厳冬期の1月なのに標高が高い山も雨の影響で厄介な雪質に変化。気候的には穏やかな風で快適なコンディションは有難かったのだが…。 積雪が深くない所では地形の起伏が顕れ、多くの踏み痕で荒れたツアーコースは雪面だけ氷化した激モナカ~アイスバーン。こんな経験したことのない状態でスキー滑走下山できるの?と不安と懐疑的な気持ちで登った。 シートラ・アイゼン仕様チェンジで進むも、厚モナカ雪を時々踏抜いてはカラダもココロも痛みとダメージ蓄積。なかなか完治しない怪我は歳のせいにしておこう。 肩の小屋口直前で「バキッ!」とココロが折れましたわっ…。こんな状態だとピークからの急斜面アイスバーン滑走は危険。何度か登ったピークだし無理強いする必要なんてないさっ。 やはりツアーコースをシートラで下山するスキーヤー多数。リスク回避したくエコーライン経由で下山が正しい判断でした。スキー場に合流すると皆さま緊張から解放された安堵の笑顔。ゲレンデ滑走って、こんなに楽しくて快適だったっけ(笑) 終わり良ければ全てヨシ!悪運も尽きたのかな? 【お天気】はれ・下界の松本市はれ・気温5℃/0℃・日の出6:54/日没17:06 【アクセス】乗鞍休暇村前のゲレンデP 乗鞍高原第七駐車場 【コース状況等】※積雪コンディション次第で目まぐるしく変化する冬季。行程計画、装備万全に。 週半ばの高気温と雨のため、雪面は厄介なモナカ~アイスバーンに変化。 ツアーコースエンドの狭エリアは荒れた多数のツボアシ痕が氷化し滑走困難。下山はエコーライン経由で滑走下山。 【その他周辺情報】ひなびた湯処〝三栄荘〟源泉かけ流し硫黄臭の白濁湯¥500 https://saneiso.com/
夜明け前、休暇村よりスターティン!
霞んだ闇のゲレンデハイク。
おーっ!乗鞍岳を目視。
雲の上に抜けたね。乗鞍岳モルゲンロート。
御来光☀
ガシガシ先行しちゃってゴメンナサイ…。
南ア方面眺望バッチリ!
雪面はテカテカ光るモナカ状態。
こんな荒れた狭いエリア滑走?不安と懐疑的に感じながら登った。
ツアーコース終盤はシートラ登攀。
緩斜面で再びスキー装着。
シートラの方が早いぜ!と判断のオイラ…それが誤算に(-_-;)
振り向くと遠くまで見渡せる眺望。
やや高曇り気味の空に変化。
光る雪面、標高を上げるとモナカからアイスバーンに。
1月の厳冬季とは思えない穏やかな風。
前穂~吊尾根が特徴的な穂高連峰。槍の穂先がチラリ。
ほぼアイスバーンだが、何度も氷化した雪面を踏抜き…。
踏抜いたタイミングで患部強打(悶絶…) 置き去りに。
バキッ!と心が折れ脚が止まったっ…。
肩の小屋口でピークハント諦め下山決断。さぁ滑走スタンバイ。
慎重にカチコチなアイスバーン滑走。
イイ笑顔だっ!
続いてオイラも(笑)
絶景を愉しみながら滑走。
ピークハントに未練ナシ。
なんだかんだ楽しめた緩斜面のアイスバーン。
あんな状態のツアーコースじゃシートラで下山だな…。
ツアーコースは降りずにエコーライン経由で下山。
位ヶ原山荘前でカフェタイムを。
暫しの食事休憩。
かっ飛ばしゲレンデ滑走。終わり良ければ全てヨシ♪
なんだかスキー場ってユルイ雰囲気だ。無事下山。
ひなびた湯処〝三栄荘〟源泉かけ流し¥500。リピ確定だ!
硫黄匂とてもイイ湯だ!浴室内は板貼の床、滑らないよう注意。
厄介なモナカにやられた本日、モナカを食って不本意な山行を忘れよう。これぞ本当のモナカ(笑)