活動データ
タイム
14:38
距離
16.7km
のぼり
1924m
くだり
1922m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るますます寒くなってきたので木々の中でテント泊できる所ないかな、と探して見つけた瑞牆山と金峰山に行ってきました。 八ヶ岳方面はまだ行ったことなく、運転距離長いからそんなに時間かからない登りで丁度いいなと思ってました。瑞牆山はその通りでしたが金峰山は夜明け前に登ったら爆風と低温でヒヤッとしました。ちょっと大変でしたがとても楽しめました。 登山口には大きな無料駐車場。そこから気持ちいい木立の中を1時間歩いて富士見平小屋に到着。ここにテントを張って2方向の山を登ります。途中に瑞牆山の独特な山容を眺められるいいスポットがありました。他の方のレポで小屋閉めについて書いてあったので覚悟していたとおり小屋は閉まっていました。水場は冬でも使えます。トイレを開放してくださってたのがありがたかったです。 テントを設営して軽くなった所で瑞牆山に出発。瑞牆山はコースタイムも2時間ほどと短いですがなかなか岩が多い山で、手も使って登る岩場を楽しめました。桃太郎岩や山頂近くのそびえ立つ縦長の岩などとても珍しい物も見れました。山頂からの眺めも良く冠雪した八ヶ岳、富士山、南アルプスがきれいに見えました。 しばらく景色を楽しんでから下山。テント場に戻ってゆっくりしました。自分以外のテントはありませんでしたが、夕方にちょっと寝ている間にもう一人きて張っていました。夜は多少底冷えしましたがそれほど寒くなく、よく寝られました。星がきれいに見えいくつか流れ星も見えました。流れ星見たの初めてかもしれません。 日の出が6時半なので早めに起きて、3時前に金峰山にスタートしました。寒いですが歩いてると問題ないぐらい。たまに鎖場もありますが気持ちよく登ります。グングン高度を稼いで稜線近くなると地図にもある危険ヶ所に。大きな岩を乗り越えたり崖の横を通ったりするぐらいでそれほどでしたが、岩に雪と氷が付いていて難易度アップ!さらに樹林帯を抜けてからは凍えそうな冷たい風が体に吹き付けてきます。相変わらず暗いままですし、それほど厳しくない岩場の下りも岩の隙間にたまった水が凍って難易度が上がってます。気をつければ問題ないですが慎重に進みました。 そんなコースを進んで寒いし神経使うし弱ったなーと思っていたらついに稜線に出ました。なかなか大きく富士山が見える!暗い中でシルエットだけを浮かばせて赤と黒に染まった富士山は最高にきれいで、疲れが吹き飛びました。ずっと見ていたかったのですが稜線だけあってとんでもない風が吹いてきました。冷たくて立っているとよろけるぐらいの強さ。写真は膝立ちで撮りましたがスマホが飛ばされそうでした。 山頂に向かいます。稜線の道がそれほど険しくなくて良かったです。地平線が少しずつオレンジになっていくのに少しあせりつつ慎重に登り、山頂に到着!日の出にも余裕持って間に合いました。山頂の五丈岩はすごい存在感で見事だし、富士山もきれいに見えて最高でした。しかし稜線は相変わらず爆風。撮影してるスマホがぶれるし、薄手のグローブしかないので指先がやばい感じの痛さになってます。稜線を外れて数メートル下に避難したらだいぶましになりました。持ってきたダウンを着込み、それでも寒いですが日の出を楽しみました。 下山はまだ風は強いのでルートを変えて金峰山小屋の方から。こちらの小屋も閉まっててトイレも使えませんでした。凍った岩場を慎重に下り、樹林帯に入った時にはほっとしました。行きはわかリませんでしたが途中の大日岩もかなりの迫力で見る価値ありました。 テント場についたらテントを片付けて下山。家まで帰る前に軽く車で仮眠しました。帰りは走ってて気持ちいい153号線で。久しぶりだけど大好きな道です。どちらの山も見所あって大満足でした。八ヶ岳あたりも行けるのわかったので、また行ってみます。
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