九州遠征 南に何を求めていくのか 屋久島へ 前編 11月12日発

2019.12.01(日) 日帰り

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先日の東北遠征から少しして、病院受診し、診断書を持って会社との面談。 まだ気持ちの整理はついてはいなかった。 あれから10日間だ。 会社からは、退職を考えるのはまだ早いと思う、今大きな決断はまだ早いと思う、10日間の休みでは短く、今回診断も受けているから、公休と有休を使って休んでいいことを言われた。 そうか、、休んでいいのか。 もう、面談の前から決めていたことがある。 もし、休みか退職となるなら、遠く届かない所まで行ってやる。 休みが決まってからすぐ、フェリーの予約をした。 その日の夜発、苫小牧から新潟行きのフェリーだ。 どうせならマイカーで、南の方まで、行ける所まで行く。そして、九州にある日本百名山を登っていく。 そうしよう。 何の計画も予約もない。 そうだ、あわよくば沖縄って行ってみたいな。 待てよ、屋久島に日本百名山あったな。。 パッキングをしながら、ビーチサンダルと海パンも準備をした。 フェリーに乗った時のワクワクといったら。。 自分の、探究心の限界と、マイカー走行の限界に挑む。 思い立ったら止まらない。 止められない。 家庭も仕事も自分も失った自分は、そう決意した。 フェリーは軽い揺れを続けながら、どんぶらこどんぶらこと。 船への耐性はあまり自信があるとは言えなかった。 ここでもその予感は的中した。 身体を起こすと、船酔いが始まる... ひたすら寝ているしかなかった。 新潟まで18時間の船旅。 少しは寝れたのだろうか。 13日昼、船内で食べた、タレカツ丼にやられた。 ただでさえ、身体を起こすと船酔いが始まる状態。 このカツ、、大変薄く、味も科学の力を総結集したような味付け、、重厚な油が船酔いを加速させていった。 ウップウップしながらも何とか完食。 食に疎い自分でも忘れられない一品となった。 そして、フェリーは新潟に到着。昼も深くなった時間帯からそう、限界レーシングは始まった。 目標、鹿児島 高速フルで18時間 下道フルで32時間 距離1000Km以上、、ははっ 異次元の距離だった。 今まで最高距離でも札幌知床の400Km弱が最高。 それを遥かに上回る道なる距離だった。 運転は嫌いではない。何とかなるだろう。 ワクワク感が遥かに勝っていた。 まずは下道で行ける所まで... ひたすら新潟県を走るが、とにかく交通量が多い。。北海道の何倍も何倍も車が走っている。 平日の日中ですよ。田んぼのど真ん中走っていて、この量とこのペース。。 ペースは上らなかった。3時間走って120Km弱ぐらいだったか。。 下道でこのペースでは限界だ。ETC割引が利く深夜までは下道で頑張ろう。 走って走って走り、0時過ぎにようやく高速へ。。 まだ新潟県だったんだろうな。滅茶苦茶新潟は広い。 2時くらいか、、眠気の限界を迎え、PAで仮眠。 14日朝7時くらいか、再スタートする。 まだ鹿児島まで相当な距離があった。だが、出来たら今日で九州入りは果たしておきたい。 高速限界レーシングスタート。 高速もとにかく交通量が多かった。とにかくトラックが多い。 物流の流れを感じつつ。 200Km走っては休憩。そして走る。 150Km走っては休憩、、神戸辺りで限界が来る。 まだ船旅のフワフワ感が抜けていなかった。疲労なのか、集中力の限界なのか、限界を迎えていた。。 が、ここから覚醒。ひた走る。岡山も抜け山口と。 15日未明に九州入り! 1日で800Km走ってやったぜ!! ざまあみろ! ここで本当に限界を迎え、北九州の道の駅で車中泊。。後から調べたら、色々と賑やかなところだったのですね。 仮眠を取り、翌朝再スタート。鹿児島まで300Kmぐらいか。 鹿児島からの進路を決める。沖縄というよりかは、、自分には登山。そして、屋久島?! フェリーある、く、車で行ける! 屋久島に決定。フェリーの予約を行うが、フェリー屋久島2は予約が一杯だった。 天気を見ると、16日には是が非でも屋久島に上陸したかった。15.16が天気かなり良さげで17日は曇り出してくる予想。 登山開始時刻はかなり遅くなるが、やむおえん、もう一つのフェリー、はいびすかすを利用しよう! 夜に出発して、種子島泊、翌朝屋久島に到着という、またもや長い乗船時間を要する便だ。 はいびすかす予約完了。鹿児島までひたすら車を走らせ、予定通りに到着。 やってやったぞ、、やれば出来る!!! 日本縦断してきたもんだ。 はいびすかす乗船。うん、貨物船を魔改造したような船だった。 心配だった船酔いもなく、静かに、ゆっくりと南下し、翌朝、屋久島に降り立った。。 後編に続く

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