高ボッチの魅力を皆さんに

2020.01.19(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:13

距離

12.3km

のぼり

690m

くだり

687m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 13
休憩時間
24
距離
12.3 km
のぼり / くだり
690 / 687 m
2 21
1 34

活動詳細

すべて見る

冬期(12月中旬~4月中旬)以外は車でも往来可能な高ボッチ。 8月初旬には高原にある競馬場で草競馬が催されます。地元に住んでいる私も親に連れられ見に来たようです。(記憶にないので47、8年以上昔の事か、私ではなく姉か兄と勘違いしていのかも知れません。) 一年を通し最も人が集まる一日ですので興味のある方は塩尻市のHPをご覧になって下さい。 寂れた高原(否定しません)と思われがちですが、長野県の中央に位置し、松本平・諏訪平を一望するだけでなく、西に北アルプス、東に八ヶ岳連峰、南は御嶽山、南アルプス、遠くに富士山、北には我が母校の校歌にも登場する鉢伏山と、360°の大パノラマが広がる隠れた名所、通のみが知る絶景のスポットなんです!!(ちょっと興奮) 前置きが長くなってしまいましたが、高ボッチの登山ルートは ①塩尻峠を起点に、東山を経由するルート ②最も最短コースとなるブリーズベイリゾート塩尻かたおかを起点とするコース ③牛伏寺(ごふくじ)を起点に、横峯を経由するルート などがありますが、今回の山行は、通常の登山ルートではない崖の湯ルートを選びました。 崖の湯ルートとは、冬期封鎖されている車道で、このルートを選択した理由は以下の通り。 ・初の夜行(5:30頃出発)のため、道迷いのリスク回避 ・例年と比べて降雪量が極端に少なく歩きやすいと判断。(前日の下見では封鎖ゲートまで雪なし) ・車で数回通ったことがありルートイメージあり。 ・下山後には崖の湯温泉に浸かり、疲れて冷えた体を労りたい。 活動メモですが、 出発点は封鎖ゲート、脇を入るとホテル鳴神(現在は閉館)があります。昨晩の雪が2、3cmほど積もっています。静まり返った道中には近くを流れる川のせせらぎの音と、まっさらな雪の上にある何種類もの小動物の足跡を楽しみながら歩きます。道幅は思った通り、広くわかりやすい。斜度も終始緩やかで歩きやすい。 雪が少し深く滑りやすくなったところでアイゼンを装着しました。 5:30前に出発し、鉢伏山から高ボッチ間の登山道への合流点(約5Km)までおよそ2時間。ここまで75分の計画は始めから無理があった。 この登山道に入ると雪は10cmあるかどうか、遠くはガスっているものの、視界がひらけ、見渡す周辺の雪景色は美しい。先客も小動物のみだ。 高ボッチ山頂入り口までたどり着いても、②からの最短コースからはまだ誰も来ていなかった。 ありがたくファーストトレースを刻ませていただき、山頂に到着。この時7:50位、お目当てにしていた御来光は1時間程前でした。写真を撮ったり周辺を眺めたり20分ほどゆっくりして下山します。 山頂入り口の分岐に戻ると、この日初めて人類に遭遇します。彼ら(彼女ら)は1969年人類が初めて月面に着陸したアポロ11号の宇宙飛行士のような服装を身にまとい、とても動きずらそうでしたが装備からして写真愛好家のようです。彼らは下山後、「この日人類で最初に高ボッチに到着した」と言うでしょう。なにせ彼らから見た私の服装は人ではなく、高度な文明を持つ星から来た宇宙人に見えたのかも知れません。(それでも汗かいて、冷やさないように気を付けてますから) 脱線してしまいましたが、登山道を外れもと来た崖の湯ルートの車道に入ります。 中腹ほどまで下ると最近流行ってるフィットバイクって言うんでしょうか太いタイヤのマウンテンバイクに乗ったグループとすれ違います。遠目から見ても、彼らの出で立ちは薄く、体にフィットしたものを身に着けてます。一目でこの私よりもさらに高度な文明の星からやってきたことを判ります。さらに驚いたことに、彼ら(彼女ら)は、この雪の坂道をグイグイと漕いで登ってきて、すれ違いざまに笑顔で挨拶を交わすのです。 (この坂を・・・敗北感。)ただただ茫然と彼らの後姿を見送るしかありませんでした。 彼らはこの先に待つアポロ11号の宇宙飛行士を見て何を感じるのだろう、そう考えながら山を下りました。 山頂よりおよそ90分ほどで出発点の封鎖ゲートに戻ってきました。 10時前に崖の湯の旅館へ立ち寄りましたが、温泉の開放は11時からとの事で、今回は断念し帰路へ。 車での帰路の途中、県道63号線(通称:しののめの道)から高ボッチを見上げるとガスは抜け青空が広がっています。後から登った方々は、高ボッチからの絶景を楽しんでいる事でしょう。

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 3000
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    パワーストレッチグローブ
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ドームペリニョン
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ウィンターコヒージョンジャケット
  • ペツル(PETZL)
    レオパード
  • オスプレイ(OSPREY)
    キャンバー32
  • カシオ(CASIO)
    プロトレックスマート
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ウィックドライトロングスリーブT
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダブルドラゴンパンツV.5

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。