石尊山周回 筒森もみじ谷→石尊山→横瀬→御嶽山

2019.12.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 23
休憩時間
53
距離
15.7 km
のぼり / くだり
940 / 944 m
1 7
3 26
57

活動詳細

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 台風で荒れてしまった房総の山々。 鋸山や高宕山の整備の呼びかけに何回か参加させていただいたが、房総には、他にも数多くの低山があり、ほとんどは訪れる人の少ないマイナーな山が多い。  登っても、眺めも悪く、ほとんど樹林の中の道だったり、もともと整備もきちんとされてなく、荒れているところが多く、標識やテープなどの目印も少ないので、道迷いもしやすいせいか、誰にも合わないことも多い。 でも、それだけに自然が溢れ、小鳥のさえずりも多く、猿やリスたちにも出会い、動物たちの生活圏を歩いている雰囲気があり、先達の軌跡や写真などを頼りに、ルート探索し、藪道を切り払いながら歩くのはとてもワクワクすることもあり、楽しみの一つです。  そんな千葉房総の好きなコースの一つで、自宅からも比較的近い、「石尊山」を今年の登り納めの山に選んだ。 荒れていることも覚悟して、整備しながら行けるとこまで行こうと、手ノコギリも用意して、まずは大多喜町の「筒森もみじ谷駐車場」に車を停めた。 案の定、誰もいない。秋の紅葉を見にくる予定だったが、来れなかった。 ここから、今日は初めての北口参道コースから上がることにした。 もし荒れてて、時間切れになれば、ピストンで、鉄塔からすぐ降りてこられるので便利と思った。  結果は、もうすでにこのコースを歩かれてる熱心な方々により、倒木の処理はあらかた終わっており、危険な崖崩れもテープが張られ、う回路の設定もされていた。ありがたい。感謝感謝! のんびり出てきてしまったので、時間も短いが、久々に、さあっと周回をしてみることにした。 このコース、自然が豊富で、整備があまりされていない分、自然の道、悪く言えば人の踏み跡少なく、獣の踏み跡のほうが多い、落葉ふんだんの道である。 落ち葉の下のすべりやすい岩や小枝にけつまずくこともあるが、まあ、こけても(2回こけた!でもふわふわ落ち葉の上だったので、害なし。)たいしたことはない。 一応、冬はいないと思うが、山ヒル対策スプレーを足元にして、歩いた。(山ヒルゼロ!) スパッツをするほどのひどい泥道はほとんどない。 でも若干はあるが、たいしたことはない。 渡渉が1か所。水かさも少し多く、靴底上1~2cm程度でしたが、岩の上は滑りやすいので、ストックをささえに慎重に渡れば大丈夫。 崖崩れか所の山上がりのう回路は少し道迷いしやすく、滑りやすい急斜面を上がり、少し、迷ったが、元のルートに無事戻れた。後進に道迷いしやすいところにはピンクテープを足しておいたが、ここが少し時間がかかった。 あと後半は舗装林道をひたすら歩く。でもピストンよりは早く戻れるし、きれいな杉の小道を歩いたり、これはこれで楽しい。 途中の「御嶽山」は害獣保護柵で頂上には立てないが、近くまで行って、一応、2山上がった軌跡をゲット。 最後、里山を通って、再び森の中から、筒森もみじ谷へと下りて行く。 この最後の急斜面では気を抜かないように、慌てず、岩場歩きと同じで、次の支えの木を選びながら、すべらないように、足元を固めながら、ゆっくり下りて行けば大丈夫! 本当はここに細いトラロープでも渡してあげたいところだが、人の山なので、勝手なコース作りはやめておく。 ものすごく危険というわけでもないので。目印ピンクテープだけにとどめた。 まあ、そういうわけで、ある程度の山歩きに慣れた方なら、あんまり上り下りのない楽しい自然の中の山歩きができるコースだと思いますので、私にはおすすめです。 でもくれぐれも慎重に。時間配分を考えて歩いてください。 携帯電波はほとんど届きません。 長々と又、書いてしまいました。 房総の低山歩き大好き人間でした。 来年もどんどん房総低山歩きをいたします!

石尊山 「筒森もみじ谷駐車場」到着。
だれもいません。
「筒森もみじ谷駐車場」到着。 だれもいません。
石尊山 ここから約30分、石尊山北口参道口向かう。
ここから約30分、石尊山北口参道口向かう。
石尊山 一旦国道へ出ます。
一旦国道へ出ます。
石尊山 国道のトンネルを歩いて通過します。
車は少ないですし、比較的広いので、大丈夫です。
国道のトンネルを歩いて通過します。 車は少ないですし、比較的広いので、大丈夫です。
石尊山 北口参道、登り口到着!登山開始。
北口参道、登り口到着!登山開始。
石尊山 途中、左手に怪しげなトンネルがある。
途中、左手に怪しげなトンネルがある。
石尊山 中は真っ暗だが、Yama-kogsanのレポ(ヤマレコ2018.3.24)によれば、どうも国道のトンネルが出来る前はこれを利用して東側から来てたのかもしれない。(向こう側の入り口写真が載ってます。)次回以降、確認してみたい。でも怖い!
中は真っ暗だが、Yama-kogsanのレポ(ヤマレコ2018.3.24)によれば、どうも国道のトンネルが出来る前はこれを利用して東側から来てたのかもしれない。(向こう側の入り口写真が載ってます。)次回以降、確認してみたい。でも怖い!
石尊山 上がり始めてみると、テープ等も赤やピンク、白などいろいろあり、きちんと整備されているようだ。
上がり始めてみると、テープ等も赤やピンク、白などいろいろあり、きちんと整備されているようだ。
石尊山 倒木の処理もされている。
倒木の処理もされている。
石尊山 途中、西側にひらけたところ。ここからきれいな富士山が見えました!
残念ながら写真では良く分からないと思います。
途中、西側にひらけたところ。ここからきれいな富士山が見えました! 残念ながら写真では良く分からないと思います。
石尊山 石尊山347.6m山頂に到着!
三角点もあります。
石尊山347.6m山頂に到着! 三角点もあります。
石尊山 こんな石碑も。
雨降りの神、「阿夫利神社」を祀っているらしい。
山頂でせっかくなので、今年最後の山岳移動無線をする。(430MHz)
筑波山の局が良く聞こえたが、呼べど応えず。やはり周りの樹林が邪魔しているようだ。代わりに熱海の移動局とつながった。先を急ぐので、1局にとどめた。
こんな石碑も。 雨降りの神、「阿夫利神社」を祀っているらしい。 山頂でせっかくなので、今年最後の山岳移動無線をする。(430MHz) 筑波山の局が良く聞こえたが、呼べど応えず。やはり周りの樹林が邪魔しているようだ。代わりに熱海の移動局とつながった。先を急ぐので、1局にとどめた。
石尊山 鉄塔に出た。2つ続く。
鉄塔に出た。2つ続く。
石尊山 2つ目の鉄塔の右脇を抜けると、麻綿原へと続く自然の尾根道だ。
左へ下りると、もみじ谷へ行ける。
2つ目の鉄塔の右脇を抜けると、麻綿原へと続く自然の尾根道だ。 左へ下りると、もみじ谷へ行ける。
石尊山 麻綿原への標識。
麻綿原への標識。
石尊山 こんなでっかい倒木もきちんと処理されている。楽しいコースとなっている。このまま切り倒さないで残していてほしい。
こんなでっかい倒木もきちんと処理されている。楽しいコースとなっている。このまま切り倒さないで残していてほしい。
石尊山 こんな素敵な自然の尾根道です。
こんな素敵な自然の尾根道です。
石尊山 どんどん歩けます。
どんどん歩けます。
石尊山 周囲は東大の演習林になってます。
周囲は東大の演習林になってます。
石尊山 倒木と崩れた山道。
倒木と崩れた山道。
石尊山 まあ、でもほとんどは歩きやすい!
まあ、でもほとんどは歩きやすい!
石尊山 ふかふか大量落ち葉の道です。イノシシさんも鹿さんもお好きなようです。
ふかふか大量落ち葉の道です。イノシシさんも鹿さんもお好きなようです。
石尊山 こんな大きな岩があります。
こんな大きな岩があります。
石尊山 麻綿原天拝園まで40分、南関東最後の原生林、精霊の宿る清澄の山を大切にしよう、と書かれています。
麻綿原天拝園まで40分、南関東最後の原生林、精霊の宿る清澄の山を大切にしよう、と書かれています。
石尊山 崩れてなくなった山道。ここから上へ登って尾根筋から迂回します。
回り道で、道が悪いですが、なんとか行けます。
崩れてなくなった山道。ここから上へ登って尾根筋から迂回します。 回り道で、道が悪いですが、なんとか行けます。
石尊山 これは変わったきのこ!
これは変わったきのこ!
石尊山 元のルートへやっと到着。結構道迷いしかけましたが、なんとか。
元のルートへやっと到着。結構道迷いしかけましたが、なんとか。
石尊山 少し荒れた谷筋。歩きづらいです。わずかなので、注意して歩きます。
少し荒れた谷筋。歩きづらいです。わずかなので、注意して歩きます。
石尊山 また来たよ!「もみ次郎」君!
最初もみじの木かと思った!
また来たよ!「もみ次郎」君! 最初もみじの木かと思った!
石尊山 立派です!
立派です!
石尊山 もみ次郎 立派です。
こんな巨木がいっぱいあります。
もみ次郎 立派です。 こんな巨木がいっぱいあります。
石尊山 さらに続く。
さらに続く。
石尊山 この倒木は下をくぐります。
この倒木は下をくぐります。
石尊山 バケモンジャー!
バケモンジャー!
石尊山 さらに素敵な尾根道は続く。
さらに素敵な尾根道は続く。
石尊山 ヒメユズリハ
ヒメユズリハ
石尊山 ヒメユズリハ
ヒメユズリハ
石尊山 そして、「もみ太郎」君もまた来たよ!
だいぶ板の字が読めなくなったね!
あたらしい板が欲しいね!
そして、「もみ太郎」君もまた来たよ! だいぶ板の字が読めなくなったね! あたらしい板が欲しいね!
石尊山 りっぱです!
りっぱです!
石尊山 ふっといよね!
ふっといよね!
石尊山 さあ、右が麻綿原へと続きます!
でもここから左の横瀬へと下ります。
さあ、右が麻綿原へと続きます! でもここから左の横瀬へと下ります。
石尊山 ふくふか下りコースです。
ふくふか下りコースです。
石尊山 標識は少ないが、木にこんなペンキが。でもこれは登山道の印ではなさそうです。
標識は少ないが、木にこんなペンキが。でもこれは登山道の印ではなさそうです。
石尊山 お腹すいた。途中でお昼にしました。
今日はお湯を沸かして、海鮮塩のカップヌードルです。
あったかー!
そしてコーヒーとおやつは蜂蜜かりんとうと栗羊羹。元気回復。さあ、暗くなる前に帰らないと!
お腹すいた。途中でお昼にしました。 今日はお湯を沸かして、海鮮塩のカップヌードルです。 あったかー! そしてコーヒーとおやつは蜂蜜かりんとうと栗羊羹。元気回復。さあ、暗くなる前に帰らないと!
石尊山 こんな素敵な道もあります。
こんな素敵な道もあります。
石尊山 最後、徒渉します。小川に下りたら、少し10mか20mほど左に歩き、徒渉しやすいところを選んで渡ります。
浅いです。
最後、徒渉します。小川に下りたら、少し10mか20mほど左に歩き、徒渉しやすいところを選んで渡ります。 浅いです。
石尊山 そして、上から水が流れてくる谷筋のようなところを少し上がると、ここに出ます。(左のピンクテープのところ)
そして、上から水が流れてくる谷筋のようなところを少し上がると、ここに出ます。(左のピンクテープのところ)
石尊山 あとは舗装の林道をきたすら帰って行きます。
だあれにも合いませんでした。1台の車も通らず。
あとは舗装の林道をきたすら帰って行きます。 だあれにも合いませんでした。1台の車も通らず。
石尊山 古ぼけた、房総ふれあいの道の標識。
古ぼけた、房総ふれあいの道の標識。
石尊山 御嶽山341m、近くまで行きましたが、鹿柵とヤブでこれ以上は近寄れません。
でも写真は素敵でしょ!なんか秘密の場所みたい!
御嶽山341m、近くまで行きましたが、鹿柵とヤブでこれ以上は近寄れません。 でも写真は素敵でしょ!なんか秘密の場所みたい!
石尊山 そしてさらに歩いて、筒森への分岐を左に行きます。
そしてさらに歩いて、筒森への分岐を左に行きます。
石尊山 筒森への道から左に曲がり山へ上がります。
筒森への道から左に曲がり山へ上がります。
石尊山 このフェンスが閉まることはないようです。この水槽が目印です。
このフェンスが閉まることはないようです。この水槽が目印です。
石尊山 きのこ栽培のところをさらに進み、山に入ります。
道迷いしやすいですので軌跡をたよりに、もみじ谷へと進みます。
最後の急斜面を注意して下りてください。
きのこ栽培のところをさらに進み、山に入ります。 道迷いしやすいですので軌跡をたよりに、もみじ谷へと進みます。 最後の急斜面を注意して下りてください。
石尊山 もみじ谷駐車場へ帰ってきました。
やっぱり誰もいないようです。
お疲れさまー!
もみじ谷駐車場へ帰ってきました。 やっぱり誰もいないようです。 お疲れさまー!

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