活動データ
タイム
10:58
距離
17.1km
のぼり
1372m
くだり
1371m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る何故か水曜、木曜と連休になってしまいました。 こんな機会はそうそう無いので、カミさんのお許しを得て山小屋泊で平日登山に行ってきました。 行ったのはまだ行ったことがない北八ヶ岳の天狗岳です。 夏に一度泊まろうとして都合によりキャンセルした「黒百合ヒュッテ」を予約しました。 黒百合ヒュッテは通年営業なのでありがたいです。 コースは、 1日目:渋御殿湯駐車場→唐沢鉱泉→西尾根→西天狗岳→東天狗岳→黒百合ヒュッテ 2日目:黒百合ヒュッテ→にゅう→白駒池→高見石→賽の河原→渋御殿湯駐車場 登り始めて、西尾根第一展望台の手前でコンビニおにぎりでランチ。 そこまでは林の中なので風も弱かったのですけど、展望台から先はかなりの暴風。 また登山道もそこからかなり滑りやすく(雪、凍結)なってくるので、ここでハードシェル着て、チェーンスパイクを装着。 インナー、長袖ウェア、フリース、ハードシェルでちょうど良かったですね。 天狗岳山頂は氷点下10-15℃くらいで、風速10m近かったと思いますけど、寒さを感じることは無かったです。 路面についてもフカフカの積雪ではなくガチガチに凍った雪とアイスバーンなので、 チェーンスパイクで安心して歩けました。今回のコンディション、コースだと爪の大きいアイゼンより、チェーンの方が歩きやすいように思います。 ちなみに第一展望台の手前で降りてくる4人の登山客とすれ違いましたけど、今回の二日間に山の中で会った登山客はその4人だけでした。 流石平日(笑) 第一展望台、第二展望台と眺望ゼロです。 朝、駐車場に向かうまでは下界はスッキリと晴れていたんですけどねえ。。 で、山頂直下の岩場を登って西天狗岳に登頂。 360度の大展望を楽しみにしていたんですけど、360度真っ白でした。 長居しても仕方ないので、岩場を慎重に降りて東天狗岳に向かいます。 双耳峰である天狗岳の一方が晴れている訳もなく、東天狗岳山頂からもなんにも見えません。 天気が良かったら、根石岳にも足を伸ばそうと思っていたのですけど、やめました。 さっさと黒百合ヒュッテに向かってくつろぐ事にします。 カリカリと心地よい足音を立てながら黒百合ヒュッテに到着。 チェックインして、1階大広間のコタツでヌクヌクしました。 俺が到着したとき、一人が名物のビーフシチューを食べていました。 あとカップルがすでにコタツにはいってました。 今日は平日だし少ないな。 俺を入れて4人かな?って思ってたら、ビーフシチューさんは食べて少ししたら出発してしまいました。 宿泊客3人かあと思っていたら、カップルさんはどうやら黒百合ヒュッテの関係者っぽくて 晩ごはんを厨房内の台所でスタッフと一緒に食べていたので純粋な宿泊客ではなかったみたい。 という訳で、この日の純粋な宿泊客は俺一人だったようです。 晩ごはんも朝ごはんもコタツ独り占めでノンビリ。 寝るときも2階の大部屋に布団一組という贅沢っぷり。 ソロ登山を満喫しました(笑) 晩ごはん食べて、持ち込んだお酒飲んでいい気分になって、8時半の消灯と同時に就寝。 翌日6時からの朝ごはんに合わせて1階へ。 1時間以上前から目が覚めてしまったのですけど、スマホで時間つぶしてました。 ちなみに、黒百合ヒュッテはDocomoがアンテナ4本バリバリ入りました。 速度を測ったら下りで18Mbpsも出てました。 普通にiPhoneが使えたので、「いつものように」スマホいじって時間つぶしてました。 朝ごはん食べて準備してお礼して、7時半頃出発しました。 出発時に玄関脇の温度計みたら氷点下13℃でした。。さむー この日は晴れていたら昨日のリベンジで天狗岳に行きたかったのですけど、 中山峠から天狗岳方面に10分くらい歩いて見晴らしがいいところで天狗岳方面見たら上の方は雲の中。なので天狗岳は諦めてにゅうに向かいました。 にゅう方面も晴れていたわけではありませんが、天狗岳よりはマシかなというレベル。 そもそも、にゅうって何だろう?って思いながら歩いて、いざ着いてみたら 眺望のいい岩山なんですね。にゅうからはこれから行く白駒池もよく見えました。 にゅうをあとにして白駒池へ。 白駒池は2/3くらい凍結してました。そのうち全面凍結するんでしょうね。 白駒池ほとりから、さっきまでいたにゅうを見たかったので半周して青苔荘まで。 にゅうは見えましたけど、下から見るととんがり具合の少ないピークですね。 せっかくなので、青苔荘のキャンプサイトも見学しておきました。 ちなみに、青苔荘も白駒荘も休館でした。 白駒池をあとにして、次は高見石へ。 地味に登って高見石小屋へ到着。高見石小屋も休館でした。 慎重に高見石を登ってきました。高見石からも白駒池が見えましたね。 さあ、あとは渋御殿湯駐車場に向かうだけ。 賽の河原の大きな石に気を使って疲れましたけど、無事下山。 今回は平日二日間ということもあり、また初冬の北八ヶ岳ということもあり、 ほとんど人がいない山歩きを楽しめました。 俺の装備だと、厳冬期の雪山は行けないのですけど、 今回のようなコンディションだと安全に十分に登山を楽しめました。 眺望的には全くでしたけど、山歩き的にはとても楽しかったです。
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