活動データ
タイム
08:58
距離
33.0km
のぼり
2723m
くだり
2706m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る久しぶりに高尾山を徘徊してきました。ひととおりコソコソと歩きましたが、やはり超ウルトラスーパーメジャールート、1ミクロンの心配もなくノコノコすることができました。思ったよりハイカーが少なかったような気がしますが、この時期だとあんなものなのかな?途中の茶屋もかなり休業中で、景信山と陣馬山(清水茶屋のみ)でヒッソリとハイカーを出迎えてくれていました。 前回ノコノコやらかした際、アキレス腱が鈍りきっておる事実が判明。少しずつジワジワと現役復帰させるため、大好きな高尾山をノコノコしつつ足の調子を見てみることにします。 と、いうことで本日も朝っぱらから電車に揺られ、高尾山口の駅に侵入します。うっかり寒さで早起きしてしまったのでまだ少々暗いな。ケーブルカー駅の前で朝食のおにぎりをムシャムシャやらかしながら明るくなるのを待ち、本日も元気に出発でs... いや、待てよ?どのルートを行こうか?いつも通り何も考えずに稲荷山コースに向かっていましたが、久しぶりだし別のルートも歩きたいなぁ... 「ん?全部行けばええやろ?」 Oh... かしこさ抜群... そうなのです、いつだって回答は単純なものなのです。イソイソとケーブルカー駅前に掲示してあるルートマップを確認、どうやら1~6号路+稲荷山ルート+陣馬山までの縦走路、となっておる模様。しかしここで「いや、俺には無理やろ、途中で泣いて帰るだけ、やめとけやめとけ」と、まったくもってその通りな声が頭に響きます。そうなのです、実は私は冷静な知性派だったのです。そんなこんなでいろいろ自分の中で言い訳を並べ、安心したところで超久しぶりの1号路から乗り込んでみることにします。まあ、現実的に1~6号路を回って気持ちよく帰宅し、メシ・酒・睡眠のしあわせセットでも堪能するのがええでしょう。 うーむ、さすがに人がおらん。ということでチンタラポンタラ歩いていても周囲の邪魔にならず、なかなかええ感じにアキレス腱の具合を確認できます。結果... こりゃあダメや、リハビリに5年くらいかかりそうやわ... まあ、それでもモソモソと歩いているとサル園とかが見えてきます。流れるように「♪ぽっぽっぽ~ さるぽっぽ~」と陽気な歌声を周囲に響かせていると、サル園からものすごい勢いでサルたちの抗議の声が上がります... そ、そんなに怒るほどか?とは思いましたが、そこは私も丹沢の英国紳士を目指す男、しっかりと脱帽し謝罪をしておきました。うーむ、ジェントルマン。 そのうち2、3、4号路の分岐(大きな門)に出てきます。よし、せっかくだから2号路に行ってみるか、と思いましたが道がわからん。「えっ、高尾山で道がわからんとかどういうことよ?」となるかもしれませんが、何か道中にある地図がデフォルメされすぎており、分岐点が正確にわからんのです。しかし、ここで頼りになるのが?そうYAMAP。地図をゴリゴリ拡大しチェック、どうやら3、4号路それぞれ少し進んだ先に2号路への分岐がある模様。いやあ、助かったわい、YAMAPがなかったら遭難するところでしたわ... そのまま4号路方面の坂を下り2号路に侵入、ぐるっと回って3号路への分岐に到着。ほんじゃあ今日は3号路で行きますかね、とそのまま元気に進みます。3号路を快適に歩き大きな道に合流、ここで左に上るところを間違えて右に下りコソコソとカムバック。そのまま山頂直下の水場までやってきました。「よーし、山頂はすぐそこ、それでは一気に...」気が付けば元気に4号路を下っていました。とてもふしぎ。 い、いや、だって、4号路と言えばあの吊り橋。せっかくなら渡りたいよね?そうだよね?そう、それがハイカーの本能、これは仕方がないのです。と、いうことでモソモソと坂を下り、お目当ての吊り橋をボインボインと渡ったら、再び2、3、4号路の分岐(大きな門)にでてきます。今度はそのまま門をくぐってノシノシワッショイと坂を上り、誰一人いない薬王院を見学しつつまたもや山頂手前(さっきうっかり4号路に進んでしまった分岐点)に出てきます。「よーし、山頂はすぐそこ、今度こそ一気に...」気が付けば元気に5号路を回っていました。やっぱりふしぎ。 い、いや、だって、もう1~4号路ときたら次は5号路だよね?ぼくわるくないもん。そうなのです、私はちっとも悪くないのです、「1~6号路」と、ついつい順番に辿ってみなくなるネーミングのルートがある、楽しい高尾山がすべて悪いのです。まあ、5号路はわりとアッサリ終わるので、そのまま再度山頂手前(さっきうっかり5号路に進んでしまった分岐点)に出てきます。今度こそ山頂へ向かう時が来たようです。頭中でエンディングテーマを流し、そのまま流れるように山頂に到着。えらいこと空いちょるな... 山頂標を悠々と激写し、トイレをお借りしたらいよいよ下山としゃれ込みます。 まあ、この流れなら下山は6号路ですわな。ここも超久しぶりですわい。...あれ?思ったよりアッサリと下山したな... こんなもんだったっけ?結局アキレス腱が伸びる前に到着してしまいましたが、まあ仕方がない。出発時点で決めたとおり、このまま電車に乗ってトンズr... 帰り道でうっかり「稲荷山ルート登山口」が視界に入ってしまいます。「いや、ダメなのです。今日は寒いしもう帰るのです。足の調子も戻らんし」と鋼の意思を発動し、ケーブルカー駅前のベンチで帰り支度、そして元気に稲荷山に向かってノコノコワッショイ歩いていました。ひじょうにふしぎ。 い、いや、だって、稲荷山ルートは大好きだし... ここまで来てスルーはないやろ... そうなのです、今回も私は悪くないのです、私の大好きなルートをしっかりと用意して待ち構えている、愉快な高尾山がすべて悪いのです。と、責任転嫁も無事に済んだところで元気に出発。うーん、やっぱりええなぁ、こりゃあええなぁ... 久しぶりの景観をゆっくり楽しみながら進み、気が付けば山頂直下の最後の階段まで来ていました。「うぉっ、危ねぇ!」。ついうっかりそのまま階段を上って高尾山の山頂に向かうところでしたが、よく考えれば今は下山中でした。つまりもう山頂にいくことはできないので、このままトンズr... 気が付けば紅葉台の景色をウキウキと堪能していました。ちょっぴりふしぎ。 い、いや、だって、ここまで来たらあの富士山を拝める素敵スポットは見逃せんでしょう。そうなのです、やっぱり私は悪くないのです、こんな気持ちの良い眺望をガッツリと用意して待ち構えている、ウキウキな高尾山がすべて悪いのです。今回もビシッと言い訳を並べ、そのまま下山としゃれ込みます。まあ、ここまで来たらあとは消化試合みたいなもんやろ、ついでだから陣馬まで行ってみるわいな、とノコノコ進みます。 ノンビリワッショイと歩を進め、少しずつ足も温まってきたようです。段々アキレス腱のツッパリを意識せずに歩けるようになってきました。... しかし、妙に人が少ないな... 寒いからかな?私はガッツリと着込んでおるため余裕綽々。のはずが、やっぱり手が寒い。何か妙に拳がむくんでおります。まともにグーが握れない感じ。「よし、ここでついに手袋... は出すのが面倒くせぇな、無視無視」とそのまま歩き、気が付けば陣馬山。ありゃまぁ、だ~れもおらん。ここでちょっと休憩し、これまた大好きな一ノ尾尾根コースで楽しく下山、そのまま藤野駅まで歩き、電車に乗ってトンズラしました。
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