初めての西穂山荘、丸山まで-2019-12-28

年末休みにアルプス雪山遠征！ ロープウェイで2000mまで上がれて展望も望める西穂高、丸山までを目標にしました。 2日間晴れの予報は28、29日。ここしかない。４時に関西を出発し、9時過ぎにロープウェイ乗り場に到着。岐阜あたりから高速道路も雪道です。 一番上の登山者用駐車場は満車、その少し下にもあると登山届けの提出所で聞き、向かうとガラガラでした。新雪でふかふかのため持参していたスコップで雪をよけて車を止めました。初めての雪かき😆 駐車場からは小道を抜けていざロープウェイへ！臨時に増便されているようで混んでいますがすぐに乗れました。乗客は外国の人だらけ…！ 山頂のロープウェイ乗り場で軽食がてら体を慣らし12時に出発。トレースはばっちり、歩きやすい道ですがところどころの下りは滑り台のようになっています。同じところで二回こける。 後半の登りが始まったあたりでアイゼン装着。樹林帯の中を黙々と登り、息が切れてきたな〜という頃に西穂山荘到着です。 あいにくのガスで展望はなし。寝不足もあり部屋でのんびり過ごします。 西穂山荘、綺麗で雰囲気のいい小屋です。食堂では静かに音楽が流れ、廊下にはところどころヒーターがあり暖かい。個室に泊まったのですが室内は寒い！2人なので全然暖まらない！でも布団と毛布がたっぷりあるのでぐっすり眠れました。 夕食後に外に出ると満点の星空！私の人生で一番の星空でした。 翌朝はうわー！と声がでるくらいの快晴☺️みんなニコニコで出発していきます。丸山に向かう道からは強風。登りだから汗をかきたくないしと肌着、ウールの長袖、薄いウインドシェル、ハードシェルで登り出したのですが、中綿のジャケットを中に着るべきでした…！稜線では爆風に煽られながらなんとか丸山へ。フリースにダウンという独自の着こなしの父は全然寒くなかったそうですが、私はトムラウシの遭難レポートを思い出し、こういうことか…今からザックを下ろして着るのも寒い…しかしこういう考えが低体温症を招く…と悶々と歩く羽目になりました。 稜線、丸山からの眺めは絶景、空は真っ青、最高の登り納めになりました。 絶対に転んではいけないミッション継続中の父もなんでもないところで突っかかって転んでいましたが、ふかふかの雪で大事はなかった様子。若い頃は各地を登っていたそうですが、西穂高側には来たことがないということで感慨深げでした。 帰りはひらゆの森へ♨️温泉だらけなので迷うのですが、外湯が沢山あるという情報で決めました。すべて同じ湯なのですが、全部の湯船につかり雪見風呂を満喫しました。 ロープウェイまでの道路が凍結しているためノーマルタイヤでは絶対に無理です。衝突事故も起きていたのでご注意を。 今回のために買い足してよかったもの ・フリースの耳当てつきバンド 次回に向け買うべきもの ・バラクラバ ・厚手のオーバーグローブ