富嶽縦走 笹子雁ケ腹摺山~米沢山~お坊山~大鹿山

2020.01.02(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 9
休憩時間
37
距離
14.4 km
のぼり / くだり
1320 / 1293 m
18
8
1 21
13
2
3
22
8
1 5

活動詳細

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新しい年。初回はどこに行こうかと考え、日本一の山を眺めながら歩く山旅を選択。 秀麗富嶽十二景の第四番である笹子雁ヶ腹摺山を含む縦走ルート。 朝7時半、JR笹子駅に到着。この駅を拠点にする山はけっこうあるし、休暇中だからもっと登山客が多いと思っていたが、予想に反して自分以外はたったの3人が下車しただけだった。 駅に降り立った時は寒いと思ったけど、30分ほどの車道歩きでだいぶ体も温まり、いよいよ入山。 冬枯れの山はどこも静かでいい。急斜面を登り、暑くて早速脱皮。汗で体が冷えない程度に登って行く。稜線に出ると大きな鉄塔があり、標識がないため迷うが、鉄塔の方に進むのが正しい。 山頂の手前で振り返ると、秩父山塊の向こうにぬーっと頭を出している富士山。雲一つない快晴に生クリームを山型に盛り付けたような姿を見せた。なんかわからないが縁起が良さそう。今年もたくさん登れますように。 ここからはずっと富士山を見ながら、いや見られながらという方が適切か、富嶽縦走が始まる。まずは米沢山へ。 冬の乾燥した土壌は一見カラカラに乾いていそうだが、わずかな土中の水分が凍結して霜柱ができる。それをザクザクと踏みながら歩く音が耳に心地よい。大きな霜柱は何となく生き物や植物のように思えてきて踏むのを躊躇い、足をよける。 お坊山で昼食。山頂で先に食事をしていた方と言葉を交わす。この日は早起きして作ったおにぎり。ふるさと納税返礼品の新潟産コシヒカリはやはり美味しい。ブランド米、悔しいけど美味いわ。わさびこんぶと梅干、山メシは色々あるけど、シンプルにして一番はやはりおにぎりだ。 お坊山から大鹿山へ向かう斜面にはこのルートで一番雪が残っていた。大鹿峠から景徳院に降る。本日のルートは適度に登り応えもあり、とてもいい縦走ルート。夏場は水場がないので暑そうだけど、冬のこの季節は最高。 山中ですれ違った登山者は5人だけ。冬の陽をたっぷり浴びながらの山行は、静かで穏やかで爽快、登り初めとしては最高のスタートだった。[了] [メモ] ・レイヤー 上:Tシャツ、ヒートテック、ソフトシェル(モンベル)、ハードシェル(ノースフェイス) 下:冬用パンツ グローブ、ニットキャップ、ネックゲーター ・靴:タイオガブーツ ザック:ホグロフス28 ・サーモス900 チェーンスパイク(未使用) ・ルート上に水場、トイレ、小屋はない。 ・登山道から景徳院に降りる道が標識がなくわかりずらく、迷った。

滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 登山口で気温0度。この時季にしては暖かいかも。
登山口で気温0度。この時季にしては暖かいかも。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 笹子駅から30分ほどの車道歩きの後に登山口に到着。
笹子駅から30分ほどの車道歩きの後に登山口に到着。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 入山してすぐに立派な杉の木立がお出迎え。
入山してすぐに立派な杉の木立がお出迎え。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 先ほどの標識とは「が」が「ヶ」ではなくなっている。
先ほどの標識とは「が」が「ヶ」ではなくなっている。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 もっと人がいるかと思ったが、誰一人おらず。
もっと人がいるかと思ったが、誰一人おらず。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 抜けのいい森の中を進んでいく。
抜けのいい森の中を進んでいく。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 陰影がギンガムチェックの様。
陰影がギンガムチェックの様。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 フラクタル。
フラクタル。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 杉林の斜面を枯葉が幾重にも覆う。
杉林の斜面を枯葉が幾重にも覆う。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 日差しを受けた稜線歩きが気持ちいい。
日差しを受けた稜線歩きが気持ちいい。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 山頂には鉄塔が。看板のようなものは何のためにあるのか?
山頂には鉄塔が。看板のようなものは何のためにあるのか?
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 ピークハント!一つ目。
ピークハント!一つ目。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 今年最初の富士山。
今年最初の富士山。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 今年一年も怪我無く安全に登山ができますよう。
今年一年も怪我無く安全に登山ができますよう。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 2つ目のピーク、米沢山に向かう。
2つ目のピーク、米沢山に向かう。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 下り斜面は雪が残っていた。
下り斜面は雪が残っていた。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 大きな霜柱。まるで下等生物の死骸の様。ちょっと不気味。
大きな霜柱。まるで下等生物の死骸の様。ちょっと不気味。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 冬のクリスタル。
冬のクリスタル。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 一晩でこれだけ育つのだろうか。自然の神秘。
一晩でこれだけ育つのだろうか。自然の神秘。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 米沢山に向かう稜線からの本日のベストショット。
米沢山に向かう稜線からの本日のベストショット。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 生クリーム富士と命名。
生クリーム富士と命名。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 笹子雁ヶ腹摺山を振り返る。左の稜線に先ほどの鉄塔がぽつんと見える。
笹子雁ヶ腹摺山を振り返る。左の稜線に先ほどの鉄塔がぽつんと見える。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 途中の見晴らしの良い岩場から。秩父山塊が一望に。
途中の見晴らしの良い岩場から。秩父山塊が一望に。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 この日の富士山は雲もなく、一面が雪に覆われていた。
この日の富士山は雲もなく、一面が雪に覆われていた。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 ピークハント!2座目。
ピークハント!2座目。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 北斜面には雪が残る。
北斜面には雪が残る。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 3座目!
3座目!
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 お坊山でランチ。
お坊山でランチ。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 富士山を眺めながらいただくおにぎりは格別。
富士山を眺めながらいただくおにぎりは格別。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 お坊山東峰に到着。このまま直進して一旦ルートを間違えた。
お坊山東峰に到着。このまま直進して一旦ルートを間違えた。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 手作りの小さな標識。こういうのに心惹かれる。
手作りの小さな標識。こういうのに心惹かれる。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 誰もいない静かな森。雪が音を吸収している。
誰もいない静かな森。雪が音を吸収している。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 下り斜面には盛大に雪が残っていた。
下り斜面には盛大に雪が残っていた。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 硬く締まった雪面を踏んでいく音だけが聞こえる。
硬く締まった雪面を踏んでいく音だけが聞こえる。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 静かな世界。
静かな世界。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 冬の太陽は穏やかだが、やはり眩しい。
冬の太陽は穏やかだが、やはり眩しい。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 枯葉のラッセル。
枯葉のラッセル。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 4座目をハント!
4座目をハント!
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 小さな標識。味がある。
小さな標識。味がある。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 雪の重みで潰された落ち葉たち。ちぎり絵のよう。
雪の重みで潰された落ち葉たち。ちぎり絵のよう。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 景徳院へ向かう下山道。
景徳院へ向かう下山道。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 歩いて来た稜線を仰ぎ見る。いいルートだった。
歩いて来た稜線を仰ぎ見る。いいルートだった。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 もふもふ。
もふもふ。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 景徳院に到着。立派な寺だ。
景徳院に到着。立派な寺だ。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 武田勝頼に由来のあるお寺だそうだが、歴史全く興味ないのでスルー。
武田勝頼に由来のあるお寺だそうだが、歴史全く興味ないのでスルー。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 立派な山門。これは建築的、造形的に興味ある。
立派な山門。これは建築的、造形的に興味ある。
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山 参考。予報よりもずっと暖かかった。
参考。予報よりもずっと暖かかった。

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