屋久島

2019.12.30(月) 3 DAYS

活動データ

タイム

22:45

距離

37.9km

のぼり

2917m

くだり

2563m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 27
休憩時間
1 時間 18
距離
16.5 km
のぼり / くだり
1400 / 1028 m
2 54
24
43
DAY 2
合計時間
5 時間 8
休憩時間
1 時間 11
距離
7.2 km
のぼり / くだり
597 / 378 m
1 31
1 4
29
21
52
DAY 3
合計時間
9 時間 8
休憩時間
1 時間 52
距離
14.0 km
のぼり / くだり
919 / 1153 m
2 28
8
5
2 35
1 19
43

活動詳細

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(日記追記) DAY1(12/30) 雨☔️ 永田口から入る予定を変更しタクシーでヤクスギランドへ。おしゃべり好きの運転手さんがコンプライアンス的にNGすぎる話を披露してくるのを聞きつつ、登山口着。運転手さんに見送られ登山開始。雨の中進むと天柱石が見える。太忠岳山頂は吹きっさらしの横から降る雨が体にぶつかって来るのが楽しくなってきて笑う。天柱石、下から見て何あれ、近くで見て何これ、という感じ。大きい。さすが岩の島。折り返して昼食をとり小休憩。結構濡れたため一旦下山を検討するも、淀川小屋を目指し舗装路を歩くことに。雨本降り。途中喉が渇いたがザック脇の水を取り出すのすら億劫で、山から流れ出てきて(?)道路脇を流れる透き通った水をテキトウにすくって飲む。雨と体の疲れが私の中のワイルドを呼び覚ます。ベンチで休憩してるとヤクザルのファミリーに遭遇。小さくてかわいい。すぐ近くにいる人間のことなどひとつも気にせずのびのびしている姿にしばし癒される。淀川口到着。小屋まであと一息。すでに15kmほど歩いている。荷物が重い。私は屋久島まで来て一体何の修行をしているのでしょうかという気持ちになってくる。(どこの山でもキツくなる度、毎度思っている。)淀川小屋到着。先着3、4名ほど。着ていたものを全部干し早急に着替え。ちゃっちゃと夕食を取って、あったかくして就寝。あったかくしすぎて夜中に起きる。 DAY2(12/31) 晴れ☀️ 早朝起床。雨が上がったようで一安心。雨に当たらないって素晴らしい。(そんな事思うほど雨に当たってかわいそう。)心地良い風が吹いているので濡れた服を外に干し直し、貸切になった小屋でひと時のんびりする。小屋の外には行き交う人の気配。(前日はほとんど人とすれ違っていないので何か嬉しい。)遅出で出発。豆腐岩までの道が結構険しく登り甲斐あって楽しい。今日も今日とて荷物が重く、キツめの段差を乗り越えようとしたところでバランスを崩し背中の過重によって後ろ向きに転がり落ちる。しかし私の背中には中身の詰まったデカいザックがあるのでそのままバイーンってなって無傷、ありがとう荷物、お前のせいだけど。頭まで藪に埋もれながらしばらく進んで豆腐岩着。なんでこんな割れ方してるの。岩の隙間を攻めてみるが、突然地震が起きて岩に挟まれ人生が終わりになる妄想に襲われ途中でやめる。折り返して石塚小屋着。先着1名。早めに着いたのでウィスキーのお湯割を飲みつつ暖まりながらリラックス。あったかくして就寝。あったかくしすぎて夜中に起きる。(学習能力なし。) DAY3(1/1) 晴れ☀️ 明けましておめでとう。朝4時頃外に出てみると、雲ひとつない満天の星空。屋久島でこんなに星が見られるとはあんまりイメージしてなかったので予期せぬ星空に感動する。6時出発。仙台から屋久島に行くと日の出の時間差がすごい。まだ真っ暗。歩いているうちに東の空が白くなってくる。東側だけほんの少し明るくて、でもまだ星が見えている。朝と夜が入れ替わるこの時間の空を愛している。しかし歩くためには前を見ないといけないので目が忙しい。空は徐々に明るさを増し、しばらくすると強烈なオレンジ色が差し込んでくる。初日の出。太陽ありがとう。日の出を見た後はまばたきする度に太陽が存在を主張してくる。わかったわかった、わかったから落ち着いて。目の前でチカチカしないで、すごい邪魔だから…太陽ありがたいけどどっか行って…。途中、大きな岩の上で休憩。周囲の山々が見渡せる。静か。寝転がると太陽の温かさと裏腹に岩はひんやりと冷たい。小鳥がさえずっている。のどかで春と冬の天国みたい。 岩肌が増えてきたにあたりで氷が張っている状態の箇所が続き、いよいよ足の置き場がなくなったところで軽アイゼン装着。つるんつるんの氷の上を歩くのが初めてで「こわいこわいこわいこわい」とずっと小声で唱えていたが、アイゼンってちゃんと氷に刺さるんですね!(初めて見る道具に驚く原始人。)天気が良くてだんだん暑くなる。宮之浦岳着。めちゃくちゃ晴れてて素晴らしい眺望。全部見える。この世の全てが。降りてしばし行くとヤクシカのメス数匹が近くにきて目の前でお食事タイム。時々こちらの動きにピクリと反応しては凝視してくる、かわいい。逃げる様子がないのでしばらく眺めていると「真打ち登場」といった様相で反対側の高台に立派な角をたずさえたオス登場。ちょ!近っ!!かっこよ!!!とわーわー言うてるうちに颯爽と遠ざかっていくオス。スターかよ。お昼、最後のごはん。ごはん食べ切って荷物だいぶ軽くなったなー(気分的なものでは?)と感慨深く思いつつ、同時にもう終わっちゃうのかと寂しくなる。しかしまあ終わらないとそれはそれで困るので、ラストスパートで淀川口まで。あ!車だ!ねぇ車が見える!!!(久々に見る車に謎の興奮を抑えられない原始人。)到着!ゴール!人生初の山中2泊の旅でした。

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