活動データ
タイム
08:44
距離
13.0km
のぼり
1477m
くだり
1477m
活動詳細
すべて見るきっかけは今春、4月に雪が降ったこと。思わず白根に出かけ、湯元からトライしたが、踏み跡なく、踏み抜きひどく、時間オーバーで前白根で断念下山。春陽気で足裏の雪団子も高下駄状態まで成長。五色山経由で下山したが、最後の尾根から沢に下るところで、降り口が見つからず迷子にもなった。 リベンジ❗ 4時半車中泊起床。暗いうち、5時に出発。 スキー場の脇を登り始めると、スキー場から十数対の目が光る。 これだけたくさんいると熊ではない。目も小さい。 鹿だ。目の高さも鹿だ。これだけたくさんの鹿がこっちを見ている。 餌を求めてきたのだろうか。 人里との境を知っているのか、スキー場にこんなにたくさんいるなんて。 次の出会いは前白根直下。 スキー場から尾根までの急登は前回と異なり、道もわかる程度の雪の積もり。踏み跡も3人+犬程度あり。尾根まで上がると雪も増えてきて、アイゼン装着。前白根直前のピークで快晴をバックに奥白根登場。 さあ前白根、というところで緑のウェアと緑のテントが現れた。まだまだ人に会わないと思っていたので、人口の緑色にちょっと驚いた。 声をかけるとテントの中から旦那さんも顔を出す。気さくなご夫婦。錫ヶ岳に昨日行ったとのこと。ちょっとうらやましい。錫ヶ岳にも行きたいんだよな。今回も1割程度そっちに行きたい気持ちもあった。奥白根を見ると吹き飛んだけどね。テントはちょうど雪が溜まっているところに張ってあり、居心地良かっただろうと思う。 ps 2っこうは前白根と奥白根だよ。錫ヶ岳に行けば南アルプスに続き、白根3になれた。 前白根から下り、粉雪をけり散らかしながら小屋に向かうと、小屋の近くで反対から一人帰り道。無人小屋泊まりで、6時に登頂したとのこと。奥白根からの日の出はうらやましい。顔が日に焼けていて、よく山に行っている印象の人。 奥白根への登りは雪がだいぶ増えた。深いところで50㎝くらい。足跡はわざとかわからないが、道をそれる。ふわふわ雪なので、踏み跡ないところを登っていても雪は苦にならない。快適。途中で二人組を抜かしたが、他に人は少なかったのに、頂上付近でわらわらと人が出てくる。踏み跡の数からしてもおかしいので、きっと菅沼から登ったのだろう。 頂上でアイゼンを外して下山開始。頂上に雪はなく、あまり必要を感じなかったのもあるし、ちょっとツボ足チャレンジしたかったのもある。春山では新雪が多すぎて、アイゼンがいらなかったことへのある意味でのチャレンジでもある。結局、車のところまで降りれるには降りれたが、時間がかかった。やはり履いていたほうが良かったかも。奥白根からの下山は北側で氷があったことや、五色山からの尾根は前白根より雪が多かった。 尾根からの下りは迷うことなかった。なぜ春は迷ったのだろう。偶然あった人の「このあたりで降りる」という先入観だろうか。 沢に降りると丸裸にされた倒木があった。きっと鹿だろう。鹿もひもじい季節になったということか。
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