今年の干支の山・子ノ泊山と熊野三山詣で

2020.01.13(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 41
休憩時間
1 時間 1
距離
3.3 km
のぼり / くだり
521 / 521 m
1 27
1 13

活動詳細

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武藤ガイド事務所の「子ノ泊山(ねのとまりやま)と熊野三山詣で」に参加した。今年の干支の名のつく山に登って、熊野三山(熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社)を詣でるという企画だ。当初H社でこの企画をしたが、参加者が催行予定人数に達しないため中止となった。それで武藤ガイドがその企画に準じた山行を行うことになり、当然ながらオッサンも参加することにした。 第1日目。 熊野本宮大社に参拝した後に子ノ泊山(ねのとまりやま)に登る予定だったが、雨の予報のため予定を変更し2日目と入れ替えとなった。大阪を出発し奈良県に入った頃からポツリポツリ、やがて本格的な雨となったが、三重県・熊野市を過ぎる頃には小雨となり、熊野那智大社に着いた時は雨は上がっていた。 熊野那智大社 車で那智大社近くまで行くことができるが、我々は登山をする者として、下の駐車場に車を置き、大門坂を登って登拝する。熊野那智大社に参拝の後は那智の滝のすぐ近くまで下りて、改めて雄大な滝を見上げる。立派な滝だ。駐車場に戻るため大門坂を下っていた時、平安衣裳を着た4人の若い女性と一緒になった。東京から、この衣裳を着て熊野那智大社にお参りするために来たそうだ。アマチュアカメラマンのおじさん達につかまって撮影会のようになってしまったが、嫌な顔もせずにニコニコと撮影に応じていたのには感心した。 熊野速玉神社 5時を過ぎると御朱印帳に記帳してもらえないかと心配したが、何とか滑り込みセーフ。間に合った。 第2日目。 起きて空を見るとほとんど雲のない絶好の登山日和。予定を変更したのは正解だった。上桐原を過ぎてから桐原側登山口までの林道は、対向車があれば離合に難儀するような細い道だったが幸い対向車はなく、無事登山口に到着。アプローチが悪いので登る人は少ないが、子の年は干支の山ということで登山者が増えるらしく、登山口に着いた時は駐車スペースにはすでに数台の車が止まっていた。登山は擁壁に架けられた鉄梯子を登っていきなりの急登で始まる。程なく勾配も緩やかになって稜線歩きとなる。途中で勾配がきつくなって、足元も粘土質の土で滑りやすい箇所があるが、まだ新しそうなトラロープが張られていて、そのトラロープをつかんで登ると登りやすい。山頂に着くと数人の先行者がいた。駐車場にあった車の人達だろう。山頂にはほとんど木はなく、360度の大展望が広がる。北の彼方には雪があるのか頂部が白くなった山が見える。南に目をやると熊野灘に面した熊野市の街並みも見える。山頂には、登山口で登る前に押した赤のスタンプに重ねて押す青のスタンプが置いてあった。赤と青の両方を押すと子の年の登頂記念スタンプが完成した。 熊野本宮大社 帰路は本宮町の熊野本宮大社にお参りして、熊野三山詣でが完了だ。熊野本宮大社には、サッカー・日本代表のシンボルマークにもなっている3本足の八咫烏(ヤタガラス)があちらこちらに見られる。熊野本宮大社のホームページを見ると、八咫烏は主祭神の家津美御子大神(素盞鳴尊)のお仕えだとある。大和の橿原まで先導したという神武東征の故事に習い、導きの神として篤い信仰がある、とのことだ。熊野本宮大社は、元々熊野川の中州・大斎原(おおゆのはら)にあったが、明治22年(1889年)の大水害で水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある高台に移された。その大斎原には現在日本一の大きな大鳥居が建てられている。高さが約34mもあるという。この大鳥居にも金色の八咫烏が取り付けられている。

子ノ泊山 ストックを使わず、この杖を拝借した。
ストックを使わず、この杖を拝借した。
子ノ泊山 大門坂のスタート地点。
大門坂のスタート地点。
子ノ泊山 石畳の道。雨の時は滑りそうだ。
石畳の道。雨の時は滑りそうだ。
子ノ泊山 熊野那智大社。
熊野那智大社。
子ノ泊山 三重塔の奥には那智の滝だ。
三重塔の奥には那智の滝だ。
子ノ泊山 落差133m、日本一の名瀑だ。
落差133m、日本一の名瀑だ。
子ノ泊山 案内図。
案内図。
子ノ泊山 ミツマタの花が一輪。
ミツマタの花が一輪。
子ノ泊山 何と、まだ黄葉が残っている。
何と、まだ黄葉が残っている。
子ノ泊山 那智の滝の前まで下りてきた。
那智の滝の前まで下りてきた。
子ノ泊山 大きな滝だ。
大きな滝だ。
子ノ泊山 滝の上部。しめ縄が見える。
滝の上部。しめ縄が見える。
子ノ泊山 平安衣裳を着た、東京からきたお嬢さん達。
平安衣裳を着た、東京からきたお嬢さん達。
子ノ泊山 那智速玉大社。
那智速玉大社。
子ノ泊山 那智速玉大社の境内。
那智速玉大社の境内。
子ノ泊山 ・・・。
・・・。
子ノ泊山 弁慶の木像。
弁慶の木像。
子ノ泊山 子ノ泊山・桐原側登山口の登山届をいれるポストとスタンプ台。ここで赤いスタンプを押し、山頂で青いスタンプを押す。
子ノ泊山・桐原側登山口の登山届をいれるポストとスタンプ台。ここで赤いスタンプを押し、山頂で青いスタンプを押す。
子ノ泊山 子ノ泊山の説明板。
子ノ泊山の説明板。
子ノ泊山 この鉄梯子を登って登山開始。
この鉄梯子を登って登山開始。
子ノ泊山 いきなりの急登で始まる。
いきなりの急登で始まる。
子ノ泊山 ・・・。
・・・。
子ノ泊山 1/4の標識。
1/4の標識。
子ノ泊山 キツイ勾配の上に粘土質の土で滑りそう。トラロープがしっかりしていたのでつかんで登った。
キツイ勾配の上に粘土質の土で滑りそう。トラロープがしっかりしていたのでつかんで登った。
子ノ泊山 緩やかな尾根道。
緩やかな尾根道。
子ノ泊山 渡渉する。
渡渉する。
子ノ泊山 4/4の標識。山頂は近い。
4/4の標識。山頂は近い。
子ノ泊山 山頂は賑わっていた。
山頂は賑わっていた。
子ノ泊山 右側にスタンプ台が入っている。
右側にスタンプ台が入っている。
子ノ泊山 令和弐年庚子歳例会と書かれている。今年担いで登り、建てたのだろうか?
令和弐年庚子歳例会と書かれている。今年担いで登り、建てたのだろうか?
子ノ泊山 一等三角点。
一等三角点。
子ノ泊山 武藤ガイドに撮ってもらった。
武藤ガイドに撮ってもらった。
子ノ泊山 ・・・。
・・・。
子ノ泊山 スタンプの完成。(帰宅後撮った)
スタンプの完成。(帰宅後撮った)
子ノ泊山 北側遠くの山の頭が白い。
北側遠くの山の頭が白い。
子ノ泊山 熊野灘に面した町が見える。
熊野灘に面した町が見える。
子ノ泊山 下山は早い。もう駐車場だ。
下山は早い。もう駐車場だ。
子ノ泊山 熊野本宮大社の鳥居。
熊野本宮大社の鳥居。
子ノ泊山 八咫烏の旗。
八咫烏の旗。
子ノ泊山 白い椿。
白い椿。
子ノ泊山 ・・・。
・・・。
子ノ泊山 子の年なので子の絵馬。
子の年なので子の絵馬。
子ノ泊山 熊野本宮大社の撮影はここまで。
熊野本宮大社の撮影はここまで。
子ノ泊山 ここにも八咫烏の旗。
ここにも八咫烏の旗。
子ノ泊山 階段を下る。
階段を下る。
子ノ泊山 本宮町観光案内板。
本宮町観光案内板。
子ノ泊山 大斎原(おおゆのはら)の大鳥居。
大斎原(おおゆのはら)の大鳥居。
子ノ泊山 ・・・。
・・・。
子ノ泊山 大鳥居を見上げると・・・。
大鳥居を見上げると・・・。
子ノ泊山 ここにも八咫烏。
ここにも八咫烏。
子ノ泊山 大鳥居の説明板。
大鳥居の説明板。
子ノ泊山 ここにも八咫烏。
ここにも八咫烏。

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