた事がかなり楽しかった様でテンションが酒パワーも相まって上がる上がる。 (運転手からしたら煩くて仕方ないww) その後はお眠りタイム (煩かった後の静粛なひとときww) ⭕️今季の雪山は… 今後の天気にもよりますが、今季の雪山はこれで最後かなー?今後は海行の割合も増えてくると思うので、今回の雪山が良い〆となりました。 来シーズンの「妖怪雪山怖いチキンBBA」はどうなることやら… ●備忘録 ☀️☁️ 天気:ほぼ晴れ(山頂付近風強め) 気温:5°〜10°位 ベース:キャプリーン(サーマルウエイト) インナー:フリース(R1) アウター:アイスフォールジャケット パンツ:ロッシュパンツ+サポートタイツ ○暑かった〜 🚰水 水筒:(0.5リッター×2)+500の白湯 食事:インスタントラーメン ○水は0.5リッター余りました。 🚘交通費など(一台あたり) 距離:約220㎞(片道) 時間:渋滞なしで3時間弱(片道) 高速:4,000円弱(往復) 燃料:6,000円弱(往復) ○合計:11,000円 💰その他(1人あたり) 駐車場:1,000円 入浴代:630円 食事代:コンビニ弁当(帰宅が遅くなったので)

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天神平駅降りたゲレンデは観光客がたくさん
天神平駅降りたゲレンデは観光客がたくさん
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 これから登る急登
これから登る急登
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 肩の小屋方面。
先行している登山者が豆粒程度に見える…
肩の小屋方面。 先行している登山者が豆粒程度に見える…
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 非難小屋も一昨年より出てます。
入り口付近には不審者(笑)
非難小屋も一昨年より出てます。 入り口付近には不審者(笑)
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 避難小屋の先、尾根に出たところくらい
避難小屋の先、尾根に出たところくらい
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天狗の止まり場。
岩が出ちゃってます💦
天狗の止まり場。 岩が出ちゃってます💦
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天神のザンゲ岩
ここも岩が出てますねー
天神のザンゲ岩 ここも岩が出てますねー
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 叔父の長〜いピッケルと!
叔父の長〜いピッケルと!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 もっと古い木の標識あった気がする🤭
もっと古い木の標識あった気がする🤭
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 嬉しさのあまり標識に抱きつく嫁。
(カメラは見た!犯罪の瞬間を!)
側から見たら抜いて持って帰る様にしか見えません〜。
嬉しさのあまり標識に抱きつく嫁。 (カメラは見た!犯罪の瞬間を!) 側から見たら抜いて持って帰る様にしか見えません〜。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 トマノ耳から見たオキノ耳
手前の雪庇がすごい!
トマノ耳から見たオキノ耳 手前の雪庇がすごい!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 なんなんでしょう?
毎回カメラ向けるとこのポーズ
モンベルさんごめんなさい🙏
なんなんでしょう? 毎回カメラ向けるとこのポーズ モンベルさんごめんなさい🙏
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 どこ?ここ?
オキノ耳です(笑)
どこ?ここ? オキノ耳です(笑)
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 オキノ耳から見たトマノ耳。
神々しい✨
オキノ耳から見たトマノ耳。 神々しい✨
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 昼飯の準備ちぅ
昼飯の準備ちぅ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ラーメンにしました🍜
ラーメンにしました🍜
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 肩の小屋に着いたエビの尻尾
肩の小屋に着いたエビの尻尾
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ずいぶんとくたびれてきましたねー
ずいぶんとくたびれてきましたねー
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 道標撮り忘れた〜
ってわざわざ戻って写真撮る嫁
道標撮り忘れた〜 ってわざわざ戻って写真撮る嫁
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 最後の急登を下から。
ガスガスになることも無く山岳会の方々が設置してくれた旗使わずに済みました
最後の急登を下から。 ガスガスになることも無く山岳会の方々が設置してくれた旗使わずに済みました
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 唯一の危険箇所(笑)
去年は雪モフモフでBCの方々はお昼時ジャンプしてました
唯一の危険箇所(笑) 去年は雪モフモフでBCの方々はお昼時ジャンプしてました
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 処分する前に記念にアップ
処分する前に記念にアップ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 処分する前に記念にアップ
処分する前に記念にアップ

活動の装備

  • パタゴニア(patagonia)
    メンズ・R1プルオーバー
  • その他(Other)
    気象神社(晴守り)

メンバー

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。