活動データ
タイム
04:28
距離
42.8km
のぼり
175m
くだり
175m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る第33回青島太平洋マラソン2019に参戦。 フルマラソンは人生6度目、今シーズン3本目。 青島太平洋マラソンは初参加。 ■目標 ①4時間10分(来年のSUB4挑戦権獲得) ②アオタイ名物の日向夏ゼリーGET(できれば飫肥天も食べる) ③トロピカルロードをトロピカルな気分で走る(波乗りジョニーを聴きながら) ■レースペース構想 序盤5キロ:渋滞にイライラしない。5キロを32分までOKの気持ちではいる 5キロ~25キロ:とばしすぎず、キロ5分50秒めどで。大きな筋肉ではしる。 25キロ~34キロ:まだ足を使わずにペースをおとさない。落ちてもキロ6分までで耐える 34キロ~:アンパンを食べて、海に出たら波乗りジョニーでペースをあげる! 36.9キロ~:日向夏ゼリー摂取後、LOVE2000でラストスパート。宮崎を感じて疾走ゴール ■総括 ネットタイムは、1ヵ月前の福岡マラソン(PB)から20秒遅れの4時間16分15秒。 目標タイムの4時間10分どころか、これまで5大会連続で続けてきた自己記録更新も途絶えた。 Eブロックのスタートと所々発生する狭い道で渋滞がきつかった。 しかしながら、福岡マラソンと比較すると、5キロ以降のラップタイムは全て上回っており、ラストスパートもできて、自分なりに頑張れたので後悔はない。 噂通りの高校生の熱い応援とサポート、トロピカルビーチの美しさ、おまけにゲストランナー谷川真理さんに話しかけられるという貴重な体験もできて記録よりも記憶に残る大会になった。 ■参戦記録 <前日~スタートまで> 前日は朝9時半くらいに福岡出発、自家用車で宮崎に向かい、4時間ほどで宮崎入り。 昼食は「めぐみうどん」でごぼう天うどんを食べた。宮崎のうどんは優しい味。 13時半にサンマリンスタジアム到着して前日受付。高校生からゼッケンなどをもらった。ステージでは講習会?のようなものがあっていて、当日の心構えや準備体操のやり方、コースの案内などが説明されており、大変参考になった。 受付後は宮崎神宮にいってお参り。いい走りができるように祈願した。 16時には宮崎第一ホテルにチェックイン。 ホテルの前に1000円CUTの床屋があったので、髪を切ってもらい、すっきりした。 夜ごはんは、カレーショップばんで「観音池ポークのメンチカツカレー」。 店内では地元民がアオタイの話題で盛り上がっていたが、自分が出場することは黙って食べた。 大変美味しかったが少々量が足りなかったので、カーボローディングデザートとしてホテルで「おはぎ」を食べた。 風呂とサウナにはいり、ホテルのフリードリンクサービスのビール・焼酎の誘惑に打ち勝ち、 22時半に就寝。しっかり温まってベットに入ったおかげで意外にすぐに寝ることができた。 朝は5時半に起床。なんだか頭が痛い。乾燥のせいだろうか。 ホテルの朝食は6時45分からで間に合わないので、用意していた朝食を摂る。メニューは、いつも通りパン、スープ、ヨーグルト、バナナ、野菜ジュース。朝食後、朝風呂へ。いったん筋肉をほぐす。やはり朝から湯船に浸かれるのはありがたい。ただし、右足脛の痛みは引いていない。明日から1週間休足するので、なんとか今日まで持ってくれ、と願う。 6時45分チェックアウト、宮崎大学の臨時駐車場へ向かった。 30分程度で宮崎大学へ到着。少々出遅れたかな、停められるかなと心配したが、 すんなり駐車できた。もう少し早ければバス乗り場の近くに停めることができただろう。 南駐車場にも車が入り始めていたので、停めるだけならたぶん7時半でも大丈夫そうだ。来年以降参加のときは、7時目途で駐車場入りすることにしよう。シャトルバスはすぐに来て、10分強で会場入りすることができた。 まずは自分の場所を確保せねば・・・ 初めての参加で勝手がわからないが、とりあえずスタジアム2階の通路へ。陽が当らないコンクリートにたくさんの人がブルーシートを敷いて陣取っている。どうせなら観客席を解放してくれればいいのにな、と思いつつ、柱の陰にスペースをみつけ、ソフトバンクのシートを敷いて準備を整えた。後から様子を見て気付いたが、駐車場脇の植樹されている芝生の方が暖かいし、ゴール後近いので便利そうだ。ただし、トイレはスタジアム2階が空いている。 さて、8時半になると整列開始のアナウンス。気温2度で寒いので、ダイソーで買ったレインコートを着用し早々に整列した。 人ごみに紛れると、熱気で寒さはさほど感じなくなった。 周りを観察したが、5時間レベルかな、という感じの恰好やふくらはぎの人が多かった。(最近たくさん大会に出ているので、足を見ればおおよそのレベルがわかるのだ!)私は予想タイム4時間25分で申し込んでいたが・・・アオタイ初参加なので信用されずにEブロックに放り込まれたかな、と邪推する。 そうこうしていると、遠くで開幕の挨拶らしき何かがごにょごにょ行われ、あっという間に時間は過ぎ、9時ジャストにスタートの号砲。花火もあがって今年のアオタイが開幕した。 <スタート~10キロまで> 号砲がなってから3分程でゆっくり列が動き出し、スタートラインをまたぐ。 時計が設置されていないので正確にわからなかったが、ロスタイムは5分ほど。意外にロスタイム少ないな、という感じ。スタートしてから外周をまわり、バイパスに向かって走りだす。 が、道は細く、とても抜かしたりすることはできない。最初の2キロは仕方ない、イライラしない!と思っていたが、とにかくペースがゆるく、まわりとも接触するため不快感が募る。最初の2キロは14分かかった。 2キロ過ぎ、バイパスに入る。ようやく混雑ともおさらば、、と思いきや、 周りのペースがあがらない。人混みをかいくぐるのは体力を消耗するので避けたいが、このペースではいくらなんでもマズイ・・・なるべく右側、それでも詰まっているので、急激なストップ&ゴーを抑えつつ少しづつ前にでる。段々体があたたまり、4キロ過ぎにレインコートを脱ぐ。ポンチョではなく前ボタン式のカッパだったので着脱が楽でよい。 しばらく腰に巻いて走ったが、走りにくかったので5キロ過ぎの給水地点のごみ箱に捨てた。100円とはいえ、使用時間わずか1時間ほど。なんとなく申し訳ない気もする。 5キロの通過タイムは約32分。想定ギリギリ。 5キロを過ぎると、少しづつバラけてきて、走りやすいというほどでもないが、なんとかペースは保てるようになった。当初5分50秒を目安としていたが、スタート時の遅れがあるので5分40秒~45秒で走った。 10キロ通過地点のタイムは、1時間0分32秒。スタートの遅れはなんとか挽回できたかな <10キロ~中間地点まで> バイパスをおり、市街地にはいる。応援が大きくなる。特に高校生の応援はどこもフレッシュで清々しい。小さな子供、家族連れ、クリスマスの恰好をしている人も多く、賑やかだった。 なるべく左側で応援を受けて走りたいところだが、宮崎市街の左車線はバスレーンのためか、 かなりのでこぼこ悪路。日頃河川敷の川べりを走って鍛えている私でもちょっと躊躇う。 まして今日はシンスプリントの影響もあり、序盤の足温存を考えて泣く泣く右側を走った。 市役所を過ぎると、こんどは県庁方面へ。道を4分割して走らせるコース? めちゃくちゃ狭い・・・・なんだこれは・・・ わざわざここを走らせる意味がわからない。距離調節? ガクンとペースが落ちてまたイライラしはじめる。 おまけに街路樹が茂っていて日陰で寒い。レインコート捨てたの失敗だったか? 気持ちが落ちかけたが、チアリーディングの応援を受けて、なんとか笑顔をとり戻す。 ということで1キロ強だろうか、謎の細い区間を通り抜け、再び宮崎神宮へ向けて北上する。 速いランナー達とどんどんすれ違う。C~Dブロックのランナーがサブ4ペースのようだった。 来年はあちら側にいたいものだ。 15キロ給水地点が最初の給食。黒糖をもらった。 16キロ過ぎにエネルギー補給でPITINゼリーウメ味を摂取。 ほどなく昨日お参りした宮崎神宮で折り返し。このあたりの観客は年齢層がやや高め。 ここからしばらく、たんたんと走る。18キロエイドではプチトマトをもらった。 マラソンではよくあるエイドだが、ここのトマトは甘くもなく普通のお味だった。 20キロ地点の通過タイムは1時間59分。 中間地点の通過タイムは2時間5分。 理想ではあと1分削りたかったが、ほぼ予定通り。 <中間地点~30キロまで> 中間地点を過ぎ、再びバイパスへ。バイパスは応援が少ない。左側1車線は車が通るのでなんか怖い。段々右足が痛くなってくる。昔はふくらはぎが攣る症状だったが、今は右足の脛通である。一度気になりだすとどんどん不安になる。 これで疲労骨折とかしたらいやだなあ・・・ペース落とそうかな・・・ 自己記録は厳しそうだから、SUB4.5に修正しようか・・・などと考えていたその時。 「あきらめたらそこで試合終了ですよ!」 と聞こえてきた。 早くも幻聴か? と思ったら、 すっと横に女性が近寄ってきて、 「あきらめたらそこで試合終了ですよ!」、「背中のこれはいいですね!」 と話しかけてきた。 こちらはきついところだったので、生返事したところ、 よくみたらゲストランナーの谷川真理さんだった! そのあとも、「これは声に出すといいですね!」とか 「みんなこれみてますよ!」とかおっしゃってくれたが、 突然のことであわあわしてしまい、わたしは「ありがとうございます」を4回ほど言うだけだった。せっかくだから私も福岡出身ですとか、写真撮るとかすればよかった。 谷川真理さんはやがてスッと前にでて走り去っていったが、なんだか元気をもらえた気がして、とりあえず自己記録更新を目指して粘ってみようと弱い気持ちを振り払った。 30キロ地点通過タイムは3時間0分25秒。福岡マラソンより20秒遅れくらいか。 まだ自己記録更新の可能性はある。 <30キロ~ゴールまで> 30キロを過ぎ、秘伝のコムレケアを摂取、一度運動公園まで戻ってくる。このゴール地点を通り過ぎるというのが精神的にやばいといわれるが、個人的にはシミュレーション済なので大丈夫だ。問題はくねくねと曲がる狭い走路の方だ。陽もあまりあたらないし。我慢してなんとか33キロのアンパンエイドへ到着。このエイドで気が緩み、少しゆっくりしてしまった。後から考えるとここが唯一の反省点である。 エイドを再出発し、34キロ過ぎ、やっと待望の海が見える! キター!!!! 予定通り、「波乗りジョニー」をスイッチオン。テンションMAXで一人だけ夏気分に突入。 やや狭い道だが、一人で快走モード。このあたりのレベルでは歩いている人も多く、正直いって邪魔だが、かいくぐって飛ばす。 あっという間にアオタイ最大のエイドポイント36.9キロ地点に到達。 飫肥天と日向夏ゼリーを食べる。慌てて食べたので味はよくわからない。 日向夏ゼリーは蓋があいてないものをお土産にと、ポッケにいれた。 そして折り返し、残りは5キロ。今度は正真正銘の海岸沿い側を走る。 ここで惜しげもなく「LOVE2000」を追加投入! どこに元気が残っていたのかわからないが、未知のパワーが満ち溢れ ぶっ飛ばす。海を見ながら疾走していると、嬉しくて泣けてきた。 今回も泣きながら寒いので鼻水も垂らしながら、にやにやして走った。 女子高生からみたらかなり変態のはずだが、サービス精神にあふれた高校生はひるむことなく?温かいくまモンコール・声援をくれたので手を振り返した。 そうこうしていると、40キロ地点通過。タイムは、4時間3分。 福岡マラソンより1分遅れか?厳しい。 だが「あきらめたらそこで試合終了」! 最後まで足をうごかす! スタジアム周辺に入ってもなかなかゴールがみえてこず、辛かったが なんとか最後まで走り切ってゴール。 ゴールした後、振り返ってきちんと一礼する余裕は残っていた。 タイムはガーミンでは4時間16分。誤差が30秒あれば自己記録更新。。。 <ゴール後> ゴールして立ち止ると、右足の痛みがひどい。これはやってしまったか? びっこを引く形でしか歩けない。疲労骨折してないだろうな・・・と思いながら、高校生にフィッシャータオルをかけてもらう。ついでに写真も撮ってもらった。 そして完走証を受領。記載タイムは・・・4時間16分15秒。自己記録に20秒届かず。ぐはあ。。 でもまあ、最後まであきらめずに頑張ったし、まあいいか・・・ 参加賞のマンゴーメロンパンを貰ってランナーズエリアを退場。 マラソン大会ではランナーへの豚汁とかゼンザイとかの振舞いがあるのが常だが、アオタイはそういうのはないようだ。ちょっと寂しい。ボード写真撮影スポットも、タイム表示されるものがない。スタッフもいなくて、おひとり様は写真撮影が難しそうだったので諦める。 足を引きづりながらスタジアム2階にもどり、上半身だけ着替え、早々にシャトルバスで駐車場へ。「きっちょううどん」に寄り、完走のご褒美に「スタミナうどん」でエネルギーを回復。 そのまま福岡まで4時間くらいかけて戻り、いつものジムで風呂にはいり、家でいつもの夕食(鍋)を食べて、いつものベットで眠り、非日常と日常を感じる幸せな一日は幕を閉じたのだった。
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