活動データ
タイム
08:04
距離
14.4km
のぼり
1216m
くだり
1338m
活動詳細
すべて見る近所の年寄おじさんから恐羅漢牛小屋ヒュッテに泊まりに行ってスキーに行こうと誘われたが、義歯の調子が悪く、歯医者通い中でとてもじゃないけど人前に顔を晒されそうにない。おまけに食べるものも流動食気味の物しか食べられない。仕方なくスキーは諦めて、人がいないだろう山で冬場に行こうと思っていた縦走に出かけた。 入会して間もない随分と以前に当会の大先輩が言われていた「昔は廿日市から泉水峠を越えて玖島に出て、川上から大峯山に登り阿弥陀山まで縦走して伏谷の大森神社に下りたもんよ!ありゃ~ええルートで!」。その言葉を受けて40数年前に会の山行で大峯山から阿弥陀山へ縦走した事がある。当時はほとんど薮漕ぎはなく伐採された個所や遊歩道も整備されていてそれなりに楽しい縦走路だったような気がする。最近はどうだろうかと記録を探すと1,2の記録があるのみでYAMAPには全く記録がない。しかも縦走されている方の記録は相当な薮漕ぎを強いられている。恐らく縦走路は薮で歩けなくなっているのだろうと思って、冬場の薮漕ぎをし易い時期に縦走することにしてようやく出かけた。昔を思い出しながらの縦走だったが、ところどころ現れる中電の管理道と阿弥陀山西峰~阿弥陀山~伏谷の間を除けば尾根沿いの縦走路や遊歩道は自然帰りしており全く道らしいものは無かった。それでも何とかほとんど尾根沿いに歩いたが猛烈な薮漕ぎの連続だった。時折雪が舞う寒い日で快適な縦走では無かったが、大森神社に下り着いた時には心地よい疲労感と充実感を感じ気持ちの良い山行であった。
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