活動データ
タイム
03:50
距離
6.5km
のぼり
696m
くだり
101m
活動詳細
すべて見る天城山 峰のヒメシャラ心あらば 今ひとたびの みゆき待なむ 観光地・伊豆の山なんて…。 って高を括っていた私でしたが、今回は新年早々大いに反省をしなければなりません❗ 文学的にも数多の舞台として登場するスポットの魅力を垣間見るには、十分過ぎるほどの山行になるかと…。 今回は天城山域一泊二日前段として、本日は天城峠付近から八丁池までの行程。コースは連れ任せ。恥ずかしながら山と高原地図の詳細を歩き始めてようやく目する始末。 事前情報を持たずサプライズを期待して…。などは聞こえのいい言い訳に過ぎず。本来あるべき姿に非ずー。 さすれば、目に飛び込んできた文字は下り「御幸」歩道…えっ?みゆき?天皇訪問地? そうなんです。八丁池の畔に昭和天皇訪問地として昭和5年に建立された石碑がありました。 その史実すら知識にない自分は、葉が全て落ち去っているだろうこの時季の生命力パワーに圧倒されるばかりでした。 連れは盆栽を生業としたこともあり、植生に多少造詣深く、とにかくヒメシャラやブナが見たいと言う事でしたが、それぞれの成長度合いに驚いてました。 風体にインパクトあるヒメシャラ。これが乱立して、時に巨木…それはなかなか壮観で、何か霊的な森そのものの持つ力強いパワーを実感しました。 そして不思議に思って、圧巻だったのは、それは毎年そうなのか、冬芝なのか?ってあるんですが、池畔の芝地が青々として、これまたこの地のパワーが為せる事なのか?御幸地の所以なのか? 八丁池の表示板には昭和30年頃の写真がありましたが、何とその池でスケートを楽しむ人々がいました。アクセスが悪かろう60年前に…。同じ冬の一日に片や芝…。落差に唖然❗ 冒頭は貞信の歌もじりですが…。 ヒメシャラやブナを天皇に御覧頂きたいと強く想われた先人の努力は如何ばかりだったかと…。(つい文字変えてしまいました😊) 新年二日にして改めてもっとどんな所でも歩かねばならず、自然への畏敬の念や学ぶ事を怠ってはならぬと認識しました。 ※軌跡ですが、プロトレックのBT切れで下山が切れてます。登りは「下り御幸歩道」、下りは「上り御幸歩道」で下りました。
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