鉢伏山🌨(日帰り) 2020年01月07日

2020.01.07(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 8
休憩時間
32
距離
13.3 km
のぼり / くだり
1095 / 1096 m
6
3 47
1 59
6

活動詳細

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年も越え白銀の世界⛄からのレポートがよく目に止まる。何処へか出掛けようかと思ったが生憎の低気圧襲来。 展望が良いと云われる『鉢伏山・高ボッチ山』付近が昼過ぎまで条件が良さ気と見付け、いざ往かん『鉢伏山』へGo!! 登山口目安の牛伏寺(ごふくじ)麓にセブンイレブンを見つけ、朝食を摂りながら0650時頃の日の出🌄を待つ。 空が白んじてきたので様子見に、登山口近くの駐車場迄乗り入れてみると登山道入口に 『1月中は登山者の駐車はご遠慮下さい。』 と書かれた看板を見つけたので、牛伏寺下の駐車場に車を停めさせて貰い支度を整える。 気温も−1〜−3℃と思ったより温かい。「てんくら」予報の12時迄は好天に期待しつつ出発。 ここ数日の暖かさで解けたのか、踏みしめられた雪の間から折り重なった茶色い落葉が顔を覗かせている。 防獣柵沿いに登って行くと、防獣門にブチ当たる。 《豚コレラ☣の拡散防止の為に帰宅したら土は良く洗う様に。》とのお触書。 「成程、獣以外の我々も菌を運ぶ可能性が有る訳だ。」と納得しながら門を潜る。 茶色く顔を出した地面と冬の報せを告げたい雪が折り重なる様に、交互に現れる登山道。 静寂の中に、自分が踏みしめる音と風の音が良く聞こえる。 樹氷に期待し歩き進み、山影から出始めた陽の光が当たり出したが、枝葉に氷を付けぬ木々からは煌めく輝きを楽しむ事は出来なかった。 少し前から現われた獣の足跡。 登山道に沿う防獣柵と共に変わらず山頂方向へも続いている。 木立を縫いながら登って行くと展望が開けて車道に出た。 どうやら此処は車でも入って来れる山だった様だ。何本か轍跡が確認出来た。 此処からは登山道は車道に沿い交わりながら続いていく。 背が高い木々も姿を少なくし遠い山々が良く見える。黒いアスファルトも覗かせているが雪を選んで踏んでいくと氷が割れる音。 途中チェーンアイゼンを付けたので亀裂も入りやすいだろう。 パキパキと鳴らし展望も楽しみながら平坦な道を歩く。ふとスノーシュー遊びをするなら此処は良いかも知れないと思った。 何度曲がり越しただろうか。冷風を感じ、ふと振り返った西の空。予報より早く、灰色にくすんだ空が拡がって来ていた。 次第に冷たい風が強くなって来ている。途中迄有った人獣の踏み跡も消え、既にシーズンを終えた鉢伏山荘の影に身を寄せアイゼンと装備を改めてアプローチ開始。 踏み跡が無い登山道を独占!! 『コイツは気持ち良いぜぇ!!』\( *°ω°* )/ と言いながら走り回りたいが、脛程度まで埋まる足元を走り回れる程の体力を持ち合わせてはいない。(笑) ( ̄∀ ̄;) 視界の中を羽毛の様な雪が舞い始めて来た。綺麗な景色とも思いはしたが、気温を確認しても−3℃位と厳しくは無いが冷たい風が何とも寒い。 改めて風による体感温度の違いを教えられた気がした。 天気が良ければ嘸かし綺麗に見えたであろう。と薄く白いスクリーンが掛かり出した山頂から遠くに臨む山々をぐるりと見廻してから、寒いので早々に退散。 少し前に着けたばかりの筈の、山頂に向かう只1人分の足跡。吹き付ける雪と風が掻き消そうと、何とも気が早いもので薄くなっていた。 此処から樹林帯まではまだ遠い。 早々と消え逝こうとする足跡と、少しづつ密度を増しながら降る雪を眺め、この儘強く降り出したら危ないのかも。と、ふと感じた自然の怖さ。しかし『ゴーグルはまだ装備しなくても大丈夫かな。』と気付いた自分に安堵する。 己の心の揺らめきに気付き、もっと条件が厳しい厳冬期の高峰に挑めそうに成れるのは何時の事になるやら。と遥か遠くに霞視える山々を眺めながら自嘲した。 白く舞い降りる大小様々な雪の結晶❄ 眼前に拡がる空間の中を気紛れな風に踊らされ気儘に舞いながら流れていく。 一面白く化粧をし始めた景色。少しの時間でも大分印象が違う。明日は綺麗な雪景色になるのだろうか。 風が吹き付ける開けた車道から木々の中に逃れると幾分か暖かく感じ心なしか安堵する。 揺らめきながら降り続く雪の粒が白く木々を色付けていく様子を眺めつつ、終始誰とも会わず贅沢な1日だったな。と考えながら高度を下げていく。 この儘雪が続くのだろうか。と思ったが取り付き口に到着する頃には雨に変わっていた。 雪を被らずに済んだマイカーに到着して無事行程終了です。 寒くて山頂で食べ損ねた昼飯の変わりを求め松本市迄ドライブ🚙= 『時代遅れの洋食屋 おきな堂』さんで、オススメメニューの1つ『オムハン』¥1500− ふわふわ卵とジューシーなお肉で美味しく頂きました。 (๑´ڡ`๑)♡ゴチソウサマ! 「てんくら」を参考にして臨みましたが、最近の天気予報はよく当たるものだ。と感心すると共に、晴れ間から雪迄と『山の天気は変わりやすい。』を堪能し、良い経験をさせて貰った山行となりました。 《備忘録》 パタゴニアセールでポチッた『ナノエア・フーディー』を初投入。 噂通り気持ち良い着心地。少しの風ならフードを被ればバッチリ!だが、流石に強風は寒く感じる。 ベースレイヤー+ナノエア+ハードシェルで保温性を発揮しGoodだった。 ナノエア+ハードシェルだと、やはり湿度が篭りがちになるのでドライレイヤー着用の方が良いかも知れない。 〈今回使用した物〉 ハードシェル(上下)、ナノエア、ベースレイヤー、ビーニー、バラクラバ(薄手)、ゲイター、グローブ、テムレス、アイゼン(チェーン+12本刃) 、ホッカイロ(鉢伏山荘から)

活動の装備

  • その他(Other)
    MEINDL(マインドル)ジョラスgtx

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