活動データ
タイム
06:47
距離
6.6km
のぼり
708m
くだり
921m
活動詳細
すべて見るここばっかりは晴れでないと行くのがもったいない西穂高。 自分の都合と日曜の晴れ☀️が なかなか かみ合わなくて … おっ?今週末はいいのでは? 風も弱そう!で、即Goです❗ 黒い雨雲を背に北陸を脱出🚙💨 前日にゆっくり山荘に入ります。 お部屋は別館の2階で、8人部屋に4人。本館での食事のときの人数からすると全部で50人ほどではないかな。 喫茶室ではストーブを囲んで談笑する方々。 温かく快適なオアシスで まったり小屋ライフを満喫できました✨ 翌朝、4時に外を覗くと闇のなか小雪が舞っている。 小屋周りで4~5㎝くらいか。 5:30からの朝食を頂いて 体を暖めてからの出発。 ヘルメット、ファン付きゴーグル、バラクラバ、最強グローブにWピッケル。 スマホやドリンクやカメラケースにカイロ貼りまくって 完璧の準備で歩きだし。 ヘッデンの先に舞う小雪は 風で舞い上がった粉雪だったのか?丸山を過ぎて傾斜が出ると吹き飛ばされたのだろうか、硬い雪面になり 歩きやすくなる。 風は夜明け前にしては弱い方ではあるが バラクラバとフードがなければ 頬が凍りつく。 独標手前の急登で本日の御来光✨をビビビっと受けて セロトニン“幸せホルモン”増産⤴️ 夜明けにいつも思う 太陽のありがたさを沁々と✨ ピンク色に染まった山肌、もぅ全てが美しくて、数歩で立ち止まってカメラを取り出すので なかなか進まない! 独標は雪の状態良く 難なくクリア。 穂高の展望台として絶大な人気もうなずける。夏の黒い岩峰もド迫力だけど やっぱり白い穂高は別格ですね🎶 さぁここからが本番。 気合いを入れ直して行きましょう❗岩と雪のMIXを後ろ向きで降りるような緊張箇所は数ヶ所で、殆んどの稜線はトレース薄めに残っていて 確実に進めば問題ありません。 ただ全般 細尾根の登下降で、飛騨側は滑り台のような傾斜、信州側は雪庇が発生するので踏み抜き注意。どちらも落ちればただでは済まない斜面です。 毎年のように冬季の西穂高は来ていますが、今年は雪量の少なさと、気になるのは ピッケル刺さらない程のカチカチだったり、エビのしっぽというか キラキラの氷の固まり、岩も一面氷のコーティングされ、まるで残雪期のよう。暖冬の影響で再凍結か、もしかして雨ふった?3000mで?😓 雪がたっぷりあるより 危険度と緊張感はアップです。 ほんの一歩のミスで…と思うと 普通に歩けるところでも いつもみたいにへらへらしてられない。何か用事があれば、確実に立ち止まって“ながら歩き”は絶対🙅🆖って自分に言い聞かながら… 小ピークをいくつも越えて、山頂前の長い飛騨側の急斜面トラバース。 雪面は硬くてアイゼンとピッケルしっかりガッシガッシ刺して一歩づつ。 時折、表面の氷がカラカラと音をたてて斜面を滑っていく。 コケたらアウト。 そういえば前に滑落するのを目撃したところ…💧 いつの間にか 前後していた先行一団は後ろに。 前のお一人が急登に差し掛かるところで辛そうな様子「換わりましょうか」と先頭に出る。 あら、トレース無しのトップです。 岩を回りこむ、トラバース、ここでいいのか?自分がつけるトレースの後ろに人が付いてくる。 よく見て 一番安全と思えるところを選んで進む。 斜面のふかふか吹きだまりは深さがわからず探りながら… 直下の突き上げる斜面は Wピッケルで登り、雪庇のように張りでたところをなんとか乗り越えて、ビクトリーロードを 一歩一歩 山頂標へ… 息も絶え絶えでたどり着いた まっさらな雪の “そこ ”は 一層価値のある場所に思え、見渡す素晴らしい眺めに 思わず吠えてしまった。 二番目で登ってきた ヤル系のお兄さんに「ルート工作ありがとうございました!」と笑顔で言われ、チョーーー嬉しいっ‼️😂⤴️ たまりません! 譲り合い 交代で記念写真を撮り合います。 先端の岩影の少し風の当たらないところで熱い珈琲で一休み。 目の前の白い峰 笠ヶ岳の稜線に繋がる双六や奥黒部の山々 あ~最高です🎶 (一杯目☕を自分のウェアに全部ぶっかけた以外は…⤵️😒⤵️) さぁ、気を引き締めて引き返します。 トレースしっかりで あんなに苦労したとは思えない復路。 ザクザクの峰は下りで見る方がカッコいいと思えるのは心の余裕か。 お昼頃から下り坂 の予報通り、小屋につくと もうグレーな空。 装備を変換してご飯をたべてRWまでのんびり帰還しました。 小屋から山頂まで わずか4時間程のピストンですが、しっかり充実した 大満足な1日でした。 前後していた方々 ありがとうございました! 天候によって大きくコンディションが変わります。 遭難事故も起きています。 その時々、各自の判断で 無理のないように お願いします。
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