益子の森から高館山　西明寺-2020-02-08

　最近　田中雅博著『軽やかに余命を生きる』　を読んだ。今回は山に登るより西明寺が目的だった。 　益子の森に車を置いて丸太に似せた石のステップを行く。すぐに展望台について登ってみる。 日光の男体山、左奥に日光白根か、真っ白だ。大真名子、女峰山、高原山、那須は上がガスって見えなかった。 　カサカサ落ち葉を踏んでなだらかな傾斜を進む。これ以上高いところはなさそうと思われたところに三角点があった。高館山の標識は一つもなかった。 　西明寺へと先にゆくと一度林道に出るがすぐ山道に入る。すぐ権現平に着く。気持ちの良い休憩場所だ。西明寺には裏山から入る感じだが、表からすでに車できた参拝者が何組も境内にいた。 とても古い立派なお寺だ。本堂でお参りをしてから、コンパクトに配置された三重塔や鐘楼を時間をかけてみた。 　寺の後継であった前著者はがんセンターの医師をやめて仏門に入ったのだが、自身すい臓がんで亡くなられたときく。寺のそばに診療所があったとか。お墓を探したがそれらしいものを見つけることはできなかった。