ついに悲願達成!都城・三股エリア全山制覇しちゃったの!!

2019.12.31(火) 日帰り

「三股町」の南東部に位置する「柳岳」。「日南市」との境にあり、同町最高峰の山です。これを制すれば「都城・三股エリア」全34座、すべて達成となります。そこに「みやざき犬」のリーダー、ひぃくんと「Kirishimaマスター」むぅちゃんが挑戦しました。 「内之木場林道 柳岳支線」がかなり荒れてたので、無理をせずに駐車し、登山口までの道をいつも通り徒歩で移動。そこからは比較的分かりやすく、緩やかな変化に富んだ登山道を歩き、スタートから2時間25分で見事踏破しました。 この領域で全山制覇をしたのと同時に、2019年で新たに登った山の数が、ちょうど100に達しました。多難な時もありましたが、最高の結果で1年を締めくくる事が出来ました! No.141……やなぎだけ【みやざき百山】(宮崎県北諸県郡三股町長田・日南市北郷町北河内 952m) HP(体力消耗度)……★★★☆☆ 久しぶりに10キロ歩いたの。でも林道と登山道ともにキツい坂がなかったから、そんなに疲れなかったの。(むぅ) MP(気力消耗度)……★★☆☆☆ ほぼ1本道。標識テープがあったから迷う事は無かった。ただ山入ってから、暫くは雨で濡れた斜面歩き。滑り易くて下山時が大変だったな。山頂手前で、少し灌木漕ぎがあるよ。(ひぃ) AP(交通利便度)……★☆☆☆☆ r33を日南方面に走って「長田簡易郵便局」の2つ先のT字路を右折。すぐ先の十字路で「内之木場林道」と柳岳登山道の標識が左側にあるから、そこを左折するんだ。あとは道標通りに行けば良いのだけど……。(ひぃ) 問題は集落をぬけた後からなの。そこから先はスゴく荒れてて、フツーの車ではムリなの。4駆なら登山口までなんとか行けるけど、倒木や道がこわれて何回か通行止めになったことがあるから、もし行くときは最新情報を確認してね。(むぅ) RP(登山快適度)……★★☆☆☆ 登山口から稜線に着くまでは、道は整備されていたの。直登しなくてすんだから、ラクに登れたの。森林浴をしながら歩いたし、なかなか楽しい登山ができたの。(むぅ) SP(展望壮観度)……★★★☆☆ 登山口前の広場で「鰐塚山」が見えたの。山頂から少しだけ山が見えるけど、ひぃくんは「男鈴山」じゃないかって。ホントのことは分からないけど。(むぅ) TP(荊棘遭遇度)……★★★★☆ 3キロ過ぎに、林道脇にはみ出てたのが1つだけあった。登山道には無かったけど。(ひぃ)

むぅ「『みやざき百山』ならわたしなの。今年最後だし一緒に行くの。」

ひぃ「(本当はボクだけで決着つけたかったけど……やっぱり不安だなぁ。経験豊富なむぅちゃんがいると色々助かるし……。)」

むぅ「ひぃくん?」

ひぃ「いいよ分かった。支度しといて。」

むぅ「ありがとー!!やっぱりひぃくんは話がわかるの〜!!」

むぅ「『みやざき百山』ならわたしなの。今年最後だし一緒に行くの。」 ひぃ「(本当はボクだけで決着つけたかったけど……やっぱり不安だなぁ。経験豊富なむぅちゃんがいると色々助かるし……。)」 むぅ「ひぃくん?」 ひぃ「いいよ分かった。支度しといて。」 むぅ「ありがとー!!やっぱりひぃくんは話がわかるの〜!!」

むぅ「『みやざき百山』ならわたしなの。今年最後だし一緒に行くの。」 ひぃ「(本当はボクだけで決着つけたかったけど……やっぱり不安だなぁ。経験豊富なむぅちゃんがいると色々助かるし……。)」 むぅ「ひぃくん?」 ひぃ「いいよ分かった。支度しといて。」 むぅ「ありがとー!!やっぱりひぃくんは話がわかるの〜!!」

三股町切寄(きりよせ)地区から撮影しました。山頂が曇ってて少し心配です。

三股町切寄(きりよせ)地区から撮影しました。山頂が曇ってて少し心配です。

三股町切寄(きりよせ)地区から撮影しました。山頂が曇ってて少し心配です。

「宮崎県道33号 都城北郷線」を日南方面に向かい「長田簡易郵便局」から2つ目のT字路を右に曲がります。

ひぃ「1つ目のT字路もOKだよ。」

「宮崎県道33号 都城北郷線」を日南方面に向かい「長田簡易郵便局」から2つ目のT字路を右に曲がります。 ひぃ「1つ目のT字路もOKだよ。」

「宮崎県道33号 都城北郷線」を日南方面に向かい「長田簡易郵便局」から2つ目のT字路を右に曲がります。 ひぃ「1つ目のT字路もOKだよ。」

200メートル先の十字路を左に行きます。ここから狭くなる上に集落もあるので、すれ違いに気をつけましょう。

むぅ「そこの広場にはトイレがあるの。」

200メートル先の十字路を左に行きます。ここから狭くなる上に集落もあるので、すれ違いに気をつけましょう。 むぅ「そこの広場にはトイレがあるの。」

200メートル先の十字路を左に行きます。ここから狭くなる上に集落もあるので、すれ違いに気をつけましょう。 むぅ「そこの広場にはトイレがあるの。」

2キロ先のY字路を右に曲がると、またY字路になり右です。

2キロ先のY字路を右に曲がると、またY字路になり右です。

2キロ先のY字路を右に曲がると、またY字路になり右です。

集落を抜けると未舗装路になります。前評判どおりヒドい荒れ道なので、すぐ先の通路脇に駐車しました。

集落を抜けると未舗装路になります。前評判どおりヒドい荒れ道なので、すぐ先の通路脇に駐車しました。

集落を抜けると未舗装路になります。前評判どおりヒドい荒れ道なので、すぐ先の通路脇に駐車しました。

ひぃ「登山口から相当離れてるね。歩かないといけないけど、大丈夫?」

むぅ「わたしを誰だと思ってるの?林道歩きなら霧島(山系の山)でもやってるの。これくらいちょうどいいの!」

ひぃ「ああ、そうか。じゃあ安心だね。準備を済ませたし、行こうか!」

ひぃ「登山口から相当離れてるね。歩かないといけないけど、大丈夫?」 むぅ「わたしを誰だと思ってるの?林道歩きなら霧島(山系の山)でもやってるの。これくらいちょうどいいの!」 ひぃ「ああ、そうか。じゃあ安心だね。準備を済ませたし、行こうか!」

ひぃ「登山口から相当離れてるね。歩かないといけないけど、大丈夫?」 むぅ「わたしを誰だと思ってるの?林道歩きなら霧島(山系の山)でもやってるの。これくらいちょうどいいの!」 ひぃ「ああ、そうか。じゃあ安心だね。準備を済ませたし、行こうか!」

柳岳スタートしました。登山口まで、内之木場林道柳岳支線をひたすら歩きます。

柳岳スタートしました。登山口まで、内之木場林道柳岳支線をひたすら歩きます。

柳岳スタートしました。登山口まで、内之木場林道柳岳支線をひたすら歩きます。

林道は一部、コンクリート舗装しています。それをむぅちゃんが快調なペースで先行します。

ひぃ「やっぱり早いなぁ。着いてくるのが精一杯だ。」

林道は一部、コンクリート舗装しています。それをむぅちゃんが快調なペースで先行します。 ひぃ「やっぱり早いなぁ。着いてくるのが精一杯だ。」

林道は一部、コンクリート舗装しています。それをむぅちゃんが快調なペースで先行します。 ひぃ「やっぱり早いなぁ。着いてくるのが精一杯だ。」

カーブを曲がって橋を渡るところが、1番荒れてましたね。

むぅ「歩いたほうがマシなの。」

カーブを曲がって橋を渡るところが、1番荒れてましたね。 むぅ「歩いたほうがマシなの。」

カーブを曲がって橋を渡るところが、1番荒れてましたね。 むぅ「歩いたほうがマシなの。」

2キロを過ぎました。伐採された木が林道脇にありました。

ひぃ「ガードレールが折れ曲がってるね。」

2キロを過ぎました。伐採された木が林道脇にありました。 ひぃ「ガードレールが折れ曲がってるね。」

2キロを過ぎました。伐採された木が林道脇にありました。 ひぃ「ガードレールが折れ曲がってるね。」

3キロ地点です。落石箇所も、取り除かれてました。

ひぃ「酷い有り様だね。台風や豪雨の度にまたやりそう。」

むぅ「クルマで行かなくて良かったの。急な坂がないのが救いなの。」

3キロ地点です。落石箇所も、取り除かれてました。 ひぃ「酷い有り様だね。台風や豪雨の度にまたやりそう。」 むぅ「クルマで行かなくて良かったの。急な坂がないのが救いなの。」

3キロ地点です。落石箇所も、取り除かれてました。 ひぃ「酷い有り様だね。台風や豪雨の度にまたやりそう。」 むぅ「クルマで行かなくて良かったの。急な坂がないのが救いなの。」

鰐塚山が見える広場に着くと、登山口はもうすぐです。

鰐塚山が見える広場に着くと、登山口はもうすぐです。

鰐塚山が見える広場に着くと、登山口はもうすぐです。

3.6キロの林道歩きから1時間10分で、ようやく登山口と書かれた案内板を発見しました。

むぅ「これからが本番なの。ひぃくん、絶対に登りつくの!」

ひぃ「う、うんッ!!(むぅちゃんと来て、やっぱり良かった!)」

3.6キロの林道歩きから1時間10分で、ようやく登山口と書かれた案内板を発見しました。 むぅ「これからが本番なの。ひぃくん、絶対に登りつくの!」 ひぃ「う、うんッ!!(むぅちゃんと来て、やっぱり良かった!)」

3.6キロの林道歩きから1時間10分で、ようやく登山口と書かれた案内板を発見しました。 むぅ「これからが本番なの。ひぃくん、絶対に登りつくの!」 ひぃ「う、うんッ!!(むぅちゃんと来て、やっぱり良かった!)」

登山口からすぐに急坂です。カモシカ用のカメラが設置されてました。

登山口からすぐに急坂です。カモシカ用のカメラが設置されてました。

登山口からすぐに急坂です。カモシカ用のカメラが設置されてました。

案内板通りに急登を上ります。1番滑りやすかったです。

案内板通りに急登を上ります。1番滑りやすかったです。

案内板通りに急登を上ります。1番滑りやすかったです。

廃林道を歩きます。土砂崩れで石がいっぱい積もっています。

廃林道を歩きます。土砂崩れで石がいっぱい積もっています。

廃林道を歩きます。土砂崩れで石がいっぱい積もっています。

それからすぐにロープがありました。

むぅ「よいしょ……ひさびさのロープ登りなの。」

それからすぐにロープがありました。 むぅ「よいしょ……ひさびさのロープ登りなの。」

それからすぐにロープがありました。 むぅ「よいしょ……ひさびさのロープ登りなの。」

ジグザグの道になってます。谷側には丸太で補強してますが、年月がたってて腐っています。

むぅ「でも歩きやすいの。」

ジグザグの道になってます。谷側には丸太で補強してますが、年月がたってて腐っています。 むぅ「でも歩きやすいの。」

ジグザグの道になってます。谷側には丸太で補強してますが、年月がたってて腐っています。 むぅ「でも歩きやすいの。」

右下の案内板が見えたら、もうすぐ稜線です。

右下の案内板が見えたら、もうすぐ稜線です。

右下の案内板が見えたら、もうすぐ稜線です。

登山口から35分で、ようやく稜線に着きました。ここで休憩です。

ひぃ「ハァ…ハァ…400メートルしか歩いて無いのに、こんなに時間掛かるとは、考えてなかったな。」

むぅ「これも登山なの。れいちゃんが作ったオリジナルドリンク飲んで、元気出すの。」

ひぃ「あ、ありがとう!これ飲んだら出発しよう!」

登山口から35分で、ようやく稜線に着きました。ここで休憩です。 ひぃ「ハァ…ハァ…400メートルしか歩いて無いのに、こんなに時間掛かるとは、考えてなかったな。」 むぅ「これも登山なの。れいちゃんが作ったオリジナルドリンク飲んで、元気出すの。」 ひぃ「あ、ありがとう!これ飲んだら出発しよう!」

登山口から35分で、ようやく稜線に着きました。ここで休憩です。 ひぃ「ハァ…ハァ…400メートルしか歩いて無いのに、こんなに時間掛かるとは、考えてなかったな。」 むぅ「これも登山なの。れいちゃんが作ったオリジナルドリンク飲んで、元気出すの。」 ひぃ「あ、ありがとう!これ飲んだら出発しよう!」

いきなりアップダウンになります。広いのでテープを確認しましょう。

いきなりアップダウンになります。広いのでテープを確認しましょう。

いきなりアップダウンになります。広いのでテープを確認しましょう。

そのあとは、やや斜面寄りに歩きます。緩やかに高度が上がります。

そのあとは、やや斜面寄りに歩きます。緩やかに高度が上がります。

そのあとは、やや斜面寄りに歩きます。緩やかに高度が上がります。

P850あたりから尾根道になります。2匹とも歩くペースが上がって来ました。

P850あたりから尾根道になります。2匹とも歩くペースが上がって来ました。

P850あたりから尾根道になります。2匹とも歩くペースが上がって来ました。

3度目の小ピークを過ぎると、灌木が少し多くなります。ここを抜けたら山頂は目の前です。

3度目の小ピークを過ぎると、灌木が少し多くなります。ここを抜けたら山頂は目の前です。

3度目の小ピークを過ぎると、灌木が少し多くなります。ここを抜けたら山頂は目の前です。

むぅ「!? ひぃく〜ん!!山頂が見えてきたのお〜!!ガンバって〜!!」

ひぃ「光が……。やっと終われる……。」

むぅ「!? ひぃく〜ん!!山頂が見えてきたのお〜!!ガンバって〜!!」 ひぃ「光が……。やっと終われる……。」

むぅ「!? ひぃく〜ん!!山頂が見えてきたのお〜!!ガンバって〜!!」 ひぃ「光が……。やっと終われる……。」

稜線を40分歩いて、とうとう山頂に着きました。柳岳三等三角点にひぃくんが立ち、むぅちゃんが横に添える形で、記念撮影をしました。

ひぃ「長かった……。ホッとした。ようやく達成出来た……。」

むぅ「ふ〜う。久々の持久戦だったの。あ、そうだひぃくん、この日のために持ってきたの。ちょっとまってて。」

ひぃ「??」

稜線を40分歩いて、とうとう山頂に着きました。柳岳三等三角点にひぃくんが立ち、むぅちゃんが横に添える形で、記念撮影をしました。 ひぃ「長かった……。ホッとした。ようやく達成出来た……。」 むぅ「ふ〜う。久々の持久戦だったの。あ、そうだひぃくん、この日のために持ってきたの。ちょっとまってて。」 ひぃ「??」

稜線を40分歩いて、とうとう山頂に着きました。柳岳三等三角点にひぃくんが立ち、むぅちゃんが横に添える形で、記念撮影をしました。 ひぃ「長かった……。ホッとした。ようやく達成出来た……。」 むぅ「ふ〜う。久々の持久戦だったの。あ、そうだひぃくん、この日のために持ってきたの。ちょっとまってて。」 ひぃ「??」

むぅちゃんが準備してるあいだ、山頂の南西部から男鈴山らしき山が見えました。

むぅ「おまたせ〜!」

ひぃ「!!?そ、それはッ!!」

むぅちゃんが準備してるあいだ、山頂の南西部から男鈴山らしき山が見えました。 むぅ「おまたせ〜!」 ひぃ「!!?そ、それはッ!!」

むぅちゃんが準備してるあいだ、山頂の南西部から男鈴山らしき山が見えました。 むぅ「おまたせ〜!」 ひぃ「!!?そ、それはッ!!」

なんとメモリアルボードを持ってきてました。2匹仲良く2度目の記念撮影です。

ひぃ「お姉さん達が作ってくれたんだ……。鰐塚山の通算100座より、もっと嬉しいよ。登山やってて本当に良かった……。むぅちゃん有難う。」

むぅ「へへ……。わたしが来てよかったでしょ?さ、風が強いし早く帰るの。また長い道歩かなきゃいけないから。」

ひぃ「うん!行こう、むぅちゃん!!」

なんとメモリアルボードを持ってきてました。2匹仲良く2度目の記念撮影です。 ひぃ「お姉さん達が作ってくれたんだ……。鰐塚山の通算100座より、もっと嬉しいよ。登山やってて本当に良かった……。むぅちゃん有難う。」 むぅ「へへ……。わたしが来てよかったでしょ?さ、風が強いし早く帰るの。また長い道歩かなきゃいけないから。」 ひぃ「うん!行こう、むぅちゃん!!」

なんとメモリアルボードを持ってきてました。2匹仲良く2度目の記念撮影です。 ひぃ「お姉さん達が作ってくれたんだ……。鰐塚山の通算100座より、もっと嬉しいよ。登山やってて本当に良かった……。むぅちゃん有難う。」 むぅ「へへ……。わたしが来てよかったでしょ?さ、風が強いし早く帰るの。また長い道歩かなきゃいけないから。」 ひぃ「うん!行こう、むぅちゃん!!」

駐車地点前で撮影。長い山行を終えた2匹はその夜、皿盛り料理と年越しそばをたらふく食べた直後、ぐっすり眠ったそうです。

駐車地点前で撮影。長い山行を終えた2匹はその夜、皿盛り料理と年越しそばをたらふく食べた直後、ぐっすり眠ったそうです。

駐車地点前で撮影。長い山行を終えた2匹はその夜、皿盛り料理と年越しそばをたらふく食べた直後、ぐっすり眠ったそうです。

おまけ。

おまけ。

おまけ。

むぅ「『みやざき百山』ならわたしなの。今年最後だし一緒に行くの。」 ひぃ「(本当はボクだけで決着つけたかったけど……やっぱり不安だなぁ。経験豊富なむぅちゃんがいると色々助かるし……。)」 むぅ「ひぃくん?」 ひぃ「いいよ分かった。支度しといて。」 むぅ「ありがとー!!やっぱりひぃくんは話がわかるの〜!!」

三股町切寄(きりよせ)地区から撮影しました。山頂が曇ってて少し心配です。

「宮崎県道33号 都城北郷線」を日南方面に向かい「長田簡易郵便局」から2つ目のT字路を右に曲がります。 ひぃ「1つ目のT字路もOKだよ。」

200メートル先の十字路を左に行きます。ここから狭くなる上に集落もあるので、すれ違いに気をつけましょう。 むぅ「そこの広場にはトイレがあるの。」

2キロ先のY字路を右に曲がると、またY字路になり右です。

集落を抜けると未舗装路になります。前評判どおりヒドい荒れ道なので、すぐ先の通路脇に駐車しました。

ひぃ「登山口から相当離れてるね。歩かないといけないけど、大丈夫?」 むぅ「わたしを誰だと思ってるの?林道歩きなら霧島(山系の山)でもやってるの。これくらいちょうどいいの!」 ひぃ「ああ、そうか。じゃあ安心だね。準備を済ませたし、行こうか!」

柳岳スタートしました。登山口まで、内之木場林道柳岳支線をひたすら歩きます。

林道は一部、コンクリート舗装しています。それをむぅちゃんが快調なペースで先行します。 ひぃ「やっぱり早いなぁ。着いてくるのが精一杯だ。」

カーブを曲がって橋を渡るところが、1番荒れてましたね。 むぅ「歩いたほうがマシなの。」

2キロを過ぎました。伐採された木が林道脇にありました。 ひぃ「ガードレールが折れ曲がってるね。」

3キロ地点です。落石箇所も、取り除かれてました。 ひぃ「酷い有り様だね。台風や豪雨の度にまたやりそう。」 むぅ「クルマで行かなくて良かったの。急な坂がないのが救いなの。」

鰐塚山が見える広場に着くと、登山口はもうすぐです。

3.6キロの林道歩きから1時間10分で、ようやく登山口と書かれた案内板を発見しました。 むぅ「これからが本番なの。ひぃくん、絶対に登りつくの!」 ひぃ「う、うんッ!!(むぅちゃんと来て、やっぱり良かった!)」

登山口からすぐに急坂です。カモシカ用のカメラが設置されてました。

案内板通りに急登を上ります。1番滑りやすかったです。

廃林道を歩きます。土砂崩れで石がいっぱい積もっています。

それからすぐにロープがありました。 むぅ「よいしょ……ひさびさのロープ登りなの。」

ジグザグの道になってます。谷側には丸太で補強してますが、年月がたってて腐っています。 むぅ「でも歩きやすいの。」

右下の案内板が見えたら、もうすぐ稜線です。

登山口から35分で、ようやく稜線に着きました。ここで休憩です。 ひぃ「ハァ…ハァ…400メートルしか歩いて無いのに、こんなに時間掛かるとは、考えてなかったな。」 むぅ「これも登山なの。れいちゃんが作ったオリジナルドリンク飲んで、元気出すの。」 ひぃ「あ、ありがとう!これ飲んだら出発しよう!」

いきなりアップダウンになります。広いのでテープを確認しましょう。

そのあとは、やや斜面寄りに歩きます。緩やかに高度が上がります。

P850あたりから尾根道になります。2匹とも歩くペースが上がって来ました。

3度目の小ピークを過ぎると、灌木が少し多くなります。ここを抜けたら山頂は目の前です。

むぅ「!? ひぃく〜ん!!山頂が見えてきたのお〜!!ガンバって〜!!」 ひぃ「光が……。やっと終われる……。」

稜線を40分歩いて、とうとう山頂に着きました。柳岳三等三角点にひぃくんが立ち、むぅちゃんが横に添える形で、記念撮影をしました。 ひぃ「長かった……。ホッとした。ようやく達成出来た……。」 むぅ「ふ〜う。久々の持久戦だったの。あ、そうだひぃくん、この日のために持ってきたの。ちょっとまってて。」 ひぃ「??」

むぅちゃんが準備してるあいだ、山頂の南西部から男鈴山らしき山が見えました。 むぅ「おまたせ〜!」 ひぃ「!!?そ、それはッ!!」

なんとメモリアルボードを持ってきてました。2匹仲良く2度目の記念撮影です。 ひぃ「お姉さん達が作ってくれたんだ……。鰐塚山の通算100座より、もっと嬉しいよ。登山やってて本当に良かった……。むぅちゃん有難う。」 むぅ「へへ……。わたしが来てよかったでしょ?さ、風が強いし早く帰るの。また長い道歩かなきゃいけないから。」 ひぃ「うん!行こう、むぅちゃん!!」

駐車地点前で撮影。長い山行を終えた2匹はその夜、皿盛り料理と年越しそばをたらふく食べた直後、ぐっすり眠ったそうです。

おまけ。