2020.01.25 “ 密やかな夜明け ” 雪嶺 乗鞍岳/休暇村 乗鞍高原発着

2020.01.25(土) 日帰り
Qchan
Qchan

活動データ

タイム

09:12

距離

14.1km

上り

1460m

下り

1459m

チェックポイント

活動詳細

もっと見る

夜でも朝でもなく、夢の続きのような感覚。 まるで落としたインクが滲んだような…そんな太陽が少しずつ、そして静かに星を消していく。 北アルプス南端の乗鞍岳。 この時期の3,000m峰としては登りやすいところだ。 この土曜日は新月。 週半ばの予報では、山頂の気温は氷点下12度で風速は18m/sec。金曜の夜から徐々に回復して土曜の午前中までは晴れるとのことで、星撮影に期待したのだが…。 前夜に休暇村に入り、目覚ましを0:30にセットして眠りについた。2〜3時間程度は寝られただろうか…。仕事と運転の疲れで気怠さが残っていたが、目的がしっかりとしているため、自然と体も動く。 ◆◇◆◇◆ 凛とした空気が流れる…。 空を見上げるとガスが出ているようで星は見えなかったが、そのうち晴れるだろうと楽観的に片付けて、一時半にスタートした。 踏み固められたゲレンデはツボ足でも登りやすく順調に標高を上げていくが、次第にガスに覆われてきた。 スタートから約50分、ゲレンデトップについた頃にはガスも薄くなってきたため、ここで星を撮ってみることにしたが、街の光害で満足のいく写真を撮ることができなかった。 ここからはツアーコースとなる。 新月の暗闇の中、ヘッドライトの明かりだけを頼りに進むが、ここで大きな忘れ物に気がつく。 トレースは徐々に消えていき、モナカ状態の氷化した雪面はツボ足では踏み抜き地獄…持ってきたワカンを車に忘れてきたため、このまま進むしかなかった。 体力を大きく消耗して、漸くトイレ小屋に着いたのは5時前。日が昇るまでには時間もあり、ダウンを羽織って星撮影の準備にとりかかったが、上層に薄い雲が出てきて思うように撮れない。カメラの設定を何度も変えて撮るが、この気温の中では限界もあり諦めることにした。 バラクラバとヘルメットを装着し、ポールからピッケルに換装。肩の小屋辺りから朝陽に照らされた剣ヶ峰を撮るために、6時くらいにトイレ小屋をリスタートした。 予報に反して空に浮かぶ雲はとれなかったが、それでも6時50分頃に荘厳な日の出を見ることができた。氷化した雪面はキラキラと輝きを放ち、この瞬間にこの場所に居られることの幸せと満足感、そして感謝の念を抱く。 肩の小屋手前から左寄りにコースをとり、朝日岳の東斜面を巻いていったが、雪崩前の兆候であるクラックがあちこちに見受けられたため、途中から稜線に向けて直登。 稜線に登り着くと右手には裾野の広い白山と、後方には黒部源流の山々や槍穂高の北アルプスが! ここまでくれば山頂までのヴィクトリーロード!と言いたいところだが、飛騨方面から吹き突きつける予報どおりの強風!瞬間的に吹きつける突風に体を持っていかれそうになる。 少しずつ山頂に向けて詰めて行き、7:41に標高3,026mの剣ヶ峰に登り着いた。 山頂からの展望は言うまでもない。 気分が高揚しているせいかそれほど寒さを感じることなく、15分ほど滞在して山頂を後にした。

乗鞍岳 おはようございます!
と言っても深夜ですが。笑
今日は25㍑のザック。日帰りですが、ダウンやカメラ機材でパンパンに。
おはようございます! と言っても深夜ですが。笑 今日は25㍑のザック。日帰りですが、ダウンやカメラ機材でパンパンに。
乗鞍岳 それではスタートです。
それではスタートです。
乗鞍岳 駐車場横はスキー場。先ずはゲレンデを詰めていきます。
駐車場横はスキー場。先ずはゲレンデを詰めていきます。
乗鞍岳 早くからご苦労様です。
早くからご苦労様です。
乗鞍岳 綺麗に平された雪面に足跡を…すみません。
綺麗に平された雪面に足跡を…すみません。
乗鞍岳 リフト下を通過。
ガスが下りてきたか…。
リフト下を通過。 ガスが下りてきたか…。
乗鞍岳 コースを間違って県道に出てしまったので軌道修正。
コースを間違って県道に出てしまったので軌道修正。
乗鞍岳 一枚バーンの斜面を登ると…。
一枚バーンの斜面を登ると…。
乗鞍岳 ゲレンデトップに登着。
ここで、小休止を兼ねて星撮影をしてみることに。
ゲレンデトップに登着。 ここで、小休止を兼ねて星撮影をしてみることに。
乗鞍岳 ピントがあまい…。
ツアーコース方面に天の川があるのですが、この時間は隠れて見えません。
ピントがあまい…。 ツアーコース方面に天の川があるのですが、この時間は隠れて見えません。
乗鞍岳 光害が邪魔します。
光害が邪魔します。
乗鞍岳 少し下には雲が…雲海ですね。
少し下には雲が…雲海ですね。
乗鞍岳 私の技術ではこれが限界かな。
寒いので撤収!
私の技術ではこれが限界かな。 寒いので撤収!
乗鞍岳 ここからツアーコース。
自己責任で!
ここからツアーコース。 自己責任で!
乗鞍岳 最初は踏み固められたトレースもあり難なく進むも…。
最初は踏み固められたトレースもあり難なく進むも…。
乗鞍岳 ワカンを忘れる失態。
途中からモナカ状態の雪面になり、踏み抜き地獄の中進む。
ワカンを忘れる失態。 途中からモナカ状態の雪面になり、踏み抜き地獄の中進む。
乗鞍岳 位ヶ原辺りまできて漸く踏み抜き地獄から脱出。
位ヶ原辺りまできて漸く踏み抜き地獄から脱出。
乗鞍岳 ここで12本装着。
ここで12本装着。
乗鞍岳 ノートレースの暗闇の中をテキトーに進んでいたらルートを外していることに気がつき軌道修正。
ノートレースの暗闇の中をテキトーに進んでいたらルートを外していることに気がつき軌道修正。
乗鞍岳 漸くトイレ小屋に到着。
踏み抜き地獄でバテバテ。
漸くトイレ小屋に到着。 踏み抜き地獄でバテバテ。
乗鞍岳 温かいコーヒーとセブンイレブンの「もちもちリング」でお腹を満たして星撮影に。
温かいコーヒーとセブンイレブンの「もちもちリング」でお腹を満たして星撮影に。
乗鞍岳 ガスっぽくてイマイチ。
ガスっぽくてイマイチ。
乗鞍岳 東の空はこの時間になると明るくなってダメですね。
東の空はこの時間になると明るくなってダメですね。
乗鞍岳 写り込んでみるも、強風の中で露光時間15秒もあると体はブレます。
写り込んでみるも、強風の中で露光時間15秒もあると体はブレます。
乗鞍岳 剣ヶ峰方面。
何度も設定を変えてチャレンジするも、寒くて限界!
剣ヶ峰方面。 何度も設定を変えてチャレンジするも、寒くて限界!
乗鞍岳 そろそろ肩に向かうことに。
そろそろ肩に向かうことに。
乗鞍岳 オートで撮るとISOが高く設定されるので、粗くなります。
オートで撮るとISOが高く設定されるので、粗くなります。
乗鞍岳 剣ヶ峰方面。
剣ヶ峰方面。
乗鞍岳 所々にクラックが。
所々にクラックが。
乗鞍岳 左から、剣ヶ峰→蚕玉岳→朝日岳。
左から、剣ヶ峰→蚕玉岳→朝日岳。
乗鞍岳 あと30分くらいかな。
あと30分くらいかな。
乗鞍岳 しんどい…。
しんどい…。
乗鞍岳 肩の小屋。
この辺りから左寄りにコースどり。
肩の小屋。 この辺りから左寄りにコースどり。
乗鞍岳 正面の朝日岳は東側の斜面を巻きます。
正面の朝日岳は東側の斜面を巻きます。
乗鞍岳 遠くに八ヶ岳連峰。手前は鉢盛山かな?
遠くに八ヶ岳連峰。手前は鉢盛山かな?
乗鞍岳 寝不足と踏み抜き地獄が祟ったのか、しんどくて進まない。
寝不足と踏み抜き地獄が祟ったのか、しんどくて進まない。
乗鞍岳 振り返って摩利支天岳。
振り返って摩利支天岳。
乗鞍岳 見事な雲海。
見事な雲海。
乗鞍岳 八ヶ岳連峰と鉢盛山(多分)。
八ヶ岳連峰と鉢盛山(多分)。
乗鞍岳 八ヶ岳をアップで。
中央が硫黄岳〜赤岳かと。
八ヶ岳をアップで。 中央が硫黄岳〜赤岳かと。
乗鞍岳 そろそろか。
八ヶ岳と南アの間から昇りそうです。
そろそろか。 八ヶ岳と南アの間から昇りそうです。
乗鞍岳 ピントがずれてるし。
ピントがずれてるし。
乗鞍岳 ほんのりと紅く染まってきました。
ほんのりと紅く染まってきました。
乗鞍岳 …綺麗だ。
…綺麗だ。
乗鞍岳 来たか?
来たか?
乗鞍岳 今日という一日の始まり。
今日という一日の始まり。
乗鞍岳 おはようございます。
おはようございます。
乗鞍岳 上層雲があるので、あまり紅くはならないです。
上層雲があるので、あまり紅くはならないです。
乗鞍岳 いいねぇ。
いいねぇ。
乗鞍岳 摩利支天岳は少し紅く。
摩利支天岳は少し紅く。
乗鞍岳 氷化した雪面はキラキラと。
氷化した雪面はキラキラと。
乗鞍岳 スッキリしない空ですが、ヨシとしましょう。
スッキリしない空ですが、ヨシとしましょう。
乗鞍岳 アップで。
アップで。
乗鞍岳 振り返ると穂高が。
振り返ると穂高が。
乗鞍岳 西穂高〜奥穂高〜前穂高〜明神岳。
西穂高〜奥穂高〜前穂高〜明神岳。
乗鞍岳 右には大天井岳と常念岳。
右には大天井岳と常念岳。
乗鞍岳 この辺りから雪面のクラックがあちこちに。
この辺りから雪面のクラックがあちこちに。
乗鞍岳 雪崩のリスクがあるので、巻くのをやめて直登することに。
雪崩のリスクがあるので、巻くのをやめて直登することに。
乗鞍岳 無事稜線に登りきるも、今度は飛騨方面からの強風が。
無事稜線に登りきるも、今度は飛騨方面からの強風が。
乗鞍岳 剣ヶ峰。
剣ヶ峰。
乗鞍岳 蚕玉岳に向かいます。
蚕玉岳に向かいます。
乗鞍岳 剣ヶ峰と大日岳。
剣ヶ峰と大日岳。
乗鞍岳 北アの山々。
北アの山々。
乗鞍岳 槍ヶ岳。
春までにもう一度行きたいのですが。
槍ヶ岳。 春までにもう一度行きたいのですが。
乗鞍岳 権現池も真っ白。
権現池も真っ白。
乗鞍岳 左に白山と右に朝日岳。
左に白山と右に朝日岳。
乗鞍岳 白山をアップで。
白山をアップで。
乗鞍岳 蚕玉岳に到着。
蚕玉岳に到着。
乗鞍岳 剣ヶ峰をアップで。
剣ヶ峰をアップで。
乗鞍岳 また雲が出てきたか。
また雲が出てきたか。
乗鞍岳 山頂までのヴィクトリーロード!
ですが、突風で時折 体を持っていかれそうに。
山頂までのヴィクトリーロード! ですが、突風で時折 体を持っていかれそうに。
乗鞍岳 もう少し!
もう少し!
乗鞍岳 はい、到着。
はい、到着。
乗鞍岳 御嶽山をバックに、剣ヶ峰3,026m。
御嶽山をバックに、剣ヶ峰3,026m。
乗鞍岳 御嶽山をアップで。
御嶽山をアップで。
乗鞍岳 南アと手前に中ア。
南アと手前に中ア。
乗鞍岳 甲斐駒から白峰三山かな。
甲斐駒から白峰三山かな。
乗鞍岳 八ヶ岳連峰。
八ヶ岳連峰。
乗鞍岳 雲海も消えずに残っています。
雲海も消えずに残っています。
乗鞍岳 えーっと…面倒なので、北アの山々。
えーっと…面倒なので、北アの山々。
乗鞍岳 槍から前穂高。
槍から前穂高。
乗鞍岳 大天井岳から蝶ヶ岳。手前は霞沢岳。
大天井岳から蝶ヶ岳。手前は霞沢岳。
乗鞍岳 そして白山。
そして白山。
乗鞍岳 バリバリです。
バリバリです。
乗鞍岳 今回はCORSAナノテク 50㌢。
今回はCORSAナノテク 50㌢。
乗鞍岳 さて、山頂を後にします。
さて、山頂を後にします。
乗鞍岳 やっぱり雪山は美しい。
やっぱり雪山は美しい。
乗鞍岳 ありがとうございました。
ありがとうございました。
乗鞍岳 蚕玉岳を通過。
蚕玉岳を通過。
乗鞍岳 朝日岳に向かいます。
ちなみに、朝日岳には標柱はありません。
朝日岳に向かいます。 ちなみに、朝日岳には標柱はありません。
乗鞍岳 朝日岳の北斜面は雪崩のリスクは低いですが、急斜面で下りは足にきます。
朝日岳の北斜面は雪崩のリスクは低いですが、急斜面で下りは足にきます。
乗鞍岳 こんな感じ。
こんな感じ。
乗鞍岳 恵比須岳かな。
恵比須岳かな。
乗鞍岳 コロナ観測所。
コロナ観測所。
乗鞍岳 晴れてきたか?
晴れてきたか?
乗鞍岳 この時間になると、皆さん登られてきます。
この時間になると、皆さん登られてきます。
乗鞍岳 こんなクラックがあちこちに。
こんなクラックがあちこちに。
乗鞍岳 青空だし。
青空だし。
乗鞍岳 トイレ小屋で小休止。
バラクラバとヘルメットを片付けて、ピッケルからポールに換装。
トイレ小屋で小休止。 バラクラバとヘルメットを片付けて、ピッケルからポールに換装。
乗鞍岳 またガスが…。
またガスが…。
乗鞍岳 あとはダラダラと。
あとはダラダラと。
乗鞍岳 穂高も位ヶ原で見納め。
穂高も位ヶ原で見納め。
乗鞍岳 最後にアップで。
そのうち行きますね。
最後にアップで。 そのうち行きますね。
乗鞍岳 いい眺めだ。
いい眺めだ。
乗鞍岳 また来ますね。
また来ますね。
乗鞍岳 下界は曇り空か。
下界は曇り空か。
乗鞍岳 光と影。
光と影。
乗鞍岳 風紋。
風紋。
乗鞍岳 何度も振り返る。
何度も振り返る。
乗鞍岳 ダラダラと歩いていると、眠気が襲ってくる。
ダラダラと歩いていると、眠気が襲ってくる。
乗鞍岳 スキーで一気に降りたいのですが。笑
スキーで一気に降りたいのですが。笑
乗鞍岳 この急坂を下りるとゲレンデトップ。
この急坂を下りるとゲレンデトップ。
乗鞍岳 到着。といっても、駐車場はまだですが。
到着。といっても、駐車場はまだですが。
乗鞍岳 これはこれで美しい。
これはこれで美しい。
乗鞍岳 行かれる方は自己責任で。
行かれる方は自己責任で。
乗鞍岳 さてさて、アウェイ感いっぱいのゲレンデを下ります。
さてさて、アウェイ感いっぱいのゲレンデを下ります。
乗鞍岳 美しいねぇ。
美しいねぇ。
乗鞍岳 人の少ないチャンピオンコースから下りることに。
人の少ないチャンピオンコースから下りることに。
乗鞍岳 遠慮して端っこを。
遠慮して端っこを。
乗鞍岳 振り返って…こうして見ると遠いです。
振り返って…こうして見ると遠いです。
乗鞍岳 アップで。
剣ヶ峰は右の高い峰です。
アップで。 剣ヶ峰は右の高い峰です。
乗鞍岳 暇なので写真を撮りながら。
暇なので写真を撮りながら。
乗鞍岳 右へ。
右へ。
乗鞍岳 漸く休暇村の駐車場です。
ゲレンデ歩きが一番の核心か。笑
漸く休暇村の駐車場です。 ゲレンデ歩きが一番の核心か。笑
乗鞍岳 到着です。
到着です。
乗鞍岳 今回は星撮影をしながら登りましたが、ピークハントなら6〜7時間くらいです。
今回は星撮影をしながら登りましたが、ピークハントなら6〜7時間くらいです。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。

てんきとくらす