活動データ
タイム
06:23
距離
15.7km
のぼり
940m
くだり
944m
活動詳細
すべて見る台風で荒れてしまった房総の山々。 鋸山や高宕山の整備の呼びかけに何回か参加させていただいたが、房総には、他にも数多くの低山があり、ほとんどは訪れる人の少ないマイナーな山が多い。 登っても、眺めも悪く、ほとんど樹林の中の道だったり、もともと整備もきちんとされてなく、荒れているところが多く、標識やテープなどの目印も少ないので、道迷いもしやすいせいか、誰にも合わないことも多い。 でも、それだけに自然が溢れ、小鳥のさえずりも多く、猿やリスたちにも出会い、動物たちの生活圏を歩いている雰囲気があり、先達の軌跡や写真などを頼りに、ルート探索し、藪道を切り払いながら歩くのはとてもワクワクすることもあり、楽しみの一つです。 そんな千葉房総の好きなコースの一つで、自宅からも比較的近い、「石尊山」を今年の登り納めの山に選んだ。 荒れていることも覚悟して、整備しながら行けるとこまで行こうと、手ノコギリも用意して、まずは大多喜町の「筒森もみじ谷駐車場」に車を停めた。 案の定、誰もいない。秋の紅葉を見にくる予定だったが、来れなかった。 ここから、今日は初めての北口参道コースから上がることにした。 もし荒れてて、時間切れになれば、ピストンで、鉄塔からすぐ降りてこられるので便利と思った。 結果は、もうすでにこのコースを歩かれてる熱心な方々により、倒木の処理はあらかた終わっており、危険な崖崩れもテープが張られ、う回路の設定もされていた。ありがたい。感謝感謝! のんびり出てきてしまったので、時間も短いが、久々に、さあっと周回をしてみることにした。 このコース、自然が豊富で、整備があまりされていない分、自然の道、悪く言えば人の踏み跡少なく、獣の踏み跡のほうが多い、落葉ふんだんの道である。 落ち葉の下のすべりやすい岩や小枝にけつまずくこともあるが、まあ、こけても(2回こけた!でもふわふわ落ち葉の上だったので、害なし。)たいしたことはない。 一応、冬はいないと思うが、山ヒル対策スプレーを足元にして、歩いた。(山ヒルゼロ!) スパッツをするほどのひどい泥道はほとんどない。 でも若干はあるが、たいしたことはない。 渡渉が1か所。水かさも少し多く、靴底上1~2cm程度でしたが、岩の上は滑りやすいので、ストックをささえに慎重に渡れば大丈夫。 崖崩れか所の山上がりのう回路は少し道迷いしやすく、滑りやすい急斜面を上がり、少し、迷ったが、元のルートに無事戻れた。後進に道迷いしやすいところにはピンクテープを足しておいたが、ここが少し時間がかかった。 あと後半は舗装林道をひたすら歩く。でもピストンよりは早く戻れるし、きれいな杉の小道を歩いたり、これはこれで楽しい。 途中の「御嶽山」は害獣保護柵で頂上には立てないが、近くまで行って、一応、2山上がった軌跡をゲット。 最後、里山を通って、再び森の中から、筒森もみじ谷へと下りて行く。 この最後の急斜面では気を抜かないように、慌てず、岩場歩きと同じで、次の支えの木を選びながら、すべらないように、足元を固めながら、ゆっくり下りて行けば大丈夫! 本当はここに細いトラロープでも渡してあげたいところだが、人の山なので、勝手なコース作りはやめておく。 ものすごく危険というわけでもないので。目印ピンクテープだけにとどめた。 まあ、そういうわけで、ある程度の山歩きに慣れた方なら、あんまり上り下りのない楽しい自然の中の山歩きができるコースだと思いますので、私にはおすすめです。 でもくれぐれも慎重に。時間配分を考えて歩いてください。 携帯電波はほとんど届きません。 長々と又、書いてしまいました。 房総の低山歩き大好き人間でした。 来年もどんどん房総低山歩きをいたします!
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