井ノ口の丸山-2020-02-11

高気圧が近づき昼前から晴れ上がる予報を見て、井ノ口の丸山(496.84m)を計画した。どうせ雪は大したこと無かろうと、コメリの長靴で出掛けた。ところが山頂近くまで行くと雪が膝上まであり、丸山を舐めていたことを反省した。三角点を探したが雪が深すぎて発見できなかった。 山頂から地図にある旧道を降りた所、ひどい藪で往生こいた。ＧＰＳがあればどこへでも行けると思ったら大間違いだ。この冬、西穂・涸沢岳と二件の道迷いが発生したが、スマホのＧＰＳさえあれば雪の穂高でも行けると勘違いしたのではなかろうか？ＧＰＳには数メートルの誤差があるし、ホールド・スタンスのたぐいまでは教えてくれない。また山頂までのピストンであれば影響は少ないが、周回路の下りでG P Sをあてにしていて、登山道が崩壊していた場合、深みにハマるおそれがある。コンパスが不正確な時もある。(再起動すれば直る事も…、スマホGPSやカーナビにはなぜコンパスの校正という手順がないのが非常に不思議だ。)