ポンポン山系花綴り 2月 〜 黄色い春のエフェメラル 〜

暖冬傾向により花の活動が早まり、福寿草保護区にも開園の知らせが届く。吹き抜ける青空のもと、ポンポン山を目指す。 出灰川沿いの市道樫田2号線は、昨年の台風19号以来、今も通行止めが続く。自己責任で、道路に滑り落ちた倒木を乗り越えて、私有地侵入回避に注意を払う。桜木橋先から入山し、トラックイン。漸く本格的な倒木処理が開始され、重機の唸りと共に、チェーンソーがけたたましく咆哮。張られたテープに添い、横たわった木を潜りつつ、西尾根ルートに合流。日陰に残る雪に迎え入れられ、高度と標識Noを上げてゆく。No.27標識を超え、丘まで登り、新しく記された矢印に沿う。『2/8〜3/22開園』のお知らせボート脇から、ステップを下る。簡易テント内で受付し、ゲートイン。散策道脇に積もる雪を賑わいとして添える。開花したエフェメラルの横で陽射しに照らされ、サブキャストたちにも目を向ける。渓流沿いのオリジナルのお目々も開いているとのことなので、谷までピストン。天使たちと十二分に戯れた後、丘まで戻り、遅めのランチ。例会の下見の方とアクセスルートの情報を交換。 山頂まで登り、爽やかな風に吹かれる。 一休道を下り、トラックアウト。　 ポンポン山系花巡り。昨年の『花詣』に続く5thシーズンは『花綴り』とします。 季節ごとに衣を変えるかのごとく咲くお花たちを、思いのままに表現してみたいと思います。