活動データ
タイム
05:53
距離
10.0km
のぼり
647m
くだり
646m
活動詳細
すべて見る《アプローチ》 車:28分(金沢-医王の里) 《登山コース》 7:58医王の里-8:32西尾平-9:00前山-9:49白兀山-10:31蛇尾山-10:47夕霧峠-11:23/12:15奥医王山(食事)-13:30西尾平-13:51医王の里 《歩行時間》 登り:3時間30分(医王の里-奥医王山)、下り:1時間36分(奥医王山-医王の里) 日本でも新型コロナウィルスの感染が急拡大している。感染しないための工夫は欠かせないが、感染しても重症化しないよう基礎体力をつけておくことも肝要だ。睡眠、食事、運動である。日光を浴びながら山に登り、美味しい料理を食べれば、基礎体力がついて新型ウィルスから身を守ることになる。山に登る真っ当な理由ができた。これを我田引水という(笑。 ということで、今日は医王山に登る。 7時58分、医王の里からツボ足で歩き始める。気温5度。先週末に降った雪は、ここ数日の陽気でかなり溶けたようだ。水分をたっぷり含んだ雪は重く、足への負荷が大きい。大した勾配ではないのに、暑くて汗が流れ出てくる。とても厳冬期とは思えない。8時32分、西尾平に到達。 さらに歩を進め、前山(標高724m)、しがらくびを経て、小兀への急勾配を登る。ときどき深く踏み抜くのでワカンを履きたかったが、地肌が露出している場所もあるので履くタイミングが難しい。小兀では、昨年6月に鷲走ヶ岳をご一緒したイーサンにばったり遭遇する。9時49分、ツボ足のまま白兀山(同896m)に到達。展望台から白山や剱岳・立山連峰を展望する。 ワカンを装着し、夕霧峠を目指す。途中からトレースのない蛇尾テラス経由のルートをたどり、蛇尾山(同920m)を踏破。夕霧峠を通り過ぎ、浄土坂の急斜面を喘ぎながら登る。太腿がパンパンである。さらに尾根道を進み、11時23分、医王山の最高峰である奥医王山(同939m)に到達する。気温6度。 山頂の展望台にはハム(アマチュア無線家)が陣取り、アンテナを立てて誰かと交信している。医王山からこれほど剱・立山連峰が間近に見えることはめずらしい。最高の眺望を前に食事の準備をする。先日購入したばかりのエスビットのポケットストーブで淹れたコーヒーと、自宅の冷凍庫にあったカツサンドを加熱するだけの手抜きホットサンド。雪山で飲む熱々のコーヒーは格別である。 コーヒーには糖尿病、血栓症、肝臓ガンなどを予防する効果があると聞く。新型ウィルスだけでなく、こうした病気のリスクを減らすためにも山に登り、美味しいコーヒーを飲むべきなのだ。われながら完璧な理論武装(笑。 展望台のハムはまだ熱心に交信を続けている。ひと口に登山といっても、いろいろな楽しみ方があるものだ。午後0時15分、下山開始。白兀山へ登り返す気力、体力は残っていない。夕霧峠から林道菱池広谷線を下り、しがらくびでワカンを外す。1時51分、医王の里に帰還。気温12度。思いがけない再会があり、剱・立山連峰の眺望が印象的な山行となった。
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