光砥山・深洞山周回-2019-06-13

2019.06.13(木) 日帰り

活動データ

タイム

06:09

距離

11.9km

のぼり

800m

くだり

799m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 9
休憩時間
0
距離
11.9 km
のぼり / くだり
800 / 799 m
1 59
2 15
29
35

活動詳細

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芦生の森周辺には、台杉という芦生杉が沢山あるが、特に板取台杉というのは幹の途中から大きく枝分かれした枝が大きな幹になるものすごく大きな杉である。伏条台杉ともいうそうであるが、それが芦生の森周辺にあるとのことで光砥(こうんど)山-927mピーク-深洞(ふかんど)山-久多峠と周回してみた。 能味口から最終の民家の先の道脇に駐車して、昔畠をしていたらしい段々状の石垣のある場所から、真北に向けて急斜面を30分ほど登ると傾斜も緩やかになり自然林の静かな森があった。 尾根を更に北に進むと大杉が現れたり、熊の爪で引っ掻いた哀れな木々が散見される。光砥山周辺は台杉の群落で右も左も大きな台杉である。その中にサルメンエビネが1輪咲いていた。このコースは踏み跡は殆どなくGPS頼りの散策である。樹林の中をウロウロなので外の景色はほんの僅かで、何処にいるのかGPS以外では何も分からない。GPSのコース設定も地理院地図に乱雑に決めたポイントの少ないものなので、方向だけが頼りであって僅かな踏み跡はものすごく貴重であった。こんな場所にも人は来て踏み跡を残してくれるのだと思うと感謝の念がもたげてくる。光砥山は芦生と外部との接点で、これから行く927mピークまでがそれである。いつの間にか、台杉は殆ど見られなくなり小さなピークが927mポイントのようだ。そこから少し東に明るい場所があるのでランチとした。現地を見ながら、GPSの地図でこれから先の予想をして行ききれるかどうか判断した。此処から尾根が少し細くなるので判り易そうだ。尾根を進むと再び台杉が現れて、見事なものや絡まったものなど芦生との境界を越えても台杉は存在するのである。深洞山の標識に久多の周辺尾根にいることを実感したのは、人がここには来ているらしく踏み跡が鮮明になっていた。 深洞山からGPS通リに進むと谷に急降下であるが、踏み跡はない。どうやら、GPSのコース設定をルートに忠実ではなく谷越えの一直線にしてしまったようだ。だが、幸い下降すべき尾根と思われるものが左の谷先に見えるので、いったん谷に下降して急斜面を少し上ると踏み跡に合流した。GPSのコース設定をもう少し丁寧にすれば本来のコース通りに行けたであろうと反省した。 左の樹林の先に久多の集落を見ながら緩斜面の尾根を降りていくと車道が見え始めて、久多越えに急に飛び出した。当初の予定では、久多越えから南下して桑谷山に登り西尾根から北西の小尾根を下降して駐車地点に戻ることであったが、もうしんどくなったのでここから安直に車道で駐車地に戻ろうと相棒に懇願した。 何時もは車で通過するこの久多越(え能見越え)の道も歩くと意外と長いものだ。やっと車について、台杉群をみる周回山行に終止符を打つことができた。台杉はもっと他にもあるらしいので、ウロウロしてみようと再認識させられた山行であった。 "永" L

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