活動データ
タイム
02:56
距離
4.7km
のぼり
384m
くだり
385m
活動詳細
すべて見る天候がいまいちだったので、眺望とは縁のなさそうな樹林ばかりの山を目指すことにして、前々から気になっていた無反山を訪ねてみた。登山口は東白川村と白川町の境界になっている大野峠にある。近年になり峠の下を貫くトンネルが開通したことで、ほとんど通る人のなさそうな峠である。 登山道は基本的に尾根をたどり小さなピークを何度か巻いていく。危険箇所はなく歩きやすい。何箇所か脇道があったが、入口から山頂に至るまで標識が整備されているので迷う心配もない。序盤に急傾斜がある他はなだらかな道のりである。 尾根ということで開けていれば御嶽山や麓集落などを見渡せるのだが、残念ながらひたすら樹林が広がっているため見晴らしの良い場所はない。山頂ですらも樹林に囲まれていて、わずかに集落や遠くの山々が確認できる程度だった。 山頂には瓦屋根のしっかりした祠と、東白川村の全校登山記念の標柱がある。変わったものといえばそのくらいしかなく早々と引き返す。 これといった見どころのない山だけに、下山途中で老齢の登山者に出会ったのには驚いた。少し話をすると毎年この時期に登っているそうで、この山で他の登山者に出会ったのは初めてだと向こうも驚いていた。 山は地味ながら登山口のすぐ近くには御嶽山展望地や、五介の滝という観光地があるので、そちらと絡めればそれなりに景色も楽しめる。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。