男はやっぱり黒戸尾根💪厳冬期甲斐駒ケ岳

2020.02.01(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 32
休憩時間
1 時間 49
距離
8.1 km
のぼり / くだり
1808 / 206 m
DAY 2
合計時間
9 時間 55
休憩時間
3 時間 3
距離
10.9 km
のぼり / くだり
820 / 2409 m

活動詳細

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動画→https://youtu.be/F4fUtqWpPwA 黒戸尾根から甲斐駒にハイキングしにいつもの仲良しメンバーで行ってきました。 途中、トンネルの壁に車のドアミラーを擦り、事前代償はバッチリ、これで全行程の快晴は約束されました。 コンビニでちょっとだけ仮眠した後、6時半ごろ尾白川渓谷Pにてみなさんと合流します。 隣で準備していた足長山ガールさんたちが早々に出発してしまいモチベーションダウン、じゃなくて今日中に七丈小屋に着けばよいのでのんびり準備して我々が最後尾くらいの余裕です。 私以外のメンバーはヤケに重いザック。こんなに重い原因を小屋で検証だーっと叱りつけるも、のちのちこの重さの一因が私にあることがわかることになります(*´ω`*)。 登山口の少し上から雪は出だすも、登りは黒戸山を過ぎた開けたところ(通称、五合目)まではツボ足で登り足を温存しました。週始めの大雪からだいぶ人が入っていたため、トレースはバッチリ。ワカンは念の為持ってきていましたが、使うところはありませんでしたので、ごへいさんはWILDに五合目の林の雪の中に、我々は七丈小屋にデポして山頂を目指すことになりました。 前半の鎖場ハシゴ場を過ぎた辺りでモグモグタイムを取り、五合目ではグズペチャモさんのみWILDに仮眠を取る余裕すらありました。 五合目は甲斐駒ドーンと見えて、日当たりよく風も無くて、テントを張ってる人も4組くらいいました。 五合目でアイゼン装着。五合目過ぎにはやや多めのハシゴと鎖が出迎えてくれます。慎重に行けば大丈夫かと思いますが、適度にアドレナリンを放出したところで小屋に到着。 さすが、南ア。小屋まではほぼ眺望の開けたところはありません。 小屋は好天に誘われた多くの猛者達でいっぱいでした。テント泊のグループも4組くらいいたようです。我々は遅め到着だったためか、トイレに近くのんびりするスペースもなく布団のみが並ぶ避難小屋チックな第二小屋へ案内されました。しかし、ストーブがずっと付いていて暖かく保たれていて、それは満足でした。トイレもキレイでした。洋式スタイルで男女兼用5つの個室。便座はキンキンに冷えていますが、匂いは少なくスッキリできました。 小屋に着いたところでメンバーから誕生日のプレゼントサプライズ。荷物が重かった一因はこれだったのですね…わざわざありがとうございました…😭 第一小屋に集まっての夕飯はおかわり自由のカレーでした。今日の小屋番は一人なので、配膳等も(ごへいさんが)手伝います。明日山頂アタックがなければもっと食べたいところでしたが、カレーおかわりもビールも2杯で辞めておきました。 20:00消灯され、いびきの協奏曲の中もよく眠れて5:00ごろ起床。9時間寝ても朝は眠い。第一小屋に用意された鮭弁当を食べて出発です。のんびり食っていたらまたもや最後尾スタートに…バラクラバ、ヘルメット、ヘッデン、ピッケル、ハードシェル、ゴーグルのフル装備をすべて装着。持ってくのは500mlの水筒に入った水くらい。ザックの中はスカスカです。 小屋からの急斜面を登っていくとあっという間に夜が明けて太陽が登ってきます。それと同時に西側の斜面では猛烈な風がぶち当たり、雪を舞い上げ、小石のように顔に当たってきます。時々吹く突風にバランスを崩しそうになりながら、8合目、核心のルンゼ、2本剣の刺さった稜線、雪がクラストした斜面のトラバースを登りつめ頂上へ。昨日の疲れも、凍える強風も、滑落しそうな難コースも、ぐいぐい進む仲間ときりりと澄み切った空気を通した絶景に囲まれた中では、すべて旅のスパイスであった。 山頂は1年半前の夏以来。まさか厳冬期に戻ってくるとは思いもしなかった。あの時はガスり気味で眺望はあまり得られなかったんで、今回が山頂に来るのは初めてなような気がした。 下りも登り以上に気を使いながら、難所をクリアして、七丈小屋へ戻った。ここからの長大な下りに向けて、カップラーメンで腹ごなし。うおーコスモが燃える!ここで自称下りのまっちゃんの実力を発揮。仲間を置き去りにして(笑)一気に麓まで下山してしまいました・・・すまん。 尾白川渓谷の駐車場では偶然、七丈小屋の管理人の花谷さんに遭遇。噂通りのナイスガイ、女性陣は写真撮ってもらったり握手してたりしてました。いや~しゃべった感じもいい人やったわ~。 💸本日の新装備レポ💸 ・バラクラバ(TSデザイン):息抜け良い割に防寒性も高いのか、強風の甲斐駒稜線でも暖かかった。生地はペラペラで暖かそうではないのに…また、ゴーグルが曇ることもなく、ゴーグルとの相性も良かったです。◎ ・ナイロン手袋:指の防寒強化を狙って。コンパクト過ぎるのと、着脱しにくい素材のため着けるのを忘れてしまう欠点。効果もはっきりしない。もう少し試してみないとなんとも言えず。△ ・温度計:たまにチラチラ見てみたが、目まぐるしく変わる温度変化に対応できなかったよう。意味ない感じ…💀 【アクセス】 尾白川渓谷駐車場(凍結無し。駐車料金無料、トイレ、売店、自販機有り。) 【山ごはん】 一日目朝、おにぎり 一日目昼、パン 一日目夜、カレー 二日目朝、鮭弁当 二日目昼、カップラーメン 【温泉】 尾白の湯(820円)

甲斐駒ヶ岳・日向山 尾白川渓谷Pから。
尾白川渓谷Pから。
甲斐駒ヶ岳・日向山 最初の絶景ポイント。でもここまでスタートから約4時間💀
最初の絶景ポイント。でもここまでスタートから約4時間💀
甲斐駒ヶ岳・日向山 鎖場や階段も出てくる。
鎖場や階段も出てくる。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ちょっと昼休み。ここまでほとんど見晴らしは無い。
ちょっと昼休み。ここまでほとんど見晴らしは無い。
甲斐駒ヶ岳・日向山 忘れていた防寒対策手袋装着
忘れていた防寒対策手袋装着
甲斐駒ヶ岳・日向山 五合目からやっと甲斐駒が見えた。
五合目からやっと甲斐駒が見えた。
甲斐駒ヶ岳・日向山 こちらがエスカレータになります。
こちらがエスカレータになります。
甲斐駒ヶ岳・日向山 橋を渡り
橋を渡り
甲斐駒ヶ岳・日向山 もう少しで小屋っていう気持ちだけで登る
もう少しで小屋っていう気持ちだけで登る
甲斐駒ヶ岳・日向山 槍のハシゴみたいです。行ったことないけど。
槍のハシゴみたいです。行ったことないけど。
甲斐駒ヶ岳・日向山 断崖絶壁を行くが如く。
断崖絶壁を行くが如く。
甲斐駒ヶ岳・日向山 小屋着!
小屋着!
甲斐駒ヶ岳・日向山 乾杯〜
乾杯〜
甲斐駒ヶ岳・日向山 夕飯はカレー定食です
夕飯はカレー定食です
甲斐駒ヶ岳・日向山 生ハムマンゴー
生ハムマンゴー
甲斐駒ヶ岳・日向山 バースデーケーキ🍰
バースデーケーキ🍰
甲斐駒ヶ岳・日向山 朝の鮭弁
朝の鮭弁
甲斐駒ヶ岳・日向山 夜が明けてきました
夜が明けてきました
甲斐駒ヶ岳・日向山 フル装備で出発です。
フル装備で出発です。
甲斐駒ヶ岳・日向山 美しい朝日だ。
美しい朝日だ。
甲斐駒ヶ岳・日向山 朝からこの登りはしんどいわー
朝からこの登りはしんどいわー
甲斐駒ヶ岳・日向山 やっと見えた甲斐駒
やっと見えた甲斐駒
甲斐駒ヶ岳・日向山 風が凄まじいがそれはそれで美しいダイヤモンドダストを起こしてくれる
風が凄まじいがそれはそれで美しいダイヤモンドダストを起こしてくれる
甲斐駒ヶ岳・日向山 8合目
8合目
甲斐駒ヶ岳・日向山 ここから核心へ
ここから核心へ
甲斐駒ヶ岳・日向山 タランと下がる鎖を頼りに登る
タランと下がる鎖を頼りに登る
甲斐駒ヶ岳・日向山 そしてルンゼ
そしてルンゼ
甲斐駒ヶ岳・日向山 ルンゼ
ルンゼ
甲斐駒ヶ岳・日向山 2本剣キター
2本剣キター
甲斐駒ヶ岳・日向山 2本剣と富士山と鳳凰
2本剣と富士山と鳳凰
甲斐駒ヶ岳・日向山 頂上までの道は永遠に思われた
頂上までの道は永遠に思われた
甲斐駒ヶ岳・日向山 頂上は見えている。登れ!
頂上は見えている。登れ!
甲斐駒ヶ岳・日向山 あと少し
あと少し
甲斐駒ヶ岳・日向山 頂上と仙丈ヶ岳
頂上と仙丈ヶ岳
甲斐駒ヶ岳・日向山 最後の登りつめ
最後の登りつめ
甲斐駒ヶ岳・日向山 登頂!
登頂!
甲斐駒ヶ岳・日向山 祠と仙丈ヶ岳
祠と仙丈ヶ岳
甲斐駒ヶ岳・日向山 仙丈ヶ岳と白根三山
仙丈ヶ岳と白根三山
甲斐駒ヶ岳・日向山 風は強くのんびりはいられない
風は強くのんびりはいられない
甲斐駒ヶ岳・日向山 束の間の絶景だ。
束の間の絶景だ。
甲斐駒ヶ岳・日向山 知らない人をモデルにシリーズ
知らない人をモデルにシリーズ
甲斐駒ヶ岳・日向山 耐寒カメラでもバッテリー死にかけ…
耐寒カメラでもバッテリー死にかけ…
甲斐駒ヶ岳・日向山 全てが見えた
全てが見えた
甲斐駒ヶ岳・日向山 下山も長い。降ります。
下山も長い。降ります。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ルンゼの下りは特に慎重に。
ルンゼの下りは特に慎重に。
甲斐駒ヶ岳・日向山 核心を無事に降りてほっと一息
核心を無事に降りてほっと一息
甲斐駒ヶ岳・日向山 小屋で腹ごしらえ。長い下山に備える。
小屋で腹ごしらえ。長い下山に備える。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ゴール!
ゴール!
甲斐駒ヶ岳・日向山 駐車場で偶然出会った七丈小屋管理人花谷氏と。お疲れ様でした!
駐車場で偶然出会った七丈小屋管理人花谷氏と。お疲れ様でした!

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