八ヶ岳縦走 day2 ~停滞~

2019.12.30(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 24
休憩時間
44
距離
4.4 km
のぼり / くだり
420 / 144 m

活動詳細

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 昨夜から雪が降りだしている。  雪の差ほどではないが、風の音が凄い、窪地の池端にあるキャンプ場にはほとんど影響がない。  主稜線に出るのは難しいとのことで、今日は黒百合平まで進んで停滞することとした。 昨夜、テント設営が終わった後、ヘッドランプが見付からず、小屋のおじさんから小さい懐中電灯を借りて一晩を過ごした。何故か登攀用具の袋にしまいこんでいただけだったたが、途中落としてしまったのかと、相当落ち込んでしまった。どうせ今日は停滞することは決めていたので、明るくなってから撤収作業を始たが、ヘッドランプを見つけた時の安堵感は今も忘れられない。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 青苔荘の桟橋から。池の向こうに白駒荘が見える。
青苔荘の桟橋から。池の向こうに白駒荘が見える。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 凍っていれば池を歩いて渡れるらしいが、中央部には足跡がなかったので、恐る恐る端っこを歩いてみた。
凍っていれば池を歩いて渡れるらしいが、中央部には足跡がなかったので、恐る恐る端っこを歩いてみた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 白駒荘は建て変わったそうだが、お洒落なカフェのような感じだった。
白駒荘は建て変わったそうだが、お洒落なカフェのような感じだった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 結構真ん中まで人が入っている。
大丈夫なのかな?
結構真ん中まで人が入っている。 大丈夫なのかな?
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 林の中を高見石小屋に上がる。まだ風も穏やかで特に問題ない。
林の中を高見石小屋に上がる。まだ風も穏やかで特に問題ない。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 高見石小屋で、黒百合ヒュッテから下りてきた男性と会い、特に問題はないが中山展望台辺りは開けていてトレースが解り難くなっているとの情報を得る。
高見石小屋で、黒百合ヒュッテから下りてきた男性と会い、特に問題はないが中山展望台辺りは開けていてトレースが解り難くなっているとの情報を得る。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 高度が上がるにつれ、風が強くなる。
高度が上がるにつれ、風が強くなる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中山展望台、ホワイトアウトまではいかないが、トレースは全く無い。それらしきルートを進むも、突然股下まで雪に埋もれてしまった。ルートアウトしたことは解ったが、ピッケルで探っても三方向とも柔らかい雪ばかりで、仕方なく来た方向へ少し引き返す。YAMAPでルートを確認すると、やはりルートアウトしていた。少し手前で左に曲がるべきところを直進していたようだ。
中山展望台、ホワイトアウトまではいかないが、トレースは全く無い。それらしきルートを進むも、突然股下まで雪に埋もれてしまった。ルートアウトしたことは解ったが、ピッケルで探っても三方向とも柔らかい雪ばかりで、仕方なく来た方向へ少し引き返す。YAMAPでルートを確認すると、やはりルートアウトしていた。少し手前で左に曲がるべきところを直進していたようだ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ルート通りに左に曲がると、すぐに道標にたどり着いた。
ルート通りに左に曲がると、すぐに道標にたどり着いた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 先程より視界は良くなっている。
道標を見落としていたのか、見えていなかったのか、いずれにしても初めてのルートになるので、要注意だ。
先程より視界は良くなっている。 道標を見落としていたのか、見えていなかったのか、いずれにしても初めてのルートになるので、要注意だ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ガスは、出たり、引いたりだが、
ガスは、出たり、引いたりだが、
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 風はおさまりそうにない。
風はおさまりそうにない。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯に入るとルートを間違うことはないが、見晴らし台に来ても何も見えない。
途中、「にゅう」からのルートと合流する。
樹林帯に入るとルートを間違うことはないが、見晴らし台に来ても何も見えない。 途中、「にゅう」からのルートと合流する。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 中山峠に到着。黒百合平まで5分はかからない。
黒百合ヒュッテで携帯が通じると聞いていたが、通じるのはdocomoのみ。auは峠の手前まで来れば通話可能。
因みに、窪地にある青苔荘、白駒荘とも携帯は通じないとのこと。麦草ヒュッテ前もauは通じなかったが、3分ほど上がると通じた。
中山峠に到着。黒百合平まで5分はかからない。 黒百合ヒュッテで携帯が通じると聞いていたが、通じるのはdocomoのみ。auは峠の手前まで来れば通話可能。 因みに、窪地にある青苔荘、白駒荘とも携帯は通じないとのこと。麦草ヒュッテ前もauは通じなかったが、3分ほど上がると通じた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 黒百合ヒュッテに到着。
どうするか悩んだが、
少なくとも天狗岳山頂を踏んでおきたかったので、
明日の天候が不透明なこと、
万全の状況で出発したかったこと、
などを考え小屋泊を決める。
高見石小屋で会った男性から、昨夜は満室に近い状態だったと聞いていたが、今日は空いていて結局宿泊者は16名のみだった。おかげで、身体を十分休めることができたが、それ以上に同宿の方から貴重な情報を得ることができ、八ヶ岳が全く初めての私にとっては、明日のルートが実感できるようになった。
黒百合ヒュッテに到着。 どうするか悩んだが、 少なくとも天狗岳山頂を踏んでおきたかったので、 明日の天候が不透明なこと、 万全の状況で出発したかったこと、 などを考え小屋泊を決める。 高見石小屋で会った男性から、昨夜は満室に近い状態だったと聞いていたが、今日は空いていて結局宿泊者は16名のみだった。おかげで、身体を十分休めることができたが、それ以上に同宿の方から貴重な情報を得ることができ、八ヶ岳が全く初めての私にとっては、明日のルートが実感できるようになった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美味しそうなメニューが並んでいるが、すべて手作りとのこと。
このメニューを目当てに、ここまで来る人も多く、ほとんどの人がビーフシチューを注文している。
美味しそうなメニューが並んでいるが、すべて手作りとのこと。 このメニューを目当てに、ここまで来る人も多く、ほとんどの人がビーフシチューを注文している。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 私も注文したかったが、荷物を少しでも減らすため、「どん兵衛のキツネうどん」を自炊。
宿泊は、夕食付で¥8,000。
朝食は火を起こさなくて済むように、パンとチョコを水筒に残したコーヒーで済まし、水筒には小屋でお茶を入れてもらう(¥200)ことにした。
私も注文したかったが、荷物を少しでも減らすため、「どん兵衛のキツネうどん」を自炊。 宿泊は、夕食付で¥8,000。 朝食は火を起こさなくて済むように、パンとチョコを水筒に残したコーヒーで済まし、水筒には小屋でお茶を入れてもらう(¥200)ことにした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 寒い日、山小屋で食べる即席麺、これはこれで格別。
周りでは日帰り登山の方が、ビーフシチュー、カレー、そば、クラムチャウダー、マフィン、コーヒー、こけももティなど、山中とは思えない小屋オリジナルの料理を食べていたが・・・。
寒い日、山小屋で食べる即席麺、これはこれで格別。 周りでは日帰り登山の方が、ビーフシチュー、カレー、そば、クラムチャウダー、マフィン、コーヒー、こけももティなど、山中とは思えない小屋オリジナルの料理を食べていたが・・・。

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