弥十郎ヶ嶽-2020-02-08

2020.02.08(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 48
休憩時間
0
距離
9.2 km
のぼり / くだり
794 / 796 m
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活動詳細

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ーー何度戻ってもルートを外すGPSの軌跡。 ーー耳を打つのは、エンジン音と川のせせらぎ。 テープのない木立を見つめ、初心者ハイカーは愚かにも考えた。 「ルート復帰を目指すより、藪漕ぎして下山した方が早いのでは?」 今回目指す山は、多紀連山の向かいに座す弥十郎ヶ嶽!この山はいくつかの登山ルートがあり、周回すれば七座を縦走できるというボリュームたっぷりな山。 「尾根に出れば緩やかだが、目を疑うような激降りが2回ある」、「辻ルートは古いのか、藪漕ぎ必須」。 そんな不穏な活動日記から目を逸らし、いっちょ辻ルートから登ろうと車をとばす…も、すぐには駐車場に入るべき分岐が見当たらない。ハハカベ神社のあたりを行きつ戻りつするもわからず、「篭坊から登るか…」と方向を変えると、「弥十郎ヶ嶽登山口」の看板が! そんなわけで急遽後川口方面から登ることに。 ピザ屋さんらしき駐車場に車を停め(登山口駐車場も兼ねているようです)、登り始めしばらくは林道。やや見通しの悪い箇所もありますが、先を見ればテープがあるので問題なし! ロープ場を楽しみつつ尾根に登ると、想定外の雪が…。 「雪道装備ないんやけど」と一抹の不安を覚えるも、積雪は1、2センチで快適な足元なので問題なし。ぐるりと周回コースに入り、さぁ下山とYAMAPのGPSを眺め… 眺め… 「What?」 目先にはここまで頼りにしてきたキラキラの登山テープ、しかしルートはすでに左折すべきと示している。登山テープが結んであるのは細い若木で、伐採マークでないのは明白…。 「猟友会の方の目印の可能性もあるのか?」 「いやいや、今までの尾根ルートのどこに罠しかけるんだよ。あれは登山ルートテープでしょ」 脳内学級会は紛糾し、いったん戻るもルートらしきものは見当たらない。テープを信用しようとすれば、YAMAPルートと外れてしまう…。 眼下に広がる斜面、傾斜的にはまぁ行けそう… というわけで、飛曽山を超えたポイントマーク(稜線出合)をすぎてからは冒頭へ! ひたすら下山することだけを考え、道無き道を進んで林道にでました、よかった。 辻集落に下山した時にははるかに正午をすぎていたため、辻コースからの弥十郎北峰登頂は断念。 帰りはバッテリー節約のためGPSを切った後、舗装路をテクテク歩き駐車場まで戻りました。 なにはともあれ、丹波篠山市のHPに載っている山(https://tourism.sasayama.jp/association/otasuke/trekking.php)は多紀連山以外制覇! 「クリンソウの咲く5月、待ってろよ御嶽に小金ヶ嶽!」と気分を新たにした一日でした。 「うーん、でも御嶽も小金ヶ嶽も険しい山だから、私は一気に西ヶ嶽まで攻めるのをよした方がいいかもな」と自戒するなど。 (備考) ・尾根道で行きあった登山者さんによれば、「篭坊コースはテープも標識もこまめにある。反対に、農文塾コーステープも標識もあまりない」とのこと。 ・尾根道はこまめにテープ(色は様々で、水色・緑・黄色等のビニールテープ、鳥除けに使う赤や銀のキラキラテープ、赤のプラテープ)があります。 ・丹波篠山市のHPに掲載されているモデルコースは、①薬師ヶ原コース②竹谷コース③篭坊コース④農文塾コース、の4つ。他のルートは古いのか?不明瞭箇所ありの可能性もあります、注意。 (HPに掲載はされていませんが、後川口登山口からのルートは比較的わかりやすいと思います)

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