福百 え~!?まさかの麓山

2019.12.01(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 9
休憩時間
12
距離
5.7 km
のぼり / くだり
448 / 450 m
1 9
37

活動詳細

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日山を下山して通りに出た所で麓山登山口の看板があった。 ヤマップ地図に無いルートのようだ。 すぐ行けんじゃん、と思ったが看板の朽ち具合とルート表示無いのが怪しい。 普通に行こう。 ぐるりと西側へ。 農村部の狭い道を入るが間違える。 正解は青い小さな標識ではなく、ちゃんとした看板がある所。 極狭の道を進むと、小さなゴルフ場のような所の脇に滝への入口と駐車場がある。 しかしせいぜい3台ほど。 えー?ここ? ヤマップのP印、ここでいいのかな、ゴルフ場みたいな所に停めていいのかな。 まだ先に林道が続いている。 進むには不安だ。 ここに停めておこう。 準備して出発。 コンクリ林道は上に続いている。 駐車場からガレ沢のような大昔の廃林道みたいな道を進んで行く。 雰囲気のある道だなと。 しばらく進んだところでヤマップのルートではない事に気付く。 ん? え~、あの林道を歩けと? いやいや普通こっちでしょ。 とりあえず登って行く。 登り着いた所は林道に合流した。 軽トラが5台ほど道をふさいでいて、おっちゃん達が路肩を掃除している。 はーい、こんにちわー。 へー、ここまで車で来れるんですね。 あ~、山頂まで行けるよー。 え~、そうなんですか? でも結局、今日はこのように通れない訳だ。 林道を普通に登ってゆく。 分岐点を左に進む。 凍った池があり、その先に水場がある。 ヤマップ見ながら踏み跡をたどって尾根に進む。 あれ? 道が消える。 池に戻り、水場の先の別の踏み跡に進む。 しかしまた道が消える。 おかしいな。 ヤマップルートはこの尾根だ。 道は落ち葉に隠れてるのだろうか。 悩みつつ、とりあえず登る。 完全に人が通った気配は無い。 枝がバリバリ当たり足元はフカフカ。 よーく見ると木々の間を通る直線の獣道らしき動線がうっすら感じる。 たどってみるが道ではない。 ヤマップ赤線は外れてない。 周囲を見回しても道らしき形跡は無い。 え~、マジで? とにかく登るしかない。 道無き急坂を木々を避けつつ進む。 やがて藪の途切れたような所に出た。 いや、続いてる林道だ。 先に大きな鳥居と駐車場がある。 するとそこには4台ほどの軽トラと、4人のおっちゃんが。 あー?何だコイツ、ってガン見される。 林道の脇の藪からひょっこりはん。 あーんたどっから登ってきたのー。 いや、池の所から、道があると思って。 えー?あんたそりゃ大昔の道だぁー、そんな所を登る奴はいねぇよ~。 GPS使ってんのか~?でなきゃ遭難してんぞ~、低い山だからってナメてっとヤベェぞー? 等々、散々言われる。 ハーイ、ヤマップさーん。 道ありませんよー。 昨年の夏に遭難した津軽の袴腰岳も登山道ありませんよー。 ちゃんとして下さーい。 いや参った参った。 林道を進んで行く。 公衆便所があり、すぐに山頂広場。 誰か車で大きなアンテナ張って無線してる。 左手の高台に鳥居と石碑が見えるので登ると山頂に到着。 三角点と山名盤があり360°の展望。 那須、磐梯山、安達太良、更に遠く月山も見えるが、富士山は見えず。 こりゃ凄い展望だ。 寒いので下りて東屋で一休み。 何だよ、車でここまで来れるのかよ。 しかしね、朝日や昼食や夕日、夜は天体観測など一車線の急坂林道で対向車来たら終わりだ。 対向車の心配の無い夜中や雨の日なら行けるだろうが、この超絶展望がもったいない。 悩ましいところだ。 最悪なのがヤマップルートがおかしい事な。 林道をそのまま下山してみよう。 もういきなりだ。 山頂の下あたりの林道が赤線ルートに記載されてないし。 トコトコと下り、少し下った所から登ってきた変な道の東側にまっすぐなルートがある。 どこかなと見回したが見当たらない。 そのまま林道を下る。 池のあった分岐点を過ぎたところで件の東側のまっすぐなルートらしき道があった。 しかしだいぶ荒廃しているようだ。 ここもいづれ野に還るだろうか。 そんでヤマップルートそのままな。 駐車場には他に車は無し。 当たり前か、上まで行けるし。 山頂の手前ひょっこりした所に広い駐車場あるし。 もうヤマップルート全体がおかしい。 想定外の登山道、予想以上の大絶景。 まさかの連続となった山旅でした。

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