活動データ
タイム
04:34
距離
8.6km
のぼり
683m
くだり
684m
活動詳細
すべて見る《アプローチ》 自動車:1時間15分(金沢-東山いこいの森) 《登山コース》 9:06スタート地点-9:31登山口-11:00/11:45取立山(食事)-12:01取立平避難小屋-12:11こつぶり山-12:58大滝-13:19登山口-13:40スタート地点 《歩行時間》 登り=1時間54分、下り=1時間55分 今年最後になるであろう山行は、白山を拝みたくて取立山へ。午前7時40分に山仲間と金沢を出発。天気は晴朗だが、空気はキリリと冷たい。取立山山頂はおそらく氷点下だろう。国道157号線から東山いこいの森を通り、登山口へと向かう。途中から林道が凍結しており、僕の非力なFR車ではこれ以上進むのは無理と判断した。 8時55分、登山口よりかなり手前の路肩に車を止め、9時6分に林道を歩き始める。気温は0℃。数台の車が力強く僕らを追い越して行く。4WD車のパワーが羨ましい。 登山口の駐車場には十数台が止まっていた。駐車場の奥から登山道に入る。すぐに分岐があり、右の最短コースへ進む。うっすらと雪が積もった緩斜面を40分ほど歩くと、勾配が急になり雪量も増えてきた。数人とすれ違ったが、ツボ足の人もいればアイゼンを履いた人もいる。さらに約20分登ったところで、スノースパイクを装着する。 眺望が開け、白山山系の山々が姿を現す。11時ちょうど、取立山山頂(標高1,307m)に到達。真っ白に冠雪した白山が神々しく輝いている。雲の合間から別山も見える。その右に鉢伏山、大長山、そして烏岳。大勢の家臣を従えた王様のように、白山は格別の存在感を放っている。古代の人々が白山を信仰の対象とした気持ちがわかる気がする。 山頂の気温は-2℃。風はほとんどない。白山の威容を眺めながら、温かいシチューうどんで空腹を満たす。お湯を沸かし、具材(タマネギ、ニンジン、アスパラ、ブロッコリー、ソーセージ、うどん)とクリームシチューのルウを投入するだけの簡単山ご飯。雪山では絶品の高級料理となる。 さて、来た道を戻るか、大滝コースへ周回するか。こつぶり山方面から登ってきた人に登山道の状況を尋ねたところ、問題なく通れるとの返事。これで決まり。11時45分、大滝コースで下山を開始する。 ミズバショウの群生地として知られる取立平を通り、こつぶり山(同1,264m)へ。残念ながら白山は雲に隠れたが、越前大日山(越前甲山)がきれいに見える。眺望のいい尾根道を下り、沢をいくつか渡渉する。ロープの張られた急斜面を気をつけて下れば、右手に大滝が現れる。 午後1時19分、登山口に到着。登るときは十数台止まっていた車が2台しか残っていなかった。さらに林道を歩き、1時40分、スタート地点に帰還。帰宅途中に旧・白峰村に立ち寄り、志んさ本舗で名物の白山とち餅を購入する。さらに白峰温泉総湯の美肌の湯に浸かれば、登山の疲れも吹き飛ぶというものだ。
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