活動データ
タイム
08:41
距離
33.6km
のぼり
1606m
くだり
1588m
活動詳細
すべて見る海外でトレッキングをしてみたくて、1人で行けそうでかつ日本では体験出来なさそうな景色がみれる場所ということで目をつけたニュージーランド。 夏くらいからコースを選定して、ミルフォードトラックが早々に満杯だったので、長く歩けるというのとアザラシに会えるということで当初は「アベル・タスマン・コースト・トラック」を歩くつもりでニュージーランドに行くことにしました。 一日目、大阪に移動して年を越し、元旦の夜の便で朝オークランドに着き、そこから「アベル・タスマン・コースト・トラック」のスタート地点であるネルソンという町に移動しました。空港に到着したのが15時くらい。まずはホテルに移動しようとタクシーに乗りホテルの名前を告げると運転手に怪訝な顔をされました。なんだろうと思ったら空港から歩けるくらいの距離にホテルがありました。 ネルソンという町は空港と町が10kmくらい離れていたので、町の方に宿を取らないとと考えていたのに間違えたのか空港の近くに宿をとってしまっていたことにそこでようやく気付きました。トラックの入り口まではバスで行くのですが、その待ち合わせ場所が町のど真ん中にある観光センター。朝にタクシーを呼ぶか、空港で捕まえる必要が出てきました。 そこで歩いていけないかと考え、宿に荷物をおいて早速歩いてみたところ、1時間半くらいかかって何とか到着。まあ歩けないこともないかなと思い、歩きも選択肢に入れました。しかし、この行為が後々の問題の原因になってしまうとは。。 ガスのカートリッジは日本から持っていけないので現地で買うつもりだったのですが、ネルソンという町は想像以上に小さく、また年始ということもあり、ほとんどのお店が15時〜16時で閉まってしまっていました。まあ、トラックの入り口の町だからどこかに売ってるだろうとスーパーやホームセンターやアウトドアショップを回るもどこにも売っていない。。なんてことだ。。 「アベル・タスマン・コースト・トラック」は全部で60kmくらいで通常は4泊5日で行くのですが、交通手段のタイミングのせいで、私は3泊4日で行くつもりでした。しかし、3泊であってもガスを使わず過ごすのはリスキーかも。。食事は乾き物なんかで過ごせなくもないですが、1人で行くことを考えると何かあった時に対処ができないし、コーヒー飲めないのは寂しい。。また、前述のホテルとバスの待ち合わせ場所との距離の問題もあります。その日はガスカートリッジを探して町を散々歩いたのにタクシーを全然見つけられず、仮にホテルで呼んでもらうにしても時間が読めない。。 食料の心配をしながら歩いても楽しくないだろうとか時間が読めないからタクシー早めに来てもらうとか可能かを考えているうちにだんだんと弱気になり、完全に諦めモード。。でも帰れないしなーとDOCのサイトを見ているとルートバーントラックのハットが空いてるではないですか! 飛行機の変更とトラックに入り口のクイーンズタウンでの宿泊とトラックまでの送迎を調べたところ、全部いける!多少の追加費用は必要だけど許容範囲内!ということで前日に全てキャンセルし、急遽「ルートバーン・トラック」に変更! 元々迷ってたトラックコースだったので下調べしてあるし、装備もしっかりあったのでまあ大丈夫だろうと次の日にクイーンズタウンに移動しました。 そして、当日の朝、時間があったのでトラックに行かれた方のブログを読んでるとトラックに行く前に必ずDOCの事務所に行く必要があると書いてあるじゃないですか。。その日のバスは朝8時。DOCの事務所が開くのが8時半。間に合わない。。そこで急いでバスの事務所に行って時間を変更できないか交渉。たまたまキャンセルが出てたそうでOK!なんとかなったー。。 その後、DOCでチケットを受け取ると、「2日目は雪降るかもよ。あなたにとってハードな一日になるわね」と担当のお姉さんに言われたので、急遽バスの時間まで装備を揃えることに。クイーンズタウンにはたくさんのアウトドアショップがあり、また正月だったのでセール中。やっぱりのMacpacで装備を揃え、ガスカートリッジも買って出発。町で一番大きいアウトドアショップ「Outside sports」には日本人のスタッフの方がいました。色々と話しきけて安心できました。 結果1日目は良い天気。2日目は朝から暴風雨。。雪というよりはみぞれに近い雨がものすごい風で打ち付けてくる感じで大変でしたが、そこまで寒くなくてなんとか耐えられました。道はよく整備されていて穏やかなので日本の山によく登ってる人なら余裕でしょう。 気になった点を共有すると。。 ・分岐には必ず看板があるのでDOCでもらえるパンフレットで充分 ・雨が多く、天候が非常に変わりやすいので、雨の準備は万端に ・南半球はこの時期夏ですが、風が強く体感温度は低めなので、それなりに着替えは持っていく方が良い ・登山客の大半の人が挨拶してくれるし話かけてくる ・Hutsの中は人が多いので湿気がすごい(レンジャーはプリズンみたいだと冗談言ってました) 寝袋は夏用が良いと思います。 ・Hutsの水は煮沸すれば問題ないので浄水器まで不要 2日目以降は天気が悪く、景色はそれほど見れなかったのですが、まさにファンタジー映画に出てきそうな山並みは圧巻でした。色々と失敗もありましたがとても良い経験になりました。今度はミルフォードトラックだ!
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