活動データ
タイム
05:21
距離
9.2km
のぼり
1058m
くだり
1055m
活動詳細
すべて見る100名山、石鎚山に0泊3日で弾丸ツアー。 金曜日の午後に休みが取れたので、遠征を計画。どうせなら100名山に登りたいと、冬山未経験でも登れそうな山を検索。雪が少ないことや、ルートが明確なこと、公共交通機関で行けることなどに加え、絶対条件は、登山者が多そうな山。西日本で検索し、石鎚山に決定。 高速バスのチケットを取ったは良いが、雨の予報。こんな機会は中々ないので、雨でも決行する決意。ただし、無理はせず、常に撤退を考える。出来れば西日本最高峰の天狗岳まで行きたいが、難路なので雪、風、雨など悪条件が一つでも有れば諦めることとした。果たして当日の天気はどうかな? 深夜に大阪を出発し、5時台に石鎚山の麓、西条駅に到着。幸い、天気は回復し降水確率20%の予報で、登山指数A。これならイケる!時間も限られているし、初の雪山になるので、ロープウェイを使う事にした。背徳感あり。序盤の成就社から、石鎚山が見えた。表現が正しいか分からんが、カッコいい!ヒマラヤの山みたい。また、神秘性も感じる、不思議な山。西日本最高峰の天狗岳を目指し、登山開始。 石鎚山を北から登る表参道からは、樹林の間から常に石鎚山の山容を拝みながらの登山になる。神に近付いている感じで、まさに登拝。振り向けば、果てしない雲海が広がり、下界から隔絶された神域を歩いている感覚。しかし神に近づくのは容易でなく、容赦ない急勾配や、パスしたが鎖場などが待ち受ける。 石鎚山に登頂し、眼下に広がる雲海と、隣の西日本最高峰、天狗岳を望む。ここからが核心で、天狗岳までの道程は細く切り立った岩陵を渡らなければならない。奇跡的に天候は良好で、天狗岳にアタック。最狭部は1mほどの切り立った崖だったが、無事天狗岳に到達。これは雪、風、雨があったら絶対無理、今日はほんとラッキーだった。 石鎚山の山頂では、石鎚山初登山で、3つの鎖場をコンプリートして登ってこられた猛者ヤマッパーさんと、アルパインスタイルで年に100日は山におられる山の主のような方と知り合えた。これも山の醍醐味。 充実感を胸に無事下山。麓の西条駅近のスーパー銭湯で汗を流してからのビールは、控え目に言って最高だった。今日も良い山行、完璧な1日でした。
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