極寒十勝岳ナイトハイク-2020-01-10

2020.01.10(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 35
休憩時間
2 時間 35
距離
10.5 km
のぼり / くだり
1090 / 1088 m

活動詳細

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てんくら予報がAだったので急遽行ってきました。結果は前回の11月同様予想は大外れ。避難小屋からは気温ー20℃以下風速10m位の極寒、山頂付近は体がよろける位の風速20m前後でシャッターを押すにも構図がずれる悪条件でしたがご来光は見ることが出来ました。ご来光は毎回山頂からでは飽きるのでちょっと美瑛岳側に下がった所から撮影。 写真を4・5枚程度撮ると手先足先が冷えきってしまうので、手はマグマカイロを手袋の中でにぎにぎし足はストレッチしたりその場走りしたりしながら凍傷にならないよう細心の注意を払う必要がありました。山頂は風が強くツエルト被れないので写真数枚撮ったら一人で運動して体を温めなければならず、私的に過去最高に寒い一日でした。 その後の下山ルートが気温も一番低く風も強いのが十勝岳の怖いところ。 ルート)白銀荘から避難小屋まではトレースあり、避難小屋からはノートレースだが雪は深くない。スノーシュースタート、山頂への最後の登り手前でアイゼンピッケルにそれほどカリカリではなかった。下りは避難小屋でスノーシューに変更。山頂がメチャクチャさむそうだったので牛歩戦術で時間調整。 衣類)上半身:ファイントラックアクティブスキン+ドライナミックメッシュロング+モンベルメリノMW+ミレーブリーザートイフーディー+マムートアルパイン ガイド HSジャケット、山頂登り手前で一番上にマーモット825FPダウンフーディー(商品名分からず総重量460g)。  (ファイントラックアクティブスキン+ドライナミックメッシュロングでまったく汗冷えなし、ドライナミックメッシュは下山後少し保水、アクティブスキンは保水なし)(ミレーブリーザートイフーディーは裏表共にドライだったが中綿が所々少し凍っていた)   手:登り下り ブラックダイアモンドガイド+スキンメッシュ 山頂手前から防寒テムレス+トレールアクショングローブ+桐灰カイロマグマミニ(今のところ脱がずにカメラ操作できる一番暖かい構成でカイロで即指が復活できる) 予備でラックナーヒマラヤングラブ+イスカウェザーテック オーバーミトン   下半身:モンベルメリノEXP+モンベルトレールアクションタイツ+モンベルULダウンパンツ(現行品スペリオルダウンパンツ、ダウン抜けが凄まじいのだが現行品はマシになっているのだろうか?今までのトータルで2割近くは抜けちゃってる気がする。)+ノースフェースオールマウンテンパンツ   足:モンベル2.5㎜厚ネオプレンソックス+スポルティバネパールキューブGTX(これでも足冷えた、ダブルブーツでないとだめか?カイロを張り付けた方がいいのかな?) 装備)SWANS RUSH-XED(曇り止め電熱ゴーグル)+ノースフェースエクスペディションネックウォーマー カメラ)キャノン G7X Mark Ⅱ(-20℃風速20mの中8時間使用してもバッテリー切れ&動作不良起こさないとか凄い!今回のMVP) 気象)晴れ 気温:-15℃~-21℃ 風:0~20m超え(てんくら予報2000付近13℃11m)、避難小屋まではほぼ無風、そこから先は避難小屋~山頂登り手前まで10m程度、そこから先は登るほどに強くなる。 私的には過去最低の寒さ。足先の防寒にはまだ課題ありだった。 追記:1/11 9:20写真追加しました。

十勝岳・富良野岳・美瑛岳 成長中のモンスターの中を歩く。例年ならもっと成長しているんだろうな。ワクワクする。
成長中のモンスターの中を歩く。例年ならもっと成長しているんだろうな。ワクワクする。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 避難小屋のドアは開くが出入りしにくい。
避難小屋のドアは開くが出入りしにくい。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 ちょっと掘って出入りしやすいようにした。2枚目の写真は中に入る前にとったものだがドアノブにゴムバンド付いてなかった。簡単にドア開いちゃうからちゃんとつけるように。
ちょっと掘って出入りしやすいようにした。2枚目の写真は中に入る前にとったものだがドアノブにゴムバンド付いてなかった。簡単にドア開いちゃうからちゃんとつけるように。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 十勝岳晴れてて良かった。満月に近い月なので結構明るい。
十勝岳晴れてて良かった。満月に近い月なので結構明るい。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 美瑛岳方面。カメラのバッテリーがもったいないので手持ち撮影。満月で星もそんなに出てないしね。
美瑛岳方面。カメラのバッテリーがもったいないので手持ち撮影。満月で星もそんなに出てないしね。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 薄明。
薄明。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 今回は山頂の左側抜けて登る。いつも山頂からのご来光だとつまらないので違う場所から撮影。
今回は山頂の左側抜けて登る。いつも山頂からのご来光だとつまらないので違う場所から撮影。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 山頂直下、モコモコしてて可愛い。
山頂直下、モコモコしてて可愛い。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 同じく山頂直下。
同じく山頂直下。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 日の出が近い。
日の出が近い。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 日の出は7時1分だったが6時54分には出てきた。山は平地より早いの忘れてた。(カメラの時計2分進んでました)
日の出は7時1分だったが6時54分には出てきた。山は平地より早いの忘れてた。(カメラの時計2分進んでました)
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 コルなので風が一番強かったかも、飛ばされる程でないけど体がよろける。
コルなので風が一番強かったかも、飛ばされる程でないけど体がよろける。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 風でよろけながら歩いてきた足跡。
風でよろけながら歩いてきた足跡。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 日が昇るとさらに風が強くなってきた。
日が昇るとさらに風が強くなってきた。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 風でえらいことになっている。
風でえらいことになっている。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 撮影中、風で体が揺れるので構図がずれて何度も撮りなおす。その間にも手足冷えて大変でした。
撮影中、風で体が揺れるので構図がずれて何度も撮りなおす。その間にも手足冷えて大変でした。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 どんどん風が強くなる。
どんどん風が強くなる。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 実は山頂が一番風弱く、日差しが当たっているので現状一番温かい。気温は-18℃位まで上がって風は15~20m位で収まってる。
実は山頂が一番風弱く、日差しが当たっているので現状一番温かい。気温は-18℃位まで上がって風は15~20m位で収まってる。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 旭岳と十勝岳どっちに行くか迷ったけど、夜勤開けで4時間しか寝てないので近い(片道3時間半)こっちにした。
旭岳と十勝岳どっちに行くか迷ったけど、夜勤開けで4時間しか寝てないので近い(片道3時間半)こっちにした。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 山頂で写真撮影を長くするならアイゼンは外した方が足先冷えにくい。
山頂で写真撮影を長くするならアイゼンは外した方が足先冷えにくい。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 写真5枚程度撮ったら手先足先冷えるので、手は手袋の中でマグマカイロをにぎにぎ、足を温めるためにストレッチ&その場でダッシュ等して温めてから再度撮影再開。
写真5枚程度撮ったら手先足先冷えるので、手は手袋の中でマグマカイロをにぎにぎ、足を温めるためにストレッチ&その場でダッシュ等して温めてから再度撮影再開。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 富良野岳もカッコ良いけど、手前から伸びる稜線がすごく好き。
富良野岳もカッコ良いけど、手前から伸びる稜線がすごく好き。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 完全装備。頭にはビーニー+ブリーザートイフーディー+ハードシェル+ダウンの四枚重ね。顔はゴアウインドストッパーのネックウォーマーと電熱ゴーグルで肌の露出なし。肌が出てたら凍傷になるので自撮りでもして確認した方がいい。
完全装備。頭にはビーニー+ブリーザートイフーディー+ハードシェル+ダウンの四枚重ね。顔はゴアウインドストッパーのネックウォーマーと電熱ゴーグルで肌の露出なし。肌が出てたら凍傷になるので自撮りでもして確認した方がいい。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 奥には羊蹄山とニセコアンヌプリかな?
奥には羊蹄山とニセコアンヌプリかな?
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 どうしても撮ってしまうニペソツ山。
どうしても撮ってしまうニペソツ山。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 石狩山地。
石狩山地。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 大雪山も今シーズン1回は行きたいな。旭岳は天の川が山頂に真横に掛かる3月下旬がいいかな。
大雪山も今シーズン1回は行きたいな。旭岳は天の川が山頂に真横に掛かる3月下旬がいいかな。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 下山開始。グラウンド火口淵まで移動して寄り道。
風なかったら上ホロ方面行きたかった。
下山開始。グラウンド火口淵まで移動して寄り道。 風なかったら上ホロ方面行きたかった。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 雪煙と火山ガスが混じって富良野岳が見えたり見えなかったり。
雪煙と火山ガスが混じって富良野岳が見えたり見えなかったり。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 山頂よりも寒い下山ルート。-21℃で風速20m越えの風が真正面から当たる。
山頂よりも寒い下山ルート。-21℃で風速20m越えの風が真正面から当たる。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 太陽が唯一当たるすり鉢火口まで我慢。
太陽が唯一当たるすり鉢火口まで我慢。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 雪煙舞う山頂。
雪煙舞う山頂。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 美瑛岳山頂に雲が出てきた。
美瑛岳山頂に雲が出てきた。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 2度目のご来光はもうすぐこれで温まる・・・しかし全体的に雲が。
2度目のご来光はもうすぐこれで温まる・・・しかし全体的に雲が。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 すり鉢火口で食事にしようと思って荷物降ろして装備変更してたら一気に雲がわいてきた。結局避難小屋まで下りてきて初休憩。行動開始から8時間位飲めず食えずだった。これは今後の課題だな。
すり鉢火口で食事にしようと思って荷物降ろして装備変更してたら一気に雲がわいてきた。結局避難小屋まで下りてきて初休憩。行動開始から8時間位飲めず食えずだった。これは今後の課題だな。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 巨大な松の間を抜けて温泉へ。早く温泉入りたい。その後は登山で一番の地獄帰りの運転3時間半、途中2回仮眠した。
巨大な松の間を抜けて温泉へ。早く温泉入りたい。その後は登山で一番の地獄帰りの運転3時間半、途中2回仮眠した。

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