雪や降る降る　鶴見岳　

朝、家を出るのが遅くなり、登山の開始が午後一時を過ぎていた。急げば夕方には下山できると考えスタートしたがいきなり道を間違え一時間くらいロスした。雪が結構降っていたので着込んではいたがやはり疲れやすい道中だった。滑る雪では無かったので普通にトレッキングシューズで一度も転けなかったが、ダッシュも利かず頂上までかなり苦労して時間も費やした。50メートル毎に「一気登山道」の看板があるので分かりやすい。冬山は初めてだったので雪がひどければ引き返すつもりで臨んだ。他のシーズンと比べて妙な疲れが体を苦しめた。やはりレインウェアを着込みながら内には汗をかき、外からは雪が当たりダブルで体温を奪われたせいだろう。帰りも自力で下山したかった。でも時間も押していて真っ暗の中雪道を降りるのは気持ち悪いこともあり、意を決し最終のロープウェイに乗り込んだ。七福神や頂上は半分も見物できなかったのでまた後日訪れたいと思う。何はともあれ、初めての雪山を登頂出来たのは喜びであり自信となった。また来たいと思った。