積雪の塔ノ岳から丹沢山まで大倉尾根でピストン

積雪の塔ノ岳から丹沢山まで大倉尾根でピストンしてきた。 丹沢に降雪の天気予報、市街地には降雪がないとのことで、 これならノーマルタイヤで行けると判断。 19日は、日曜日で積雪ありだと丹沢は普段の日曜日よりも混むなと思った。 とはいえ、月曜日にすると丹沢で降雪の二日後では、雪が解け、至る所泥濘になる。 真っ白い雪景色が見られるなら、登山者が多くても仕方ないと思ったのだが、 実際、人が多く、自分がカメ足故に道を譲る回数が、べらぼうに多くなり、 自分のペースで歩けないことで、自分の足の遅さに腹が立ってしまった。(×_×;） 今回の積雪は、数年前経験した塔ノ岳登山の時より多く、 麓の方でも積雪があり、ふあふあ、モフモフの積雪の登山道を長く歩くことが出来、 自分の足の遅さに一時は腹が立つこともあったが、楽しいスノーハイクが出来た。 塔ノ岳山頂までは、碧い空と霧氷と白い雪を十分堪能出来た。 塔ノ岳から丹沢山までは、無積雪期でも景色の良い縦走路が、 積雪と霧氷で更に綺麗だった。 竜ヶ馬場までは、碧い空と霧氷と白い雪が続いていたが、丹沢山に進むにつれ、 だんだん雲が多くなり、丹沢山への最後の登りでは、雲に覆われてしまい、 碧い空を見ることが出来ず、とても寒い雪山になってしまった。 蛭ヶ岳までピストンする健脚にとっては、丹沢山は、中継地点でしか無いが、 自分にとっては、朝暗い時間に出発し、途中の体調、膝の具合が良いときだけ、 やっと登れるのが、丹沢山なのだ。 丹沢山まで行けた達成感と引き換えに、帰りの大倉尾根では、 両股の筋力疲労からどうしても膝痛が出てしまうのが悩みでもある。 帰りの丹沢山から塔ノ岳までは、曇り空で冷たい風が吹き付け、 塔ノ岳に着いたときは、ガスって視界なし、気温マイナス4.5℃、 まさに雪山だった。 塔ノ岳で小休止後、15:33下山開始。 当然、大倉に到着する前に暗くなる。 堀山の家に着く頃には暗くなるので、花立山荘で、ザックを下ろし、 ヘッデンを装着することに決め、歩き出す。 花立山荘までは、膝も痛くなかった。 天神尾根分岐当たりで、薄暗くなってきたので、 ヘッデン点灯し、大倉尾根を降って行くと、 堀山の家に着く前に予想通り、いつもの膝痛が出てしまった。 いつものように膝痛を堪え、大倉まで歩くことになってしまった。 10時間以上の歩行は、慣れもあって、苦痛ではないが、 膝痛だけは、どうにも慣れず、我慢するしかない。 その我慢も年のせいか、したくなくなってきた。 ということで、丹沢山までの歩きは、 これが最後になるかも知れないなと思いながら、 どうにか大倉に辿り着いた山行であった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 平日登山を選ぶ理由： 自分はリタイヤしているので、毎日が休日状態。 普段は、登山者の少ない平日に敢えて登っている。 なぜかと言えば、カメ足なので、登山者が多いと後ろから来た登山者に 道を譲る回数が、べらぼうに多くなり、 マイペースで歩くことも休むことも出来なくなり、 体力的にも精神的にも疲れてしまうからだ。 山頂に着く手前では、今度は昼食を終えて下山してくる登山者が増え、 どんどん降りてくる。 登り優先で立ち止まってくれる登山者がほとんどなのだが、 それでも立ち止まらず、降ってくる登山者は平日よりは当然多いので、 下からだけでなく、上からの登山者にも道を譲る回数が増える。 これがカメ足登山者の悩みの種なのだ。 備忘録： ザック重量18.75㎏、チェーンスパイク0.36㎏と軽アイゼン0.58㎏を含む。 水は、3.13リッター(飲水1.5リッター、保温ボトル0.5+0.5リッター、紅茶レモン0.5リッター、一番搾り0.13リッター)ザックに入れ、飲み水2.0リッター、昼食時0.5リッター、紅茶レモン0.5リッター、一番搾り0.13リッター、水分合計3.13リッター飲んだ。 （登りで1.3リッター、昼食時0.63リッター、下りで1.2リッター） ウェア： ハードシェルとしてアルパインサーマシェル パーカ、ミドルウェアをシャミース プルオーバー、ウイックロンZEOサーマル ロングスリーブジップシャツ、アンダーウェアはスーパーメリノウールEXP. ラウンドネックシャツ、スーパーメリノウール L.W. ブリーフ、ファイントラック メンズ ドライレイヤーウォームロングスリーブ、ファイントラック ドライレイヤーウォームタイツ とした。下半身は、冬ズボン（コアノパンツ）とスーパーメリノウールEXP. タイツ。