活動データ
タイム
10:42
距離
13.2km
のぼり
1218m
くだり
1217m
活動詳細
すべて見る△石尊峰 2510.4m ◆基本データ 体力レベル■■■□□ 技術レベル■■■□□ ルーファイ■■□□□ 登攀難易度 1級上 ピッチグレード(III〜IV+級) コンディション 晴れ(強風) 山行形態 日帰り(車中にて前泊) 厳冬期アルパインフリーソロ 美濃戸→北沢→赤岳鉱泉→石尊稜→石尊峰→赤岳鉱泉→北沢→美濃戸 ▼詳細▼ 今週も八ヶ岳! 爆風の石尊稜 気温は先週よりやや低く、雪は増えていた ★アクセス 美濃戸までのダート道の凹凸が減って走りやすくなっていた ★駐車場 前日から入ると2000円だったのが、1500円に値下げしたようだ ●駐車場まで まだ雪もなく凍結も少ないので、美濃戸までノーマルタイヤでも問題ない マイナス1度、かなり暖かい ●北沢→赤岳鉱泉 6時くらいに鉱泉に到着 所々凍結箇所あり 避けて通れるが、チェーンスパイクがあると安心かも ●石尊稜取付きまで 鉱泉から中山乗越方面へ向かい、右に大きく曲がる場所に出たら、正面に見えるロープを潜る 左寄りに登って行くとガレ沢に出るので、詰めていけば眼前に壁が現れる そこが石尊稜取付き ●石尊稜 終了点はそれなりにある 核心と思しき壁にも残置があった 下部岸壁、雪稜、上部岸壁に分かれている スラブ+ルンゼ→雪稜→スラブ (下部岸壁) ↓ 長い雪稜 ↓ 凹角→ナイフリッジ+岩 (上部岸壁) ↓ スラブ→終了点 と言った感じだった ・スラブ+ルンゼ(III+級) 無雪期はルンゼが登れないので、スラブと垂壁を登ったが、今回は流石にルンゼを登った 左寄りに登っていけば登りやすいラインだと思われる ・雪稜(III−級) 今度は右上しながらナイフリッジと雪稜を登って行く ・スラブ(IV+〜V-級、5.6程度) ここらが下部岩壁にして核心ピッチ 斜度80度くらいの60mスラブ 最後がちょっとしたハング帯 スタンスもさることながら、ホールドもヤバい…ガバが皆無 夏は細かいボールドでも簡単だったが、グローブにアイゼンだと話にならない アックスがなかなか決まらなくて、苦労した ・長い雪稜(III−級) しばらくは雪稜が続く だんだん雪が深くなり、膝下くらいのラッセル そしてこの辺りから風が強くなってくる ・凹角(III級) ここから上部岸壁 出だしが案外悪い 一段上がればガバがあるので安心 ・ナイフリッジ+岩(IV-級、5.5程度) 上部岩壁、45m ナイフリッジなのに傾斜が強い 細い上に高度感あり こちらも下部岸壁程ではないが、ホールドが細かい箇所がある 足場も乏しく、なかなかに嫌らしい ・ルンゼ(III−級) 一枚岩を左に逸れて、ルンゼ登れば終わり ●石尊峰→下山 ついでに横岳でも踏んでおこうかと思ったが、ヘトヘトで行く気にならず… 稜線も風が吹き荒れてた 地蔵尾根から降りて赤岳鉱泉へ お約束のラーメンを食べて1時間くらいサボった ◆総評 相変わらず気温が高くてアプローチは暑いが、西壁は陽が当たらず、強風の為かなり寒い 手袋3枚重ねでも手の感覚が無くなる 夏は簡単だったが、冬は格段に難易度が上がる 難易度的には主稜より全然難しかった 赤岳主稜は夏も冬もあまり変わらなかったんだけどなぁ それと長い… 半分くらい登ってやっと隣に見える中山尾根の取付きと同じくらいの高さ 風は強かったが午前中は晴れてたので、景色は良かった 冬のスラブ恐るべし!
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