冬山登山訓練

今年はホント雪が少ないですね～ 九重連山も微かにしか積もっていませんでした。 今回はグループでテント等の共同装備を分担して、坊がつる1泊の冬山登山の訓練に行ってきました。 雪は少なくてもクラポンやワカンの素早い取付や、コンティニュアスやスタカットのビレイを何度も練習します。 急斜面をプルージックで登ったり、半マスト結びで懸垂下降を何度も繰り返します。 とにかく早さを要求されます。 雪崩を想定した訓練では、実際にビーコンを使って遭難者の場所を探し当て、プローブで探って救助者を特定できたと想定して、並べたザックの上に寝かせて、寒くないようにテントで包んで、応急処置を施して・・・と迅速な行動の必要性を教わりました。 来月は伯耆大山にて実践予定ですが、私は仕事の都合で参加できそうにありません。 雪洞を掘ってのビバークの訓練は、経験者と一緒でないとなかなか体験できるものではありません。 もっといろいろなことを学びたかったのですが、とても残念でなりません。 1年近く学ばせていただいた登山学校ですが、次回がラストとなります。 それでも、これまで個人では学ぶことができない山の技術を教えていただき、本当に勉強になりました。