諏訪富士　蓼科山-2020-01-11

先週の北横岳に続き北八ヶ岳の蓼科山です。 女乃神茶屋登山口から出発。 登山口付近は殆ど雪はなかったのですが、途中で装着するのも 面倒なので最初からチェーンスパイクを装着。 序盤こそのんびりハイキングコースでしたがそれもつかの間 すぐに急登区間に突入。 土と雪のミックスはそのうち雪と岩に。 まだまだチェーンスパイクで行けそう。（慣れている人はアイゼン系装備なしでズンズン行ってしまいます） 途中振り返ると景色が開けていて御嶽山（登りたい）や甲斐駒ケ岳（登りたい）がみえてきて かなり高度を上げて行きている事を実感します。 木々が白くなり始め、雪と岩のミックスだったのも雪メインになってきたので 休憩がてら１２本アイゼンに変更。 勾配も落ち着き始めたところで目的地の蓼科山頂がみえる。 結構登ってきた感があったのでそびえ立つ山頂を見上げて思わず 「嘘だろ？」と声がもれる・・。 相方も疲れ始めてるのか無言で登る。 森林限界が近づき始めると徐々に風が強くなり始める。 目の前は壁にしか見えないほどの急登。でも振り返ると絶景！ これがたまらない（笑） 森林限界に突入。 ものすごい風。なんども飛ばされそうになりながら ついに登頂！やった〜！！ とりあえず山頂で写真を撮り三角点にタッチ。 その後蓼科神社の鳥居に行きたかったのですが 風が強すぎて、また鳥居付近は風に舞った雪が竜巻みたいに舞っており その気も失せてしまったので山頂ヒュッテまで逃げるように後退。 ヒュッテはもちろん営業しておらず、軒下をお借りしてご飯にしました。 建物の影は風がなく快適でしたが、気温は−１２度位だったのでお湯を沸かそうにも グローブをとるとすぐに指の感覚がなくなってしまうので、今日は山専ボトルを 持ってきているのでそのお湯でカップのカレーメシを作って（ほんとは熱々が好み） 食べるというか、ほぼ飲んで早々撤収。 下山は樹林帯に入るまでは少し緊張でした。 今回は山頂でのんびり出来ませんでしたが 天気も終始よく絶景も味わえて最高の登山でした。